2009年03月07日

鹿の国にも春が来て。待ちに待った2009年のJリーグ開幕は我らサッカー馬鹿の心を掴んで、今ここに。

 東京はまだ寒いけれど、もっと寒いヨーロッパの地で繰り広げられている頂上争いの興奮を遷して我らがJリーグもいよいよ全国各地で開幕したよ\(^o^)/。 北は札幌ドームから南は熊本まで、今週末からまた来年元日の天皇杯決勝が終わるまでの約10ヶ月間にサッカー狂は命を賭ける、それは理由や理屈ではなく単なる情熱の迸りに導かれてのこと。

 …と、またまたご無沙汰でしたお元気でしたか読者の皆さま? 私らっきー、相変わらず社会の召し使いとして働いておりますが本日は単なるサッカー馬鹿としてのエントリです念のため(^^;)。 検索とかで初めておいでになった方、実は当方10数年来の浦和レッズサポーターでして、とは言え赤い服や黒い服を着てゴール裏で跳ねるほどのウルトラではなく年間5〜6試合指定席で腕を振り声を嗄らす大人しいギャルサポ(えっ)でございます(^_^;)。 とご挨拶しておいて。

 今日は若干雲こそ多めだけど太陽も覗く素敵なサッカー日和で、そのために加入しているスカパー!の直前番組に間に合うように朝早くからサーヴィス出勤して時計を睨みながら必死でデスクワークをこなして飛ぶようにのてのてと走って帰ってきたよ(^_^;)。 ちょうど青空の欠片が頭上にあって、春弥生の寒さも緩むお昼前にお気に入りの赤いコートを着て何も知らない世間の人々をかき分けて私は歩く。 赤いiPod nanoからsuper favoriteプレイリスト内の曲が流れてきて、たとえばそれが以前U-KS氏(J好きの間で有名なflash使いさん)のJリーグ開幕flashに使われたことのある403氏作の躍動感溢れるオリジナル曲"Blaze of life"であったり、2006年ドイツW杯のテーマ曲"Celebrate the day"であったりして歩きながら自然と背筋が伸びる。 来たるシーズンに、新監督のもと少なくともしっかりした自分たちのサッカーをして1つでも上の順位を、面白いサッカーを、と祈る気持ちが湧いてくるのだ。 Oh yes, we are soccer fanatics.サッカー


 というわけで、今日は敵地鹿島でのアウェイ開幕戦を0−2と敗れたけれど私は満足だ。 何故なら、観ていて面白い我々のサッカーがまた帰ってきたのだから。 あぁまだまだだ、鹿島との差は歴然としていた、ただ楽しかった、声を嗄らして応援できる浦和のサッカーがまた戻ってきた、それが、泣けるほど嬉しかった。

 今年からサッカーのお話もまた時々書いていこうと思うので、リハビリを兼ねて今日はさわりだけ。 実はこれから職場の仲良しさん宅でホームパーティーがあるので清々しい敗戦後の気持ちを抱えながら(夜のハイライト番組の録画はダンナに任せて)お出かけしてくるよ。

 またよろしく>全てのJ好きさん。 あそうだ私信失礼、おーいじゅびこさーん、生きてますかー? 我々の季節はこれからですよドンマーイ(笑)。
posted by らっきー at 17:58| 東京 ☀| Comment(2) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

たとえれば灯籠流し。手から離れた小さな舟が暗い水面を流れて揺れながら沈んでいくのに背を向ける、神の無い月の物語。

 
 (先に注記。間違えてココに辿りついてしまった真っ当な浦和レッズサポーターの方々、このエントリはお読みにならずにお帰りくださいませ。以下は試合の感想でも決意でも何でもなく、単なる後ろ向きな逃避です。お願い致します)


 こんばんは、皆様はお元気でしょうか、ACL準決勝敗退チームを応援していたらっきーです。 えと、告白すれば正確には応援していなかったのだけれど(試合はTVで生中継されていたけれど、後半途中に帰宅して唯一見たシーンが1−2、2失点目のすぐ後と思われる部分でそのまま自室に入ってしまったからどういう展開で何が起こったのかは全然判らないまま更新中)。

 なので今回に関しては卑怯者と呼んで頂いて結構。 ある種の人間には耐えられない事もあるということだ、愛するチームが壊れていく過程を直視できる強さが私にはない、と、それだけのお話。 もしもサポーターと呼ばれるには強く信じて応援を止めない熱さと冷静に現実を直視する落ち着きがなければならないというなら、私は既に浦和サポではない、そういうこと。

 良い成績を収めていたから好きだったわけじゃない。 強い浦和レッズなんて本当に、3年間ちょっとしか知らない。 あの1999年、自宅のTV前でダンナと元カレと呆然として観ていた悲しい降格シーンの遥か前から好きだった、その皆の「好き」だけが辛うじて形にしていたチームを応援し始めてから10数年が過ぎたけれどこんなに呆然とした気持ちになるのは初めてだ。

 ジェットコースターのように、最初の低地が続いて丘を登ったり下ったりして突然上昇する感じがあって、おやっと思った時には今まで見上げていた景色が眼下に広がっていた。 熱心なサポーターが大勢いる、お荷物から這い上がって日本を代表する強いチームになったとして称えられることに酔っていなかったと本当に言えるのか。 マスコミへの露出の多さ、些細なことすらニュースになるその一極時代を鬱陶しいと言いながらどこか当たり前に思っていなかったか。 単なる応援者の自分までが凄いことをやってのけた集団に属しているかのように勘違いしていなかったか。

