2007年03月21日

未体験ゾーン。今年のACL(Asia Champions League)を戦う我々と川崎はチームもサポーターも楽しむ姿勢満載で何だか新鮮。

 こんばんは、何だか今日が何曜日で何の日なのか分からなくなりつつあるらっきーです(お彼岸の中日。そう言えば朝一番でお義母さまと3人、埼スタからそう遠からぬところにあるお寺さんまでお墓参りに行ってきたのだったよ)。
 良いお天気でお参り日和だったね(^_^)。 10時半から近所のファミレスでブランチにしては重たい食事を摂り(訳あってオージービーフを食べなければならなかったのだ)、またVitz君に乗って帰ってきた。 隣のスーパーで買出しをして戻ってきてもまだ正午過ぎ、何だか有効に時間を使ったなぁ、って感じだったよ。

 そんで「どうぶつの森」の本日分を終わらせつつヨソ様のサッカーを観る。 ウチらはACLだが他のJ1勢はナビスコカップ、あとJ2リーグ戦は普通通り行われているのだ。 13時からのヴェルディvsセレッソ@味スタ、前者はこのところの大量得点が一段落してやや息切れしてきたか、意外にもC大阪が(退場者を出したにも関わらず)うまく持ちこたえていたのだが結局PKを取られてジ・エンド。 大相撲風に言えば「まだ初日が出ない」セレッソだが、今日の出来を見ると相手次第ではそろそろ勝てそうな気がした(って後半は川崎の試合観てたからあんまり大きなことは言えないけど)。

 14時から等々力で行われたフロンターレvsバンコク・ユニバーシティ(ACL第2節)の中継を観た。 現在ウチらと川崎が戦ったら7割がた彼らが勝つだろう、と思うぐらいのチーム状況の違いだがACL仲間としては応援するしかあるまい。 最悪なのはどっちも一次リーグで敗退することなのでそれだけは避けたい(せめてキャツらだけでも行ってくれれば我々は来年後を追う)。
 どうせホームで格下を相手にボコスカ点を取る展開になるだろう、と思ったのでダンナと「何点も入ったら違う試合にチャンネルを変えよう」と言い合いながら観始める(^^;)。 いきなりバンコク大のチャンス。 おいおい、普通に攻めあがってくるチームじゃないのさ、こりゃ弱くないよ、と思っていたら前半の早い時間だってのに先制されてしまったw(゚o゚)w。 同じような形からの失点に「関塚監督悔しかろうなぁ」とヨソ事ながら思う。

 その後フロンターレにも数々のチャンスがやってきたのだがどうもバンコク大のキーパーが当たっているらしく悉く防がれる。 開幕戦の菅野(横浜FCのGK)を思い出したよ。 後半に入って相手に退場者が出たこともあってジュニーニョだ我那覇(交替で出てきた)だ、と散々攻め込むのだけれど最後の最後でダメ、あぁこのまま終わってしまったら心底ヤバい、とハラハラしていたら残り10分少々のところでゴール前を横切るボールが綺麗に相手DFに蹴りこまれてオウンゴールとなり川崎が追いついたのだった。 あぁ気を揉ませるなってのさ(というかタイリーグのレベルって結構高いんだねぇ、油断してたらアウェイでは更に苦戦するかもよ)、とこの辺まではまだ気分良くTV観てたのさ。

 16時になってコンサドーレvsベルマーレにチャンネルを合わせる。 同時にナビスコ杯予選リーグの神戸vs千葉というカードの中継もやっていたのだけれどやっぱり真剣勝負度ではJ2でしょう・とこちらに決定。 あたしゃ今年の札幌にはちょっと期待している、というのも現実的かつ理論派監督である三浦俊也氏が大宮から就任してきたからである(元々大宮アルディージャを超J2レベルまで引き上げた功績は大きい。J1で苦労していたのは選手層経営状態観客数入場料収入なんかを考えれば仕方ないとも言える)。 大宮時代にはいつもスーツを着てピシッと髭剃って優等生的なコメントとスマートな指揮を見せるイメージだったのだが、今年コンサドーレに来てからの三浦さんには正直驚いたよ。 髭ボーボーでワイルドな雰囲気で大声張り上げて選手に怒鳴るようなヒトには見えなかったもんなぁ、ある意味コンサがどう変わるか楽しみでならない(序盤成績不調でも解任しないでよね、まさかとは思うけど)。

