2008年06月30日

遠い思い出は蛍の季節の終わりと共に過去へと遠ざかり続けて私はココで生きていく。往く水無月は懐かしい人たちの追憶が時に痛くて安堵する、やあ文月よ、と。

 こんばんは、またまた1ヶ月の御無沙汰でした(決してわざとではないのだけれど、どうしてこんなに最近忙しくなってしまったかしらん。いや特に野暮用とかじゃなくて、本当にお仕事絡みのペーパーワークが増大してしまってそう遊んでるわけでもないのにどんどん雪だるま式にノルマが増えて行くので結構焦ってるワタシ)。 でもこうやってお会いすれば大丈夫、あなたのらっきーです(誰のだ!)。

 それにしてもこないだまで5月だったのに気がつけばもう6月すら終わりじゃないですか、このペースでいくと瞬きする間に年を取るようになりますね来年ぐらいには(^_^;)。 朝が来てまた夜になって、一日のぐるぐる回りはすぐ一週間、ひと月、一年の移り変わりになって周りの全てのものは初夏に瞬く蛍の淡い光みたいにゆらゆら揺れながら移ろいゆく、のでありましょう。 あぁ、その悠久の前では浦和レッズの敗戦など何の意味があるものかと(いやあるぞ、あるある騙されるな・笑)。

 唐突に私信ごめんなさいじゅびこさーん、8/23はワタクシお休みをもらって埼玉スタジアムの磐田戦に行けることになりましたー(^_^)/。 もうチケットも絶賛発売中なので、よろしかったらSOLD OUTの前に是非Webかコンビニかプレイガイド店頭でお求めくださいませ〜(ちなみに我々は奮発してS席アウェイ側をゲットしました。憧れのメインロアー、でございます噂の埼スタプリンは何時間前に到着しても入手不可能らしいので諦めてますが、その頃は絶好調であろう磐田を応援するじゅびこさんと相変わらずしぶとい強さの鹿好きダンナ様にお会いできるのを楽しみにお待ちしてますので是非いらしてくださいねー、迎撃準備は整ってますよん当方(^_^)v。

fresh_caramel.jpg 生キャラメル(知らなかった)。
 何だかなかなか手に入らないらしい、評判のお菓子なのだとか。 こないだ残業中に職場のマネージャーさんから1個だけおすそわけを貰ったので頂いてみたら口の中ですぅっととろけるようで、これはチョコレート味なのだけれど違うお味もあるらしい。 うん、確かに美味しかった(疲れてる時の甘いもの1かけら、というのは天国からの贈り物ではないかと思うほど有難いよねぇ)。


 それにしても私は昔から6月生まれのヒトに随分御縁があるんだよねぇ。 妙なところだけ記憶力がいいから気になる人の誕生日とか聞けば大抵ずっと覚えているのだけれど、今月は9月と並んでマイお誕生日リストの胸を刺す部門第1位、の月だ。 あ、ココ読んでくれてる人もいたんだっけそう言えば。 こないだ1年ぶりにおめでとうメールしたら返事が届いてあぁ生きてたって思ったさ(T君元気かーい?また暇があったら遊びにおいでー)。 年賀状すら出さないからなぁ、何だかお誕生日が存在確認の日、みたいな風習がある(笑)。

 そして実は今日は私が卒業前に仲良くしていたヒトのお誕生日、で。 だからちょっとだけ思い出話なんかを語ってしまおうか、と思うのだ。 別に取り立ててハンサムじゃなかったけど陸上が得意な人で長距離走とかあればヒーローで(高校時代は大会に出ていたとも聞いた)、なのに何故か大学時代はテニス部で、私の寮室はテニスコートに面してたから片想いだった頃は休日の練習時間に合わせてそうっと窓から覗いてたりしたっけ(告白して、お付き合いするようになってから聞いたんだけど実はバレバレだったらしい・そりゃそうかこっちが見えるなら向こうからも見えるわ、と後で気づく馬鹿さ加減よ)。

 とっても真面目で、とっても暖かいヒトだった。 良くも悪くもかに座でA型で(笑)、小器用じゃないけど努力家で聡明で、粘着質だけど分からずやじゃなくて、最初は硬いお付き合いだったけどお互いにペースがつかめてからは何だか居心地が良くて、全然性格が違ってたのに不思議と一緒に居てもぶつからなくて、穏やかで静かな時間が流れて楽しかった。 大きな試験を控えても呑気に遊んでる私を見かねて、ちゃんと勉強しなさいって注意してくれたっけ(あぁ有難う、今私が元気にこの仕事をしているのはあなたのおかげでもあるんだよ、と今更届かないお礼なんぞを言ってみる)。