 多分、後で試合の模様を私は観るだろう。 ずっと目を離すことなく居間のTV前で応援を続けていた、尊敬に値する存在と一緒に総括番組や幾多のメディアで逐一、実際に目にすることのなかった人々とボールと気迫と運命が右往左往する90分余を観るだろう。 あるいは数年後、この試合について知ったようなことを言いさえするかもしれない、逃げ回っていた自分の弱さには知らん顔をして。

 真のサポーター、強い意思と熱い気持ちと冷静な理知を持つ応援者たち。 世界から驚嘆されるあなた方がどうかこれからも浦和レッズを愛して支えてくださいますように、と心の底から祈りたい。 辛い時代が来るだろう、その転落は高く高く上った者にしか解らないだろう、ただ信じて、また栄光の時代が来ることを信じて誇りを失わずに応援を続けてくださいますように。 と卑怯者から言えた筋合いではないのを承知で私は願うのだ。

 たとえればそれは家族の一員同様だったペットの死。 縁あって共に過ごし楽しみも苦しみも味わって今別れが来るのだ、また新しく飼えばいいじゃないか、次の子もきっと同じように、あるいはそれ以上に我々と一緒に居てくれるよ、と言うのは容易い。 解ったような気持ちになるのは容易い。 そうだねお父さん、と涙を拭いて埋葬を終え、ほどなく連れてこられた新しい命に夢中になろうとするのは確かに立派な勇気だろう。 ただ自分がそういう性質でなかったと、思い知るのはこういう時なのだ。 新しいペットが欲しくないわけじゃないんだよおとうさん、ただもう二度と何も飼いたくないと思っているこの気持ちからいまは逃れられないんだ、と言えずにいる、幼い子供のように。


 ここからは私ひとりだけの儀式。 いま心の岸辺から、暗い水面へ小さな灯りを乗せた舟を流そう。 どのぐらいの時間ここから揺らめく影が見え、どこで見えなくなるのか私は知らない。 旅立つヒトの姿が見えなくなるまで見送るのは不吉だと教わって以来、最後に角の向こうへ消えていくそのはるか前に目を離すのが習慣になっているこの私には判らない。
 いつも心の中近いところにあった、大好きだったサッカーチームの今季を私ひとりが弱い心で今日送る。 目を涙で濡らすことも花を手向けることもせず、心の中だけで今年最後の希望と独りよがりな偏愛とともに今夜送る。

 また来季、優しい気持ちで生まれ変わりの新しい子を飼う気になれればいい、と今は思うのだ。 大事な場面で逃げ出した卑怯者の、他の誰とも関係のない心の中でだけの決別はただここだけに留めておこう、蹴球そのものに別れはない、のだから。 いつも傍にいた10何年かへの気持ちにごく個人的なけじめをつけて、明日から私は自由になる。 束の間の、自由になる。



 "P.S. please if you get a chanse put some flowrs on Algernons grave in the bak yard."
 
posted by らっきー at 22:31| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月10日

「あき」の気配。文字通り最後の1分で手からすり抜けた貴重な勝ち点2の意味を思い知るのはいつの日になるだろう、J1第20節vs柏レイソル戦(TV観戦)。

 こんばんは、生きてた?(それはお前のことだろう、と全国から一斉に突っ込みを食らいそうな出だしだなぁ) とゆーか生きてましたよもちろん、よく誰かを電脳世界で見かけなくなるとヒトは戯れに「死んじゃったんじゃないの?」とか噂するものですが、もちろんまだそういう僥倖には恵まれずワタクシはこの世にしがみついております。 と書くと開き直ってるみたいだなぁ、更新がぱったり途絶えてることについてはやっぱり謝っておきましょうごめんなさいっm(_ _)m。 生きてます、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、と昔の歌人も申しました(反省してるのかコイツ)。

 実はもう暦の上では秋、なんだよねぇ(8/7が立秋、と歳時記カレンダーには書いてある)。 先月末あたり、何だか東京がとっても涼しかった時期があって、おかしいなぁもう秋になるのかなぁ、と思ってから急に暑くなってヒーヒー言いながら日中の猛暑をやり過ごしているのですっかり忘れがちだけれど、ここ数日急に最近全然聞かないなぁと思った蝉の鳴き声を意識したりして秋来ぬと目にはさやかに見えねども、だ(風の音というより色に驚くのだけれど、普段の私ならば。もちろんブルーだったりグリーンだったりするわけではない、ただ肌に感じられる動きで色を連想する、というだけ。そう言えばまた余談だけどとても厳格な絶対音感を持ってる人の中には音を聞いただけで色を感じる人が本当に居る、んだってね聞いた話だけれど。あたしゃせいぜい調性ごとにぼんやりしたイメージを持ってるだけで、避けがたく頭の中に強制的に浮かんで悩まされる色彩ではないけれど感覚的には何となくあぁ、と納得してみたりもするのだ。確かに色とは眼で見るだけのものではないよね)。

 果てしなく話は彷徨ってしまうのだけれど、夏も終わりになってようやくペディキュアの色を変えたよそう言えば。 仕事柄、普段手には何の装飾もできないし付けられないから、何か気分を変えようと時々思い出したら足の爪にだけ色を乗せることにしている。 DHCが昔出してた大きな丸いラメ入りのパステルカラーのマニキュア、色に惹かれてトライアルのミニボトルを4つ買ったのだけれどそれが淡いグリーンとブルーとイエローとピンクで、それぞれ季節に合わせて、と塗るとこれがまた結構(手より使わない場所だけに)長持ちしてしまって、ついちゃんと定期的に塗りなおしたりせず長いこと放置しちゃうんだよねぇ。 とゆーか2年前のマニキュアとかまだ使って平気?(訊くな・笑)