 後半は夕食の支度をしながら観てたので細部までは分からないけど、青野さんことブルーノ・クアドロス(C大阪時代が印象に残る)が来てたんだねぇ、湘南のジャーンといいJ2にもタレントが揃う時代になったものだ(まぁセレッソに居ても今年はJ2なわけだが)。 湘南には昔懐かしいアジエルも移籍してきて、彼が居なければ我々は2000年にJ1復帰できなかったのだが(2v−1で勝利した1点目が彼の得点だった)、今日の試合でも流石の動きを見せていたよ。 スコアレスドローでも見ごたえのある良いゲームだったと思う(どっちも残念だっただろうけど)。

 さて17:55、いよいよ我らが浦和レッズのACLアウェイ戦デビューである。 相手はシドニーFC(オセアニア圏で王者となり出場した一昨年の世界クラブ選手権でKINGカズが短期間移籍していたことで日本でも知られるようになった)。 オージースタジアム、というベタな名前のスタジアムのアウェイゴール裏に固まった赤い集団は1000人以上いただろうか、大旗やゲーフラまで持ち込んで予想以上の応援ぶりである。 いつもご苦労様ですm(_ _)m。
 シドニーFCのホームユニフォームは水色に黒がアクセントでフロンターレを彷彿とさせる(後で調べたところでは水色と紺らしい)。 平日(だよなぁオーストラリアは)の夜8時(現地時間)のキックオフということで満員ではないもののそこそこの入りを見せた観客席が声援に沸く中で試合開始。 あぁ、ついにここまで来たんだなぁ、とか第1戦のホームではあまり感じなかった思いが胸中を去来したりして。

 …ええ、開始1分足らずで失点するまでは感激してましたとも(怒)。

 正直、最初の25分は観ているのが辛かった。 今年早々ゼロックス杯でガンバに0−4と完敗した時にもこれほど恐ろしい気持ちになったことは無かったほどだ。 立ち上がり、驚異的な集中力と運動量でガンガン攻めあがってきたシドニーの選手相手に、ウチの子たちはただ闇雲に走ってボールをカットしようと空しい努力をしていただけのようにも見えた。 肝を潰すシーンのオンパレードにTVから目を背けたくなったりそんな自分を叱咤したりしながら観ていた。 ポゼッションは多分80−20ぐらいだっただろう(いやマジで)。

 相手は体格がデカイ。 それは事前の知識で知ってはいたけれど、こちらがボールを持つとガツガツ当たりに来る。 Jではフィジカルの強さでほぼ誰も寄せ付けないワシントンが長身DF数人に囲まれてチェックを受け、ボールを掻っ攫われる場面が多々あって嘆息。 闘莉王も浮き足立っている。 最終局面でのネネの守りはやはり少し怖い。 暢久にもいつもの余裕が無い。 坪井はすっかり裏を取られてしまっている。 審判の判定にも何度か納得がいかない(あの疑惑のPK以外にもオフサイド?とか色々あったぞ、あと)。

 しかし今日の試合のターニングポイントは長谷部の復帰だったね。 ネネが負傷したせいで計算より早く入らざるを得なかったのかもしれないが、とにかく彼のおかげ(というか彼を入れたことによるフォーメーションの変化のおかげ)でチームは救われたよ。 ほんと、それまでは全アジアどころか全世界に恥を晒しにACLに参戦したんじゃないかと背筋に冷や汗だったから(誇張ではない。本当にダメダメだったよ浦和)。
 さっきまであんなに速く強く連携が良かったように思えたシドニーFCがようやく普通のチームに見えてきた。 あぁ助かった、ようやく普通のサッカーの試合を観ている気分になれたよ(>_<)。

 そしてポンテの同点弾がグラウンダーの鋭い弾道で倒れこんだキーパーの手の先をすり抜けゴール左下隅に突き刺さった時、初めてアウェイを楽しめる気分になった。 現金なものだ、現地サポーターの声が途端に大きく聞こえ始める。 心に愛がなければ見れども観えず聞けども聴こえず、だ(少し違う・笑)。
 2−1でハーフタイム。 オジェックはどう修正するだろう、ギドなら選手を怒鳴り飛ばしてるんだろうけど、とか思いながら後半開始を待つ。 何だか普通のJの試合よりドキドキするのはやはり、このグループの大本命相手に勝ち点を取れなければかなり苦しくなると分かっているからだと思う。

