2007年06月28日

さよならは再び逢うまでの遠い約束、ではなくてやっぱり別れの言葉。足掛け10数年お世話になった職場を辞めて進むその先は楽園か、それとも?

 こんばんは、相変わらず暑いですが皆さま如何お過ごしでしょうか。 タオル巻いたお友達、というか正確には白元のアイスノン、 を寝巻きの背中に突っ込みつつ睡魔と闘うらっきー(目指せ連勝)です。  素直に冷房入れればいいのかもしれないけどダンナも扇風機だけで頑張ってるし、まぁあたしゃこれアップしたら寝るだけだから… と思ったんだけど考えたら今日はのだめカンタービレ(TVアニメ)の最終回じゃないか、 ヤバい美容と健康のためとっとと寝て明日録画を観るべきか、 せっかくなので起きてて彼と感動を分かち合いつつついでにコマネチ大学数学科まで観るべきか、悩む(^_^;)。

CIMG3590 CIMG3593 今そこにある花束。 正確にはもう花瓶に活けちゃったので束じゃないんだけど。
 比較のためにマイ携帯電話(auのINFOBAR。ストレートケータイだから縦に長いよ)を近くに置いて撮影してみた。  右側は家中探して出てきた花瓶に活けたところ。 ピンクを基調に、 花弁が赤く縁取られている小さめのバラとシンプルな百合とそのグリーンの蕾と、 彩りに添えられている硬い濃緑色の葉っぱのコントラストが見事だ。 全体にカスミソウがぽわぽわっと柔らかい雰囲気を添え、 濃い茶褐色のクレープペーパーとセロファンをきゅっとまとめた深い赤紫色のリボンの花形も素敵で、 如何に田舎の花屋で求めたとはいえ結構な花束である。 本当はもっとちゃんと配置すればいいんだろうけど適当に花瓶に突っ込んだだけだ。  絵心なくてごめん(^^;)。

 何故花束か・というと今日はワタシの今の職場での最終日だったのだ。  世界一美味しいラスクで有名な麦工房の4種類詰め合わせセット大箱と同僚用にガーリック味ラスクのバラ入り袋を持って出勤し、 まず我々の休憩室のテーブルの上にガーリックラスクを置いておく(最近皆ダイエットや健康にうるさいので、 甘いものを置いても食べてもらえないことが多い。なのでお土産はいつもわざわざ甘くないおせんべいやスナックを選ぶことにしている)。  事務さんには大箱の中から1種類おすそ分けして挨拶。 残り3種類はスタッフの子たちで食べてもらおうと「お世話になりましたメモ」 を書いて箱に入れて用意万端。 蓋を閉め、帰りに渡すつもりで離れた机の上に置いといたのに、 (自分はダイエットダイエットとあまり食べないのに暇さえあれば周囲に甘いものをすすめたがることで有名な) 常勤A氏が昼休みに見つけたらしく、昼食から戻ってきてみたらプレーン味の外袋が開けられて中央のテーブルの上に移動していた!  うわヤバい、盗られてる(スタッフは結構な数が居るので足りなくなりそうなのだ)。
 既に周りの人々の前に1つずつ個包装の小袋が置いてあり、直接観たわけではないけれど絶対にA氏の仕業だと思う。  「これ2階の人たちの分ですから」とちゃんと言わなかったのが悪かったんだけど、 まさか閉めた箱をわざわざ開けて中にあった彼女たちへのメッセージを読んで自分達宛てだと勘違いするだろうなんて思わないんだもの(>_<)。  仕方が無いのでそしらぬ顔をしてそのまま昼休みを過ごし、 A氏が仕事に立った隙にプレーン味の袋と残りの中身を回収して元の箱に入れて隅っこの机に置いて上に自分の手帳を乗せておいたよ(^^;)。

 午前もそれほど忙しくなかったけど午後は輪をかけて暇、 というか多分ココで働いた何千何百日の中で10本の指に入るぐらい暇だったのでA氏に見つかる前に2階へ持っていってお局様に挨拶してきた。  お世話になりました、と頭を下げると彼女が「ちょっと待ってて下さいね」と奥へ消え、 数分後に戻ってきた時手にしていたのがさっきの花束だった。 周りの子たちもニコニコしている。
 …不覚にも涙が出るところだった。 これは感動的なシーンではない、 私はワガママを言ってこの人手不足の中を見捨てるように去って行くのだ、 自分の杓子定規さに現状が合わないと勝手に耐えられなくなってしまっただけだ、泣ける立場じゃない・ と心の声が聞こえたのでようやく我に返った。 にっこり笑ってそこにいた人々に挨拶し、休憩室に戻ってきて残りわずかな荷物をまとめ、 ちょっとだけ仕事に呼ばれたけれど結局定時前に終了した。 今日来てたバイトの同僚さん達にも挨拶をし、 最後に玄関で守衛さんに挨拶して全てが終わった。 クルマ通勤も今日限り(の予定。例外はあるだろうけど今後は基本的に電車だ) なので近所のガソリンスタンドで満タンにし、いつもの道を走って戻りながら何だかあっけなかったな、などと考えている。