 新緑から紫陽花の季節にかけてグリーンにしてたんだけど(靴下や黒いタイツを履いてると全く見えないけれど、まぁ勝負ペディキュア、みたいなものだ。おまじないだね☆)、さすがに爪の先端部分にしか残ってなくてみっともなかったのでサンダルを履いて出勤する梅雨明けにようやくブルーを塗り重ねたところだったのだ。 とても地色が薄いので、そのままでは(ヘアマニキュアみたいに)何色だか分かりづらいから下にホワイトのごく細かいパールラメを薄く塗って、それから淡い青色を重ねたら何だか全体がアイスブルーっぽくなって、大きなラメがきらきら光って割といいよねぇ、と自己満足している。 別に誰に見せるわけでもないのだけれど、まぁいいよね自分が見てるから(^^;)。


 さてその「今年の秋」最初のJ1リーグ戦が今日あって。 前節首位の鹿島アントラーズと死闘の末に引き分けを演じた我々浦和レッズはその後ドイツブンデスリーガ覇者のバイエルンミュンヘンにけちょんけちょんにやられ、頼みの中断期間中最後の外国籍選手補強期間も空振りに終わり(リストアップしてたブラジル人が来日してメディカルチェックしてみたら到底すぐ試合に出られるような状態でない怪我持ちだった、しかもそれは補強の噂が数か月前に一度出た時から知られていた事実だったので我々サポーターも嘘かと思っていてすぐ忘れ、来日直前まで彼については話にも上がっていなかった、という曰くつき)相変わらずすっきりしない日々を送っていた、というわけだ。

 もともと19節終わって勝ち点33、というのは例年の優勝争いでなら全くもって不満足な成績で(大体試合数×2が優勝争い、×1が残留争いの目安とされる)、それでも今年はどの上位チームも思わぬ引き分けや負けが順繰りにやって来て、それでドングリの背比べを演じているのでこんなに不甲斐ない我らがチームもまだ2位にいられる、とまぁそういう訳なのであった。 嗚呼。

 そして第20節、18チームの2回当たりだから後半戦のまだ浅い時期とは言え、相手の柏レイソルは誰あろう、ついこの間のようにも思える6月末に国立で戦って何の良いところも出せないままあっさり先制を許し、一度は阿部勇樹のゴールで追いついたものの残り5分ぐらいで突き放されてジ・エンド、という情けない試合をさせられたチームである。 補強が大失敗して(ごめん、率直に言って今年取った、あるいは帰ってきた中で良かったなぁって思えるのは梅ちゃんこと梅崎選手ただ1人だ本当に。高原はある意味海外で全然ダメだった時期に哂った覚えがあるから覚悟はしていたけれど新潟から特に羨ましくなかったエジミウソンを獲得すると聞いた時にまずハァ?と思ってしまった自分が後で恥ずかしくなるような活躍を、と願ってからもう何か月が経っていることか、最近のスポーツ新聞にはネタで戦力外か・とか書かれる体たらくである。オーストリアで何かやってきたのかイマイチ解らなかったアレックスは怪我をして戻ってきたのに復帰戦ですぐ途中交代になり、選手生命すら危ぶまれている。去年文句を言っていた時にはまだワシントンと長谷部誠と小野伸二が居たのか、と思うと泣けてくるではないか。これが大失敗でなくて何が失敗か)、しかも「手も口も出す」敏腕で鳴らした前社長がリーグの要職に就いて何かとマスコミを騒がせているのとは対照に今の社長もGMも強化係も一体何をやっているのやら。

 しかも去年優勝したACLに今年はknockout stageから登場することは最初から決まっているのに1勝もしないうちから「応援グッズ」種々を販売するなんて格好悪いことを誰が思いついたのだろうか呆れてしまう。 どうせグッズを出すなら連覇記念でなきゃ、と何故思えないか(まぁこの体たらくなら今年準決勝にさえ進めるなんて欠片も信じられないけれど、我々が去年defending championの全北現代を歯ごたえのない相手と感じたように1年経てばカップ戦の覇者など同じ強さを維持することは本当に難しくて)!
 サポーターと予算規模だけ強大でチームは弱小、だった8年前まではそれで良かったかもしれない。 あれは4年前、ギド監督の1年目だったか最後のチャンピオンシップで敗れリーグで2位になった時、ですら後半戦の圧倒的な戦いぶりにこのチームなら今までの「過去の強豪」と呼ばれたチームみたいな落日を経験することはないのではないか、と思いあがった時代が嘘のように今の浦和は凋落の一途を辿っている。 他のチームも一緒に落ちているから目立たないかもしれないけれど、このままではリーグの牽引役の役割すらそのうち果たせなくなるのではないか、と思うと本当に怖い。 クラブの規模が小さい頃から唯一強大であり続けたもの、が離れていく気配を本当にフロントが、監督が感じていないとしたらチームの衰退は本当に早いというのに。

 曲がりなりにも前年アジアを制した監督を今季たった2節で首にしてさえチーム状態は根本的には上向かない、ひょっとしたら交代劇の後であれよあれよと首位まで復帰する間にずっとベンチで指揮を執っていた現監督すら石持て追わなければならないのか、と(むしろサポーターの方が危機感を募らせて)恐れながら迎えた今日の試合、前回良いところのほとんどなく敗れ去った相手とどう戦うのか、と思いながら観始めた。 のだけれど。
 正確にはまだ試合が始まらないうちから、我々は負けていた。 アップで田中達也が故障した、と2ちゃんねる専用ブラウザから呆然と顔を上げたダンナの声を聞いた時、私の中でも何かが崩れた。 現在のチーム状況の中で、反感を買わない種類の反骨心(何故こう書いたかというとウチには例の口も手も、いや足も出すDF兼ボランチ兼センターFWの闘莉王が居るからなのだけれど・笑)を示せる唯一の存在だと皆が心中頼りにしてきた最終兵器が故障した、というのだ。 あぁ駄目だ、と何故私は思ってしまっただろう。 まだ0−0、11人対11人、全く同じ条件で(違うココは我々のホーム、家であり8年目の聖地である埼スタではないか!)戦えると頭で知ってはいても、もう到底勝てそうな気にはなれなかった。 絶好調時には7−0で葬り去ったことすらあった、その相手は今良い監督と良い選手を得てまだ記憶に新しい3年前のJ2降格から這い上がって現在6位、の柏レイソルである。