 初めて下の名前で呼ばれた時のことを今でも覚えてる。 **ちゃん、でも**さん、でもなくて呼び捨てで、しかも少しだけ照れた感じで「…」を一泊前に置くように静かに発せられたその言葉は私の名前のようでいて、どこか他の国から湧いてきた知らない言葉のようでもあって。 とても新鮮な感覚だったのに、恥ずかしくて「うわ何だかお父さんに呼ばれてるみたい〜」って笑ってごまかしたっけ。 その後しばらくして慣れたけれど、それまでは何だか呼ばれる度にドキッとして、どんな愛の言葉よりも胸に響いてた。 言わなかったけど(笑)。

 狭い環境だったから我々が付き合ってたのは学校中の皆が知ってて、卒業パーティーでは指導教官すら悪乗りして我々を同じテーブルに配置してきて心密かにちきしょうって思ったっけ(互いの両親にはまだ紹介してなかったから、パーティー本番で立食形式のまま立ち話しつつ**さんとは親しくさせて頂いていていつもお世話になっているんですよ、っとか恥ずかしい御挨拶をする羽目になったっけ。同期の皆がニヤニヤしながら見てたんだあぁ今思い出しても顔から火・笑)。 卒業後すぐ強制的に旅行(とゆーか6週間泊まり込み卒後研修とゆーか)で福岡に飛ばされたんだけどその行きがけは2人であちこち寄りながら数日かけて旅をして、いろんな景色をみていろんな話をして、ひょっとしたら将来、なんてことも話してた。 青春だわねぇ(遠い目)。

 まぁ辛いその卒後研修も乗り切って試験にも合格して、働き始めたんだけど最初の1年は東京と埼玉に離れて行ったり来たり、してたら小さな事件も起こったりして少し揺れたけど結局まだ家庭を持つのは早いよねって諦めて、2年目はお互い自分の専攻で忙しくて、そうこうしているうちに我々の道が離れる時が来て。 ずいぶん迷惑をかけたしひどい事もした。 顔面を思いきり殴られるよりひどいと思った悪口も言われた。 でも2人真剣で本当に向き合って色々考えて、それで離れた。 彼はそのすぐ後に、一緒に仕事をしていた可愛い子と仲良くなったと聞いた。 同じ時期に全国へ散る同期の常で彼は南へ私は北へ異動が決まった頃、地方赴任に連れていきたいヒトができた、あの時は色々言ってごめん、今は感謝してる、と話しかけられたっけ。 申し訳なさに、別れてひとり自室に戻って少しだけ泣いたのを憶えてる。 彼は何も悪くなかったのに。 どこまでいいヒトだったのか、と改めて幸せを願ったのを昨日のことのように。 あぁ、青春だわねぇ(再び遠い目)。


 えー月イチ更新になってもまだまだやってます今日の、というか今夜の一曲。 私の数多い6月生まれの友人の一人が好きだったさだまさし、の切ない曲で、「風の篝火」というタイトルなんだけど昔ココでも私は風が好きって話と一緒にご紹介した記憶があるよ。 はかない別れを歌った歌詞はふわりと夢のようで、その最後に出てくるのが一面の蛍だからきっと季節はこの時期なのだろう。 私が彼と別れたのも水無月だった、そう言えば、と今頃になって思い出すのは多分、封印していた遠い記憶が本当に過去へと旅立っていく証拠なのだろう。 さようなら好きだったヒト、もう10年以上会っていないし次にいつ会える約束なんかもないけれどきっと今頃家族みんなで幸せに暮らしていると私は確信しているから。 良い夫で良い父で、良い顔をして今日も働いていると思えばそれが似つかわしいから。

 だからさようなら水無月、さようなら舞い飛ぶ蛍、さようなら私の遠い想い。 ひとつずつ棚の中を片付けていくようにそうっと薄いベールにくるんで思い出をしまい込もう。 そして目が覚めたら暑い暑い7月がやってくる。 梅雨の名残りと夏休みと、ラジオ体操と遅い夕焼けと往復書簡の文月が。 じゃぁね、次はもうちょっと早めに更新するのでまだまだ諦めずに覗きにきてくださいませ貴重な読者の皆々様がた、今夜のお相手はC調いやさ嬰C短調、ならっきーでしたっ♪ 季節の変わり目だけど風邪とかひかないでねー。 御清聴どもー。 そんじゃまた次の機会までばいばーい(…fade out)。 
posted by らっきー at 23:31| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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