2007年12月03日

天は祈る者を受け入れ、自ら助くるものを助く。せいぜいお笑いなさい、叫びなさい、どこをどう見たってあなた方の負けなのですから…嗚呼、再び我ら行くや茨の道。

 茨城の道…ならそれは鹿島アントラーズなのだけれど(違う)。 ちきしょー、優勝おめでとう10冠目おめでとうってんだ、ふんっ(^_^;)。 とこんばんは、大丈夫生きてます・ならっきーです。


 今夜は昔話から始めてみようかな。 昔々、多分小学校高学年だったと思うんだけどもう定かではない大昔のこと。 仲の良かった女の子の友達が2人居て、いつも3人で遊んでいたものだったよ。 便宜上、彼女たちの名前をしょうこちゃんとさとみちゃん、と呼ぶことにしよう。
 さとみちゃんはショートカットで素直な可愛らしさを持つ明るい子で性格も大人しくて私と大の仲良しだった。 しょうこちゃんはお父さんが当時ウチの近所にあったちょっと特殊な施設で働いてて(多分公務員、だよなぁ)、お下げ髪の勝気っぽいおしゃまさん。 昔のワタシは既にぽっちゃりさんだったけど結構それなりに可愛いところもあって、放課後に3人で架空の物語を考えて遊んだりお互いの家へ行き来したり、とお喋りはずぅっと尽きなかったものだ。

 2人とも友達だったけど、心の奥では私はさとみちゃんの方が好きだった。 言うことに裏表がなくて、おっとりと穏やかで。 しょうこちゃんの話は刺激的で面白かったけれど、所々信用しきれないところもあったのだ。 一度、ウチの祖母(もちろん当時は50そこそこ)が我々3人を近くの山まで連れて行ってくれることになり、2人を誘ったらどっちも喜んでOKしてくれたから当日朝早く待ってたらしょうこちゃんが現れなくて、結局さとみちゃんと祖母と私で遠足したこともあったっけ。 懐かしい、子供時代の思い出だ。


 でも実は、ずぅっと仲良くできればいいな、と思ってたさとみちゃんが中学以来どうしていたか、私は知らない。 引っ越してしまったわけではない(もともと小学校のあちらとこちら方向だったから彼女だけ少し家は離れていたけれど)。 廊下では時々すれ違っていた。 でも、何の言葉も交わさないまま我々は中学の3年間を過ごし、卒業して結局彼女とは高校が離れてそれっきりだ。

 何故、と思うヒトのために恥を偲んで本邦初公開の告白。 あれはいつ頃だっただろう、もう思い出せないけれどある日しょうこちゃんが私にこっそり耳打ちしてくれたのだ、「あのね、内緒なんだけど、さとみちゃんがらっきー(仮名)ちゃんの悪口を言ってたの。あんなところやこんなところがイヤだ、って」。
 当時の私は周囲のヒトを疑うことを知らず、増してや冗談でそういう話をする人が友達の中に居たなどということを信じられるはずもなく。 とてもとても、傷ついたのだ。 まさか、あのさとみちゃんが。 私の大好きな、明るくて優しいさとみちゃんがそんな事を、と。

 あまりのショックに、本人に問いただすことさえできなかった。 もう一言だって、彼女と話したくはなかった。 しょうこちゃんに「本当にそんな事言ったの?さとみちゃんはそんな子じゃないよ」と強く訊いてみることすらできなかった。 頭から信じてしまったから。
 結果どうなったか。 突然自分を無視するようになった私のことを、さとみちゃんは最初すごく驚いて追いかけてきた。 どうしたの、何で怒ってるのらっきーちゃん、ねぇ、って。

 悔しくて悲しくて、そんな自分に酔っている間にさすがの優しいさとみちゃんも腹に据えかねたのだろう、もう話しかけてきてくれなくなった。 中学校でも、最初は廊下ですれ違う度に彼女の方からすいっと避けられたものだった。 どうしてこういう怒りは長く続いてしまうのだろう、事態を収拾することもできないまま我々の子供らしい友情はあっという間に終わりになってしまい、いつだか正確には忘れてしまったけれどしょうこちゃんはお父さんの転勤に伴って転校していった。 彼女にはその後一度だけ会っただろうか、もうはっきりとは記憶していないけれど、確かほとんど変わっていなかった気がする。