 動揺を抑えることができないまま画面の中ではキックオフ。 他の試合より30分遅く始まった関係上、他会場の動きが先に伝わってきてしまう。 立ち上がりは案の定良くない。 達也の代わりに先発したエジミウソンはどうして、高原とのコンビだと消えてしまうのだろう。 柏戦で誰よりも頼りになるポンテと達也を欠いて、復調したかと思っていた坪井のどことなく軽い守備と不安定なクリアに悪い予感を覚えつつ戦況を見つめる。
 ウチも柏もカウンターのチームだから、試合のテンポとボールの移り変わりは速い。 個々の技量ではウチの子たちが少しだけ優っているはずだ、というのは私の思い込みであったのか。 いや違う、試合の、というかボールの周囲で流れていく選手たちの連なった動きが彼我で違うのだ、と気づいてすぐ失点した。 前半18分、かつてあんなに堅守を誇ってきたチームのこれが現在。 それはそれは素晴らしい、思い切りの良いミドルシュート(五輪代表で不在している李が居ない中、やられるなら多分コイツにだろう、と私でさえ考えていたその菅沼選手だ。おかしい最近不調ではなかったのか、といくら憤っても結果は変わらない)。

 夕食の支度をしながら溜息をつきつつ観戦継続。 心なしか、もともと元気の良い柏サポーターの声援がまた大きくなったように感じられる。 対して北側から聞こえてくるロングコール、これはまた膠着した展開の前触れか、と思っていた時に救いの手、いや足は差し伸べられるのだ、世界と戦いたくて来ました、と去年、生え抜きで育ち若いながらもキャプテンだった立場を捨てて千葉から来てくれた阿部勇樹という形を取って。 6月末の国立が蘇る、前節の鹿島戦が蘇る。 同じ読みを持つその名前が我々に何という勇気を与えてくれることだろう、と感謝しながら観続ける。 この得点を今度こそ無駄にすまい、と応援し続ける。 スタジアムに居なくてもできることがある、自宅のキッチンで。 その力が我々を有名にした、そして一時期確かに強くした。 だからまたきっと強くなれる、そう思いながら応援を続ける。 相変わらず守備の目測はどこかズレていて中盤は容易にボールを渡すけれど、最初から飛ばしてきた敵にも徐々に疲労によるプレイ精度の低下が見える。 前半終了の笛。 よし、いけるこの試合。

 後半開始。 ハーフタイムの間に鹿島とガンバと名古屋が劣勢だ、と伝えられて天はまだ我等を見捨て賜わず、と考える。 一進一退で徐々に膠着しかけてきた展開を打破しようとしたのか、ついにフランサが現れた。 年齢のせいか体調か、あるいは運動量の多いタイプではない故か、試合を通して使われ続けることはあまりないけれど出てきさえすれば実効性の高い動きをする、レバークーゼンの三羽ガラスの1人と呼ばれた存在。 そのもう1人は万全であったならさぞかしこの対戦を楽しみにしただろうに昨年優勝を逃した試合で怪我をして今季前半をほぼ棒に振り、今日はウチのベンチにも入れなかった、という皮肉(ああロビー、君がいてくれたなら。フランサが来日直後に全然その力を発揮できずチームごとJ2に沈んだのと何と対照的に、ウチに来てくれた君はギドの下で軽々と信じられない活躍を見せてくれたというのに何故今日この場に君は居ず、輝きを遺憾なく発揮する黄色いユニに幅広ヘアバンドの笑顔だけが最後まで眩しかっただろう)。

 エンゲルスも動く。 また今日も何回かの良い動き以外に前線をこじ開けることのできなかった、ある意味可哀相な外国籍FWに替えて梅崎司を送り出すその交代は決して悪くはないのだ、特に試合直前に頼みのストライカーが故障したとあっては他に打てる手はそれほど多くない、ただその決断は遅すぎはしなかったか。
 司とエジミウソンの違い、というか差し引きで残るものはチームの連動性の向上と決定機の増加と、決定力のわずかな減少。 それでもその変化は試合を動かす力になる。 危なく間に合わないところだった、のかもしれない。 そう思った、ロスタイムが4分と言われた直後に永井雄一郎が上半身を起こした独特の腰高ドリブルで敵を抜き去って振りの早いゴールを決めてくれた時には心から歓喜した。 苦しいなりに今日は報われた、そう信じた。 この試合もらった、と。

 もっとチームぐるみ、ボールキープができていたのではなかったか数年前は。 憎たらしいほど失点しなかった頃、たとえ面白くないと言われようがこういう時にはライン際でボールを足で押えてコロコロしていなかったか。 相手に当てて外に出し、マイボールをゆっくりボールボーイに渡してもらっていなかったか。 大きくキーパーに戻して、必死で突っ込んでくる敵FWをあざ笑うようにすいっとDF同士が最終ラインの極力高い位置で大きなボール回しをしていなかったか。 うわこの時間に選手交代か、と味方すら苦笑する時間稼ぎを真剣にしていなかったか。 大きくクリアされたボールの行方を、スタジアム中が注視していなかったか。