 後半。 またまたシドニーFCが全力で攻めてきて前半の再現になったらどうしよう、元の寝ぼけたチームに戻っていたらどうしよう、と心配しながら観始めたのだがどうやら杞憂であったらしい。 あべゆこと阿部ちゃんは中盤にいると何していいか分からないみたいだけど後ろで守ってれば鉄壁、ポンテは相変わらず神様のようなボールコントロール、シトンは監督に何言われたか知らないけど過剰にキレることもなく黙々と相手DFを引きずって走り続け、長谷部は魅惑の配球や確かなパスカットを見せる。 いつもの、とまでは言わなくても見慣れた浦和レッズの試合風景である(本当に安心)。

 それでシドニーはどうしたんだろう、急に運動量が落ちてきた気がした。 体格差や激しい当たりは変わらないのだけれど、不思議とボールがキープできるようになったのはやはり積極的な姿勢が少し影を潜めたからだろうか。 前半最初とは対照的に、またまた画面の右側でばかりボールが回っている。 優れたチーム同士の競演とは言い難いけれど、少なくとも観ていて面白い。
 これがACLなのか。 海外の(そこそこ)強いクラブチームと真剣勝負を繰り広げる我々の闘士は他のJチームの選手で構成された日本代表ではなく、100%浦和レッズなのだ。 シトンやポンテや(交替しちゃったとは言え)ネネと一緒に海外で戦える、その幸せ。 目の前で戦う選手たちの全員を何の遠慮も躊躇も無しに応援できる、その素晴らしさ。 もしこれが去年まで我々が揶揄半分に「罰ゲーム」と呼んでいたものの正体だとしたら、何という間違いを我々は自らに課していたことか。 負けたくない。 ただ、負けたくない。

 0−2から追いついたことが無いわけじゃない(ついでに言えば、ついこの間逆も経験した・笑)。 強く願って努力すれば、この流れならきっと、とは言わなくてももしかしたら、ひょっとして、多分。 応援の声が聞こえる。 明らかに増えてきた我々のチャンスに大声で叫んだり拳を握り締めたりしながら画面を見つめる。 祈りながら、見つめる。
 だから決して偶然ではない、相手キーパーがキャッチしようとしたボールをファンブルして、DFと軽く交錯する間にその球が永井の足元に転がってきたのは。 咄嗟に左足を出した彼の反応の速さも。 一気に盛り上がる赤いゴール裏もアタマを抱えるブランコ監督も。 アウダイールとジーダが衝突して「マイアミの奇跡」が起こった時ほど不運ではなかったが、多分今夜は悔しさで眠れないだろうGKボルトンも。

 一番嬉しかったのはその後試合が終わるまでずっと、浦和の選手達に「このままでは終わらない、勝って帰るんだ」という強い意志が感じられたこと。 何故か途中交替させられたキャプテン山田暢久(何故だろう、体調不良とかかしらん・とウチでは話してたけど)に換わって出てきたバカ川さんこと平川選手は無情にも厳しいタックルを受けて倒れこんだ時に足首を捻ったらしく20分余で再びピッチを後にせざるを得なかったけれど、最後の交代要員として出てきたモエたんことDF細貝萌(はじめ)選手は自らの経験の少なさを度胸でカバーして相手に追加点を与えなかった。 GK都築は最初の失点とPKのシーンこそ我を忘れていたものの、その後はしっかり集中してペナルティエリアすぐ外側からのFKをパンチングで防いだり危なげないクリアをしたり、と働いていた。 何度かピンチは迎えるのだがそこは去年散々水際で守りきった実績がモノを言った(嬉しいような困るような)。

 いける、何とかあと1点、と思ったのだけれど、事実追いついた後はほとんどこちらのペースだったのだけれど、残念ながら伸二のルーレットもシトンのシュートもあべゆのタッチラインぎりぎりまでの持ち上がり(シュートはサイドネットだった)も実らず試合はそのまま2−2で引き分け。 ここで逆転できるようになれば真の強豪なんだろうけどねぇ(それはまだ無理か)。
 試合中に3バックを諦めて4バックを指示したオジェックに、選手が何とか対応して曲がりなりにも最低限の結果を出した、そんな試合だった気がする。 いや観てて面白かった、それが私にとっては一番だけど(もちろん惜敗よりはつまらなくても勝てれば予選リーグはそれで良いのだけれど)。 