 もう会うこともないだろうし、多分Webの片隅で彼女がココを見つけることもないだろうから書いておく。 しょうこちゃん、あなたの理由が何であれ、あのやり方は無かったよやっぱり。 あなたがあの時言った事がどの程度本当だったのか、結局分からないまま終わったけれど、あなたの言動は結局、我々3人の誰にも良い結果をもたらさなかったはずだから。 私は大好きだった親友をなくし、さとみちゃんは友達だと思ってた子に裏切られ(それは私だったかしょうこちゃんだったか、前者だったと信じたいけれど)、そしてあなたはそんな我々を見て…何を考えてた?楽しかった?


 さとみちゃん、看護婦さんになりたい、と言っていたと人づてに聞いた気がする。 元気だろうか、そして今どこで何をしているだろうか。 明るい笑顔のまま、幸せに暮らしていてくれているだろうか。
 あなたに謝りたいな、とこの間、ふと思い出したのだ。 もし本当に私のあんなところやこんなところが嫌いだと思っていたとしても、もう少し話し合ってみたら分かり合えていたかもしれない。 そしてあなたのことだから、もし言い合いするにしたって人が傷つかないような言葉を選んでいてくれたことだろうに。 本当に、ごめんなさい。 とただ、今も謝りたくて果たせずにいる。

 それぞれの個性を持った、3人の仲良し友達。 片方だけを無条件に信じてもう片方を無視するなんて、私はなんて最低なヤツだっただろう。 人間関係のルールが分からずにただ溺愛されて純粋培養されて育って、小学校の卒業文集に「人の心の痛みが分かる医者になりたい」って書いて幾多の同級生の親御さん達を感動させたこの私が。 今考えると、恥ずかしくて叫びだしたくなることばっかりだったあの頃。 字面と観念で生きていた、調和の取れた大人になるための現実社会から目を逸らして過ごしていた、子供っぽくない子供のあの頃。

 多分、平均的な小学生を想定して対応してくる先生方の目を欺くことばかり考えていた。 1から2は引けませんね、と1年の先生に言われた時に心の中で「そんなのマイナス1に決まってるじゃん」と思ったけど口には出さなかった。 先生方が説明してくれる授業内容はほとんど何年も前に本で読んだことばかりだった。 提出する作文はどう書けば高評価を貰えるかも大体解っていた。 テストがあれば、周囲の子に答えをこっそり教えるのを楽しみにしていた。
 自分が何を考えているかを赤の他人の大人に悟られてなるものか、とばかり考えて過ごした子供がろくな大人になるはずがない。 少なくとも、抱えているものはどんどん薄っぺらくなっていく。 前向きの親和の代わりに予定調和を。 子供らしい信頼の代わりに欺瞞を。 そして、微笑ましい愛情の代わりに…。



 …はい、暗い話1つ終了(笑)。 もう1つは当然、浦和レッズ関係。 信じていた、Jリーグ優勝も天皇杯での健闘もついに見ることができないまま、傷だらけのアジア王者として来週世界の厳しい目に晒されるであろう我らがクラブ。 他の誰のものでもない、我々がその原因を作った。 選ばれた監督を信じ、出てきたスタメンを応援し、社長の言葉に頷きながらここまで来た。 その結果がこれなら、我々もまた断罪に値するのだ。

 でも実はね、この感覚は妙に懐かしいよ(笑)。 昔から、本当に弱くて弱くて、1つ勝てば嬉しくて、連勝なんかしちゃったら飛び上がってたあの頃は今考えれば何とひどい時代だったかと思うかもしれないけど当時は確かに幸せだったもの。 若かった、Jの歴史も我々も。 友達みんなで集まって、1つのTVに釘付けになって応援した。 あるいは、花火大会の夜帰り道にラジオから流れる実況に一喜一憂した。 あーまた負けたかぁ、と、飲み会から帰って夜中のスポーツニュース観て苦笑いしてた。