 そして軽視のツケは回ってくる。 軽い守備を見逃さなかった柏の天才MFがこぼれたボールに向かって右足をひと振りした時にはもう遅い、絶叫する私の声はポストに当たって絶妙の跳ね返り方をしてネットを揺らす同じボールの軌跡を変えはしない。 呆然としゃがみ込む、我らが赤いユニフォームとスタジアム中の沈黙、湧き上がる黄色い歓声。 あと30秒集中を切らさなければ勝てていた、と後で言うのは何と容易いことだろう、首位の鹿島が最下位の千葉相手に1−3と敗れ、3位と4位も敗れ5位が引き分け、2位の我々はあと30秒でまた順位を上げる刹那から6位と勝ち点を分け合う地獄に落ちた。 リーグ全体で仕組んだような、何という皮肉。 ノーガードの譲り合い、と酷評された2005年の再来がこんなに早い時期から、と言葉で分析する心の余裕などどこにもなかった、ただ座っていたベンチに崩れて吠え狂う私を窘めるダンナの声がどこか遠くから響いてくるような自失感に襲われていた。

 ちきしょう負けたー、と声に出してすら頭の中で違う負けてないから引き分けだから、と一人突っ込みをすることができなかった。 我々は戦いに引き分け、勝負に負けたのだ。 失った勝ち点2はきっと、近い将来に仲間を連れてくる。 いや、連れて行く、のだろう虚空へと今後も。 シーズン途中に首位で居続けるよりリーグ最少失点の方が嬉しいよね、とずっと話し続けてきた私がふと順位表を見て気付けば、この間まで2位だったはずの失点数(の少なさ)はこれ嘘ではないのか、リーグ7位タイにまで落ちていた。 辛うじてまだ順位は2位と変わらない、いわゆる上位陣が全部お付き合いをしてくれた影でひっそりと2節前に我々を打ち砕いた川崎が勝ち点1差の4位にまで上がってきた、不気味。

 首位と6位の勝ち点差が1試合分(3)しかない、これから落ちるチームの末路を予感させるような気持ちの悪い順位表はそれでも、スカパーの総括番組の最後に出てきた時には間違えてウチが勝ったことになっていて慌ててお詫びと訂正が入っていた。 ほら、番組作成担当にも迷惑をかけて本当に浦和ちゃんは人騒がせだなぁ、と無理して明るくふるまってみる(賭けサッカーサイトなのだが世界中の下部リーグから国際試合まで幅広く網羅しており大変役に立つ上にただ眺めていても面白いサイト「Futbol24.com」のライヴスコアのページ、得点が決まると音が鳴るのでウチでは通称「ぴこーん」と呼ばれているのだけれど、そこでも先にFTすなわち試合終了full timeの表示が出てあれまだ試合やってるのにって言ってた途端の失点で、慌てて表示がまた変わってみたりして世界中をお騒がせしたのであったよ文字通り。誰も大金を賭けてなかったらいいのだけれど)。

 落ち込みながらまだあの時間稼ぎのできなさはどうよ、と怒る私を尻目にダンナは「でも面白かったでしょう、勝てただろうと思える試合運びができたのは久し振りだったし、あの展開も面白かった」と皮肉でなく言ってのけるのである意味尊敬してしまった。 好きなチームの試合を感情任せでなく冷静な判断と共に何が起ころうが最後まで観続けることのできるヒトというものは果たしてサポーターの中でもどのぐらいの割合で存在するものだろうか、私には絶対無理だなぁ、と感心してしまうぐらい。 私はファナティック、狂信者だ。 何でも熱烈に好きになって、ずっと好きで居続ける。 あるいは、何かのきっかけで嫌いになる。 あるいは、ありえないと思っていても飽きてしまう、かもしれない長い年月の間には。 Jリーグが始まった頃から観続けているダンナや彼の友達には何年経っても敵わないなぁ、と思いながら今日も私は自分なりに一喜一憂の楽しい時間を過ごしたことに気付くのだ。 Oh yeah, that's soccer.

 …というわけで怒りながら更新していたんだけど書いたらようやく落ち着いたよ(笑)。 不惑と呼ばれる年齢をとっくに過ぎて、いつまでもこう直情径行では困ったものだと思うけれどそれにしても浦和レッズよ、いつまでもサポーターがファナティックの集まりだと思ってちゃきっと遠からぬ将来に足元を掬われるよ気をつけな、と忠告しておこう。 どんなに暑い夏も永遠には続かないように、熱い熱中の後に静かな飽和がやってくるかもしれないのだから。 と連日の猛暑と不安定な大気状態の中での天候に悩まされている東京から目にはまだ見えない秋の存在を感じ取りつつお送りしてみたりして。

 あー、結構書いたかな、と思ってたらこんな時間か(^^;)。 サッカーの話をちょこっと書こう、と思ってただけなのになぁ(いつものこと)。 早く寝なきゃ明日は近所の神社のお祭りに出かけることに4年前から決まってたんだった(いいえ私は北京在住ではありません・笑)。 結局7月は更新ぶっ飛ばしちゃって思い出した頃にページ背景も変えてみたりしたのだけれど、実はこのアクアフィッシュと呼ばれるデザインは3年前の8月、ココに文章を書き始めた時最初に使っていたものだったのだ。 何だか懐かしいなぁ(*^_^*)。
 あれから長い時間が経って色々なことがあって、浦和レッズも私も喜んだり悲しんだりしてきたけれどきっと周囲で支えてくれている人々(皆様もそうですもちろん♪)がいなければ斃れちゃってたよね、だからこの機会に感謝の気持ちを伝えておきます。 ヴァーチャルなお付き合いの皆様、いつも見にきてくださって(あるいは初めていらしてくださって…たとえ間違えてとか検索がヘボくて、とかいう理由でも・笑)ありがとうございます。 もっと精進しますので、よろしければまたいらしてくださいませ。 そして実際に私を知ってて陰日向に叱咤激励あるいは勧善懲悪(ん?)してくださってる皆様、これからもどうぞ見捨てずよろしくお願い致します。 まる3年のご挨拶に替えて(って中旬にはもう更新しないつもりか!)、ワタクシらっきーから皆様へのお礼の言葉、でありました。 それではまたm(_ _)m。
posted by らっきー at 03:29| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月14日