 …というわけでまたフロンターレと同じ結果でお付き合いしてしまったよ(開幕以来Jリーグ3節とACL2節、計3勝2分けと毎回同じ結果に終わっているのだ。何だか象徴的)。 とゆーかホント、今になってようやく言えるけど負けなくて良かった! シドニーFCの選手やサポーターにもある程度は認めてもらえる試合ができたと思うし、現地まで行った熱心な浦和サポーターの評価はオーストラリアでの小さな国際交流も生んだらしく、お高いレプリカユニフォームを交換で置いてきたヒトの写真がJ's Goalに載っていたよ。 もう何でも楽しみ尽くしてやろう、というその姿勢は今までACLを戦ってきたJのチームより少しだけ我々(特にサポーター)と川崎(特にチーム自体)に強く現れていて、だから外から見ても特別面白そうに見えるのだろう。 ナビスコ杯だって獲ってみたらいいタイトルだったよねぇ(思い出す3年前)。

 さてもう気持ちのバッファーが一杯いっぱいなので今夜はこの辺で。 今日の一曲は付け足し程度のように思われるかもしれないけど実は結構真剣にRod Stewartの"Sailing"で。 浦和レッズの公式チーム応援歌「We Are Diamonds」は彼公認(ちゃんと作曲者に許可を貰っている)でこの曲を替え歌にしたものである。 魂の入った勝ち試合や大事な試合の後に歌われるこのメロディーを耳にするといつも、少しだけ涙腺が弱くなるのを感じる。 元々の歌詞も綺麗で大好きだけれど、そういうわけでこの曲は私にとって特別なものだ。 とだけ言っておいて今夜はおやすみなさい、明日も忙しいお仕事の予定だよ(そういえば常勤A氏が昨日急に激しい頭痛を訴えて午後CTを撮りに行ったのだがどうやら大丈夫だったらしい。どう考えても原因はストレスだよねぇ、と皆で話しているところ。まぁ大事でなくて良かった)。 それではまた〜♪
posted by らっきー at 23:56| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
レッズ
負けなくてヨカッタヨカッタ。
Posted by 村人 at 2007年03月22日 09:02
 なんだか熱いですねぇ(^^;)
 さすがです(笑)

 話変わりますが、うちもファンタジーサッカー!
 結果はジュビロ主体にしたのですがキーパーは川口出ないと思って、菅野(横浜FCのGK)にしたら失敗しました。でも鈴木 秀人 をキャプテンにしといたので79P獲得しました。ここでも鹿君に勝ってしまい(−−)フォローがなかなか大変です(笑)

Posted by じゅべこ at 2007年03月22日 22:25
.
>>村人さん:

 あっ、お久しぶりですm(_ _)m。お元気でいらっしゃいましたか?
 本当に負けなくて良かった、というのが冷静な視点です。しかしマスコミや他チームサポーターの方々には「よく追いついた、感動した」という視点もアリみたいで複雑です。そこまで無理に持ち上げてくれなくても、と(笑)。
 もちろんホームのシドニー戦には勝ちます。何を隠そうさっそくチケットを買ってきました(水曜ナイトゲーム)。応援しなきゃ!


>>じゅべこさん:

 いやぁ、熱いというか前半最初は極寒でした(>_<)。このまま敗退決定どころか末代までの恥晒しだー!・みたいな(本当)。

 あ、ファンタジーサッカーお試し頂いたのですね(^_^)。嬉しいです。結構面白いですよね?
 ウチも夫婦それぞれやってますが、ダンナは会社用と自宅用のメールアドレスで別アカウントを持っているので手堅いチームとネタチームを作っています。私は例年彼の2チームの中間ぐらいの成績を挙げるのですが、今年は第1、2節で頑張ったのでまだ少しリードしてます(今節は負けちゃいました)。

 本文で報告するのを忘れてしまったのでついでにココで。今節は97fpでした(清水のチョ・ジェジンで失敗)。磐田からは西くんを選んだら若干ブレーキでした。資金と前評判と新戦力情報なんかの間で悩むのがまた楽しいのですが…。

 大変参考になるサイトをご紹介しておきますね。ただし、頼りすぎには要注意(案外ハズします・笑)。
http://soccer.sub.jp/
Posted by らっきー(代表戦TV観戦中) at 2007年03月24日 19:54
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