 またどこからでも始められる。 そんな気がする。 ここまで規模が大きくなってしまったから、もう多分J2に落ちることはしばらくないだろうけれど、それ以外なら何が起こっても我々はきっと驚かない。 大きなスタジアムがいつか満員にならなくなっても、熱いサポーターが珍しがられなくなってサッカー自体の人気が落ちても、優れた選手が出て行ったり年を取って引退してしまったりしても、きっとそこには浦和レッズというチームが存在し続けて我々は命の限り笑ったり叫んだりしながら応援していくのだ。 敬老パスを持って、杖をついてスタジアムに年に1,2回通えたらいいなぁ、そして隣に愛するダンナがいてくれればいいなぁ、と今は思うのだ(遠すぎ・笑)。

 何かね、本当に腹が立たなかったんだ最終節の結果。 ただ、地の底まで脱力した。 自分の勘が当たってしまったことに切なくなりこそすれ、怒りやまして悲しみなんか湧いてこなかった。 ただ、まぁこれじゃ当然だろうなぁ、って苦笑いするしかなかった。 ただ、この自失感をやり過ごそうと残業帰りの電車の中で必死に他のことを考えていた。 こんな状態でも来季はまた応援する。 今年は…もう世界クラブ選手権という変な大会は残っているけれど…正直、それほどの思い入れは糸が切れたようになくなってしまった。 多分今週末か来週あたり試合があるのだろうけれど、知らないしわざわざ観るかどうかはその日の予定次第だ。 まるでサッカーに全く興味のない人が面白半分でたまたま変えたチャンネルに目をやるように。 この私が。 あはは(笑)。

 せっかく最近珍しい暗めのトーンなので、今日の一曲もそっち方面で選んでみたよ有名なSimon&Garfunkelの"Mrs.Robinson"。 ダスティン・ホフマンとアン・バンクロフトが印象的な映画「卒業」のサントラに使われたけれど、このyoutube映像は「Grey's Anatomy」という向こうの病院ドラマのクリップにこの曲が被せられていてこれはこういうドラマなのだろうか(^_^;)。

 いや、ちょっと前にウチのスタッフの子(バツイチ可愛い息子持ち現在彼氏激募集中)に「らっきー(仮名)さん、グレイズ・アナトミーって知ってますー?」って訊かれて「え、あの教科書の?」って真面目に答えてしまったぐらいだからそういう情報の疎さは推して知るべし(^^;)。 「やだなー、違いますよぉ。病院ドラマですってば。面白いんですよー、今やってますから今度観てください。え?いや、ERとはちょっと違うんですよね、恋愛モノでとにかく面白いんですってば」とか言われて興味は湧いたものの結局そのままになってて、いつ放送しているのかどうかも知らないままだ。 うーむ。

 歌詞はココ。 なんか映画だとロビンソン夫人が悩めるベンジャミンを誘惑してる前半ばかりが強調されてる気がするんだけど、この歌ではむしろ包囲されているのは彼女の方だ。 同情に満ちた温かい言葉がかけられているようだけれど、まるで真綿で首を絞められるように彼女の立場は無くなっていく。

 ♪〜Laugh about it, shout about it,
   When you got to choose,
   Ev'ry way you look at it, you lose.

 ここなんか怖い。 まるで今季の浦和レッズの後半を観ているように怖い(^_^;)。 あぁ本当に、ジョー・ディマジオじゃなくて我らが英雄はドコ言ったのかしらねぇ、6万人が待ち焦がれていたというのに。 ブンブン丸なんて、本当にもうどこにも居ないのに。 嗚呼。

 さて、明日は月に一度のロングじゃないロングお仕事の火曜日。 先月は常勤さんの会議があったんだけど明日は特に予定されていないらしいので、残業が早めに終わったらとっとと帰ってこようっと(予定、は未定。相変わらず)。 何だかノドが痛い気もするけどこんなところで風邪ひいてもいられないし、頑張って働くぞー(と最後は何とか少しでも明るく終わってみるテスト)。 See ya!
posted by らっきー at 23:53| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんばんは〜☆

 残念でしたねぇ(^^;)レッズさんの試合結果に関係なく熱いゲームを楽しんで(半分他人事ごとですからねぇ)ホームでの応援は楽しいだろうな。なんて考えながら。。。鹿夫にもこのまま鹿サポになれば、なんて言われ。でも、ジュビロの結果を見て、わぁ〜4−0なんだぁ!よっしゃー♪(相手は主力いなかったみたいですが)と思う気持ちが、やっぱりジュビロが好きと認識しました。トータルで見たら不甲斐無い成績でしたが、そんな時もありますよね(^^)/ 