「そして2ゴールが起きた(試合後の朝井さんインタビュー)」。諦めずに走っていれば何かが起こるかもしれない、という言葉をいつまでも忘れずにいたい、鹿狩りの日。

 こんばんは、やっぱり浦和が勝った時しか更新しないじゃないか、と言われるのが怖くて翌日まで待ってみたらっきーです(同じだ・笑) 。 しかも今日新聞休刊日ってどういうことよ、全然褒めてもらえなかったでは(NHKの朝のニュースなんか結果テロップだけだもんね。 ひどいよ)。
 …いや、褒めてあげたいのは結果とそれに到るウチの子たちの一生懸命さだけで、 チームとしての戦術の洗練だの意思統一だの連携アップだのは相変わらず期待できないレベルだったのはどうよ、という感じだけど (ひょっとして少しずつでも練成されてるのかもしれないけど)。  しかもボランチだかトップ下だかセンターフォワードを気取ってるのか知らないけど、 君の一番のウリであり威力は最後尾からの鬼神の如き攻め上がりではないのか、と言いたくなるチーム随一の不遜発言野郎(ダレとは言わないが) のパフォーマンスである。
 そんな中、気を吐いていたのはやはり後半から投入された永井雄一郎、我らが背番号9、で。 あんなに上手かったっけ、 とウチの子たちのパフォーマンスを二度見直すことはよくあるのだが(一番最初は岡野だった。あの上手くなり方は異常なぐらい、 というか砂漠が水を吸い込むように。と喩えたらちょー失礼っぽいなぁ・笑)、去年後半からの彼は位置取りからニアへの走りこみ、 得意のドリブルだけで満足せず決定的なラストパスを出したりそのままシュートに挑戦したり、今年になれば(他に適任者が居なければ) CKまで任されるという恐ろしさ、いや頼もしさである。 浦和の9番というのは特別な番号で、 雄一郎が襲名した時には随分と心配されたものだったが(名前負けしないか、みたいな)、そろそろ宣言しても良いのではないだろうか、 今の彼には前任者以上の適役であろう、と。 いや前任者ってのが皆に愛され技術と努力と強い気持ちを兼ね備えたストライカー (ちなみにワタシと同じ歳で10日間も誕生日が違わない) だっただけにこの意見には時期尚早と賛同して下さらない方も多いかもしれないけれど、彼には前任者にないものがある。  いやピアノの才能とかモデルにもなれる顔とスタイルとか家柄とか、そういうものではない。 純粋にサッカー選手としての「運」、 覚えているだろうか、雄一郎が初めて日本代表に呼ばれた試合でごっつぁんゴールとはいえ決めてみせた韓国戦のことを(「First Cap, First Goal!!」という記念マフラーまで作ったのだウチのオフィシャルは! どれほど内部の皆が驚いていたかは推して知るべし)。 あぁいう何かを持っていない選手は優れた便利屋でも大成はしない、 と勝手に私は思っているのだが、少なくとも彼から強い意志を感じるようになったのは去年からではないか、という気がする。  こうして結果が付いてくるのを見るのはいつも嬉しい。 喜ぶ選手を見ながら、こちらも胸の詰まるような嬉しさを感じるのだ。  それはまるで隣のお兄ちゃんが試合に出ているのを応援するような(いや彼らから見たら私がお姉ちゃん、 とゆーか既におばちゃんだろうがそういう比喩は厳密にしなくていいよね。ね。ね)。

 最近、どこに出ていた批判だったか、「昔の音楽を聴く時間があったら社会情勢や国内外の経済情勢をニュースで聴くべきだ。 新しい情報を伴わないINPUTは無駄である」みたいな論説を読んだ。 かなり改変しているような気がするが冒頭部分はそのままである。  その伝で行くと、昔の文学や現在でもフィクションなんかは無駄、になるんだろうなぁ、 仮にワタシ以外のヒトが皆これを守ったとするとこの世はとっても役に立つたくさんの情報とそれを効率よくファイルする各種システムで溢れ、 知り合いは皆世界の動きに一家言あって暇さえあれば建設的議論をしたりするのだろう。 そしてその世界にワタシの居場所は無い (そんな気がする)。 あぁいいさ、 とノイズキャンセリングイヤフォンで音楽を聴き本棚の隅から見つけた詩集を読む私は世界から取り残されたヒトを気取ってみる。 第一、 それを言うならスポーツに熱中するのなんて一番時間の無駄、ではないか(笑)。  効率や経済効果でチームを愛せるものならいくらでも貢献したいけれど、 そんな後付けの理由でマイチームを動かせと言われてもまた戸惑ってしまうのだ。 理由がないのが愛というものさ(^_^;)。
 …と関係ないけど、昨日ダンナが冷蔵庫に入ってた私のお気に入りのWilkinson Ginger Ale (先日豊洲に行った時まとめ買いしてきた)を1本開けて、飲みきれないからって少しおすそ分けしてくれたので久しぶりに飲んだよ。  喉がジリジリ焼けていくような感じは殺菌かしらん、とか勝手に理屈をつけてみたのだけれど、これを喩えるなら「叶わない恋の味」 なのかもしれない(笑)。 いや語弊があるなぁ(というか語感がよろしくない)、 もっと飲みたくなるキャッチフレーズを付けなきゃダメだろう、「時が乗り越える恋の味」とか(^_^;)。