 多分最初にこの職場に来た時、ワタシは社会に出てまだ2年目ぐらいでおっかなびっくりだった。  こんなに大きく綺麗な建物じゃなくて、お客さんもスタッフも今ほど多くなくて、夜の仕事はのんびりとおしゃべりやお茶と共に過ぎていった。  途中ブランクは挟むけれど、少しずつ働く機会が増えてきて、毎週になって、 前の職場を辞める時にボスが声をかけてくれて正式に王国入りしたんだった(私はここを王国に例えたスタッフの子の言葉を忘れない。 家内制手工業というかファミリーというか、それはピラミッド型ではなくボスを中心に円形に広がっていく労働集団だ。  私事とお喋りと報告という名の密告とで情報はボトムアップ、勤務や行事の予定は大抵突然で直前にトップダウン、 そんな組織は少人数の時こそ最強だけれど、大きくなればどうしたって互いに目が届かなくなる。 根拠の無い推測が囁かれるようになったら、 職能集団としてのデリカシーを理解できない人が増えたら出て行こう、そう思ってやってきた。 自分のことは棚に上げて。 そして今日、 思い叶ってワタシはここを去る。 Happy?(「満足かい?」ぐらいの意。自問だ)

 とてもたくさんのことを学ばせてもらった。 ココで働かなかったら、私に次は無かったかもしれない。 今でも最初の職場で何となく、 自由時間を持て余して(あるいは大学のしがらみに捕らわれて)働いていたかもしれない。 ボスの無計画性は置いといて、 過去の姿勢についてはとても尊敬できたから4年近くも常勤で居られた。  その感謝は明日開いてくれることになっている送別会でちゃんと真っ直ぐに述べなくては、と思っているところ。  辞める理由とソレは関係ない。 辞めること自体ではなく、次に何をするかが目的なのだ・と思っている。 恩知らずにはなるな、 と母にも電話で報告した時に釘を刺された(大丈夫だ、と真面目に話したけれど)。 だからもう一度、ありがとう、と心の中で皆に言う。  しばらくは会わないけれど、ひょっとしてまたいつか。 心に余裕ができたなら。

 今夜の一曲はPhil Collinsの"Another Day In Paradise"。 現代Popsに「楽園」が登場するとき、 それは多かれ少なかれ逆説的であるのだが(と勝手に私は思っている)、結局楽園を作るのは造物主でも雇い主だけでもなく、 そこに足を踏み入れる全ての人なのだ。 2人であるなら背景込みでそれなりに、 大勢ならば心は同じ方向を向き頭と手先はそれぞれ自分の役割分担をして。
 その結果出来上がったものを彼らは楽園と呼ぶのだ。 私が今日挨拶をして辞去した楽園は今後私抜きで存在し続ける。  そしていくらか力を溜めたワタシが次の職場で手伝ううちにそこに新しい楽園が見えてくる。 そう、思っている。

 …あーでも実際は保険だ年金だ所属支部移動だ会誌送付先変更だと色々具体的かつ散文的に面倒なんだけどさ(^^;)。  何しろ世間の常識に疎いので、少し時間があるうちに色々やっておかないといけなかろう。 来月、 というか来週頭には銀座のマドンナのお店に伺って見学と手続きと説明に半日費やす予定なのでドキドキである。  実はよんどころない事情により吉祥寺への通勤経路なんてのも調べてるんだけどその話はまたいずれ(^_^)。
 それでは今夜はこの辺で。 ♪〜あの楽園は もう消えたけど 今もここに朝は来る…と歌われる平井堅「楽園」が「失・楽園」あるいは「脱・ 楽園」である話は前にもちょこっと書いた気がする。 ただそれはワタシから見てそう思えるだけで、 当事者に言わせりゃそんなことはどうでもいいのだ。 あーちゃんと落ちないけど今日は柄にもなく感傷的なのでまぜこぜのままさようなら。  明日はスポーツクラブと部屋の片付けとピアノ練習と送別会の予定っp(^_^)q。 おやすみなさーい。

posted by らっきー at 23:53| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 らっきーさん お疲れ様でした! 

 王国☆たしかに、そんな感じですね(>、<)裸の王様がいる王国ですね。 私はお世話になった6年間を振り返れば、とても勉強になったと思う気持ちとついていけないと思う気持ちが半々です。あの頃は月曜日にらっきーさんと会うのが楽しみでしたが、今は・・・・今晩の試合の応援頑張ります(^^)/ 
 蒸し暑い日が続いておりますが、ゆっくり休んでくださいねm(_ _)m またスタジアムでお会いしましょう♪ 
Posted by じゅべナナこ at 2007年06月30日 17:15
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