 好きなチームを応援して一喜一憂♪ 来年に期待します♪

 鹿夫がコメントしようかなぁ。でも、書きづらくなちゃた。と言ってましたよ(^^;)
Posted by じゅびこ(そろそろ帰ってくるはずなんです) at 2007年12月04日 22:10
.
 皆様に気を使わせてしまったようで、大変申し訳ありません(笑)。 大丈夫、これしきの事でヘタっていてはレッズサポーターはやっていけませんもの(経験上)p(^_^)q。

 やっぱりサッカー好きの方々が私の悲しみを一番よく分かってくださったんだなぁ、と、全く連絡のない友人たちの顔を思い浮かべながら考えていました。 その中にはじゅびこさんの顔も入ってましたよ(ほんと、お気遣いどうも)。

 そう、どんなに不甲斐なかろうがマイチームを持ってしまった者の宿命ですよね、逃れられないのって。 2位も9位も、そういう点では一緒です。 また来季を信じて応援し続けましょう(^_^)/。

 …そうそう、ヴェルディさんは昇格おめでとうございました。 名波氏の去就はどうなってるんでしたっけ? ジュビロ復帰? そしたら名実ともにじゅ「び」こさんですね♪
 来年また、どこかの試合を観にご一緒できればなぁ、と思っています。 とりあえずは埼スタのジュビロ戦なんか如何でしょうか(お誘い)。

 鹿イノチのダンナさまによろしくお伝えくださいませ。 今季終盤の追い上げ、敵ながら見事でした。 アントラーズに対して含むところは全くありませんし、むしろ尊敬しています。 おめでとうございました、どうぞいつでも、書き込みなさってくださいませ、とお伝えをm(_ _)m。

 最後にお願い。 CWC、観なかったことにしておいてください(頼みのポンテが大怪我しちゃったと聞いて完全に諦めました・泣)。
 
Posted by らっきー(お久しぶりです〜♪) at 2007年12月06日 08:05
 こんばんは☆ 美味しいもの召し上がってますかぁ(^▽^)

 2位も9位も一緒とは思えませんが、名波も戻って来年こそはと♪関東の試合には顔を出そうと思っているので、是非ご一緒して下さい♪チケット取れなかった(@@:)なんてコトのないように気をつけます!!

 鹿島の終盤の追い上げは本当に凄いと思いました。世代交代の上手くいったチームと失敗したチーム。その差は大きい。あと監督(_m_) 監督ってやっぱりポイントですよね(←レッズさん少し仲間ですよね!?)

 CWCがバツゲームみたいですね(^mm^) 
 
Posted by じゅびこ(復活☆) at 2007年12月07日 21:03
.
 CWCがバツゲーム、というお言葉にお腹を抱えて笑ってしまいました(^O^)。 いやもう、ウチに限っては言いえて妙、です(笑)。

 さて、磐田さんとウチの違いって何でしょうねぇ? やっぱり黄金の世代から次世代への交代を経験したかどうか、でしょうか。 あ、でも、ウチまだ黄金世代じゃないですよ(観りゃ分かるか・涙)。

 ギド時代の後半からずっと「やってるサッカーが面白くない(成長してない)」とは言われ続けてきたのですが、オジェックの功績は認めるとして、やはりこのやり方ではココが限界なのか、とも思い、あるいはあと1試合どこかで勝てていれば、とまるでガンバ大阪みたいなことを考えもし、それでも来季また彼に任せるのであればどうなるだろう、と心配と共に期待めいたものもどこか少しだけ感じています。

 実はオジェックって、選手のレベルに合わせる監督なんじゃないか・って以前に居た時から思ってましたので(そこはかとない無理やりっぽくもある期待)。

 磐田さんは監督どうなるんでしたっけ? 桑原氏をFマリに渡しちゃって、惜しくなかったですか?(失敗しちゃえばいいのにマリだし、と思っているのは私だけでしょうか、すみません)
 
Posted by らっきー(ぷち旅行前) at 2007年12月08日 06:23
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