 今日の一曲はこれしかないでしょう、Myersの"Cavatina"。  映画「ディア・ハンター(親愛なるハンターさん江、ではなくて鹿を狩るヒト、という意味だけれど)」のテーマとして知られ、あのJohn Williamsがアレンジを手がけた曲である。 何より名前が良い、カヴァティーナって語感がとても素敵だと思う(個人的感想だけど)。  あと、何年か前の浦和vs鹿島の試合を振り返る時にチーム応援番組「Go! Go! Reds(現:Reds TV GGR)」 で渾身の編集画面とともに使われたのが今も忘れられない出色の出来だったし。 あれで知ったのだ、 我々が敢えて鹿狩りと呼びモチベーションを上げる宿敵鹿島アントラーズ(アントラーとは鹿の角のことだ)戦にはこの曲がとても似合うと。  シンプルなメロディーはゆったりと美しく、しかし内包する狂気を孕んで裏には常に変容の陰がある。  この美しい曲を聴いて心が震えないヒトとは逆に私は仲良くなれないだろう。 時間の無駄だろうがヴァーチャル体験に過ぎなかろうが、 人を動かす力がある音楽や文章に普段接して心を健全な、あるいは退廃的な方向に揺らしたりするのも大事なのだ、と思うから。  それがとても嬉しいから。

 …何だか眠くって、ナニ書いてるのか全然分からなくなってきたよ(笑)。 明日も忙しい予定なので(夜は飲み会だし)、 今夜は言いかけのことも言いたかったこともどうでもいい他のことも全部放っておいて浦和の勝ち試合の余裕に浸ることにする。  さらば新世界に暮らす導師たちよ、我ひとり赴かん緑陰の廃屋へ(^_^)/。 おやすみなさいm(_ _)m。

posted by らっきー at 23:56| 東京 ☀| Comment(4) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月02日

今季初連勝(^_^)v。4戦2勝2敗、得失点差+1と少し恥ずかしくない成績に戻った我々の前途はまだ心もとなくて。

 やっほー、ご無沙汰ですー(いや一応昨日更新した・笑)。 今日はお休みだったので朝から寝不足を押してスポーツクラブに行ってそのまま職場へ出かけてペーパーワークをして帰ってきたら日暮れの街はそろそろと夜の準備をして玄関ポーチにはいつもの宅配の箱が詰まれている、いつもの春の日を過ごしたらっきーです。 あ、いや、久しぶりに平日Jが観られて楽しかったけど(何が違うと言って、普段から帰りの早いダンナが更に早く帰ってくる。今日なんかほとんどタッチの差ぐらいだった)。

 さてJ1第4節、我らが浦和レッズはアウェイ日本平で清水エスパルスと対戦したんだけど、まぁココで勝てた記憶なんかほとんどなくて、最初から私の頭の中では(今季の絶不調ともあいまって)今日は負けても仕方のない試合、ということになっていたわけさ。 啓太は前節早々に壊れちゃったし、達也に到っては今になってもベンチにすら入らないというのはどこか相当ひどい状態なのかもしれないなぁ、あとせっかく戻ってきたアレックスまで怪我して今一体ドコまで治療が進んでるんだか、と暗澹としてみたり。 高原は代表合宿にも行けない身体の状態で今節帯同を希望したというから主な目的は帰省だろう、とか悪口を(^_^;)。

 試合開始。 清水のカウンターが怖いと思うのはいつもの事、オレンジ色の若者くん達にどんどん押されちっちゃいおっさんことフェルナンジーニョに最後決定的なラストパスを通されるのが常套なんだけど、やっぱり右サイドを駆け上がってきたワカモノにあべゆが股抜きされてあれよあれよという間にDF陣が交わされてズドン(>_<)。 おい前半10分って(ほぼいつもの清水戦と同じ展開・笑)。 それでも清水攻撃陣も決定力にはまだ若干の問題を抱えているらしく、若くて勢いのある中盤に比べて絶対的エースストライカーが不在しているFW陣の方がそれは辛いのだろう。 何度もGK都築のところまでボールが行ってひー・とか騒ぎながら観ていたよ。

 前半が終わる少し前あたりから時々ウチのペースになってて、トラップが落ち着かないとか苦し紛れに出した先に味方が居るかどうか見て出せとか相馬はシュートを枠に飛ばす練習をしなさいとか文句は言ったもののなかなか面白いなぁって思ってはいたのだ。 後半に入って、どうも対人に弱くなってるんじゃないかと疑ってるキャプテン暢久に代えて梅ちゃんが出てきて更に期待値アップ、ひょっとしてエンゲルスちゃんと見てるってこと?(註:普通見てます)
 あれ何だか気づけばウチのチャンスがすごく多いじゃん、と思っていると郷里の甥っ子から電話、あと30分待っててねおばちゃん忙しいの・と一旦撃退してまた応援(^^;)。

 何だか得点シーンの前から、惜しいノーゴールとかあってそういう予兆は感じてたよ。 清水の正GKは今ウチから行った西部洋平で、前半にも1本惜しいシュートを必死にかき出したりしてたんだけど、ついに後半に入ってゴール直前でもちゃもちゃと混戦になって永井雄一郎がちょこんと触ったボールを入らないよう角度を変えようと一生懸命になっていた彼が完全にゴールラインの中深くに座った状態で抱え込んでしまい、今度こそアウェイサポーター席は沸きかえったのだった。 あぁ、久しぶりに攻める意欲のある試合を観たよ(前節は少し力の差があったのも否定できない)。

 甥っ子がまたかけてよこした時に、と自室に電話のコードレス子機を取りに行ったら背後でダンナが歓声を上げている。 慌てて居間に戻ろうとして棚の何かが当たって手首の上に赤い傷がついてしまった(いたーい・涙目)。 あー見てない間にエジミウソン(あだ名としては「エジみうみう」)がついてた青山君を振り切って独走したあげく逆転シュートを打っちゃったし(もちろん構いません、というか信じてたよキミ達。いや、時々信じてなかったけど基本的に今日は素直に応援したい意欲的な試合をしてたし、ほとんどの時間帯に)。

 2−1になってからも時は早く流れ、主審の吉田氏は正当なチャージはほとんど取らないのでイエローカードもあからさまに思い切り押した形になっちゃったあべゆの1枚だけで、ロスタイム4分と言われた時は思い切り悪い予感がしたけれど敵もちっちゃいおっさんの冴えが今ひとつ足りなかったのか大型FWが居なかったのか、結局そのまま試合終了だったのだ。 あー、どっと疲れた(前半清水を褒めまくっていた解説の沢登氏、先制された時に「しみーず、えすぱーるす〜、うぃー!」と妙なイントネーションでスタジアム中に響くアナウンスをしていたDJ氏、今季ホーム未勝利で「王者の旗」という名のチームソングを(勝った時にだけ歌うらしいんだけど)今夜こそと準備していたらしい清水サポーターの皆さん、心からお疲れ♪)。 TVの前でハラハラしていた我々もお疲れ(多分平日夜に現地へ行けずスカパーで試合を観ることもできなかった人々もたくさん居たはずだし)。 次節はもう今度の土曜日、3日後か、今度はウチのホームで磐田戦だよ〜(勝負!・笑)(^_^)v。



 今夜の一曲はOff Courseの"Yes-No"で。 ウルトライントロドン・という掛け声で曲が流れるイントロ当て番組が昔あったけど、あれだよねぇ、フリューゲルホーンのE#音が小さく鳴ったらもう手が回答ボタンを押しちゃうよね(笑)。 あのイントロだけでもうどこか遠くへ心が持って行かれる気がしてしまって高校時代ひたすら好きだった曲なのだけれど、詞の内容は実は身も蓋もないなぁ、と大人になって聴けば思うのだ(^_^;)。 でもこれは子供の歌だよなぁ、とも改めて思うのだけれど。 あぁいや、歌に出てくるこの2人は多分20代前半ぐらいなのだろうけれど、その情景や歌われ方は子供が想像する恋愛の逡巡をそのまま表しているような気がする。 というのは純愛という意味なんだけれど(昔村上春樹が「ノルウェイの森」という本を出してかなり売れたのだけれど、あれも子供の純愛の話だった。実はコドモだって彼らなりに性関係を持ったりするのだけれど、それが大人みたいに何か別の事に使われないという意味では十分純愛だろうなぁって思うのだ)。

 そう言えば「ノルウェイ」を読んだ大学の同期のオトコノコが「えーだって、手と口でするのが純愛なわけ?」とそれこそ身も蓋も無い質問をしてくれたものだが、あの男性的解釈の鈍さというものはわざと小説そのものを哂うためのカムフラージュなのかねぇ(^_^;)。 子供の辞書には純愛以外の愛というものは無いんだってば、だからもし何か違うものをすり替えようと一生懸命プラトーン的に頑張るヒトがいたらそれはどんなに歳が若くても子供じゃないとあたしゃ思うわけさ。 いや、必ずしも手とか口とかは要らないんだけど(ごめんなさい雰囲気ぶち壊しで・笑)。

 あーでもさぁ、高校時代にはこの曲を聴いてふとこういう質問をされる日のことを夢想したりしてたんだけど、今こう言う奴に出会ったらあたしゃ抗議するね、全部こっちに答えさせるなよって(笑)。 しかも狡いことに、この答えを求める疑問文は「Yes? (or) No?」ではなくあくまでも「Yes-No」という投げ出された詰問なのだ。 答えた後の責任まで彼女に取らせる気かねぇ小田さん(計算済みだったらすごくヤだ。計算していないんだったら本当のことなんて答えてやるもんか・笑)。 と、30年近い昔の曲に真剣に反論してどうするよワタシ(^_^;)。


 というわけで勝ち試合の後は更新もしやすいものだ、というお話。 じゅびこさん、名波選手出てたんですって? 試合も無事勝ててよろしゅうございましたわねぇ、何だか一回自陣を飛び出してるうちにひどい決められ方をしたGKがいらっしゃったけど(^_^;)。 いいえ第4節時点での順位表なんて当てになりませんよ、まぁ今週土曜の直接対決をお楽しみに、と(とーなーり同士あーなーたーとわーたしさくらんぼー♪)。 あ、厳密には隣じゃないんだけど(ごめんよこないだまで2位だったトリニータ)。  それぢゃおやすみなさーい(宣戦布告・笑)。
posted by らっきー at 23:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月25日

Welcome to PERSONAL hell. 浦和の敵は浦和だと使い古された言葉より前から我々の敵は我々自身ではなかったか。祭りの後、あるいは後の祭り。

 あー負けた負けたっ(いつ以来の始まり方かしらん)。  昨日行われたJ1第33節浦和レッズvs鹿島アントラーズをスタジアム観戦に行き、Jリーグ2連覇の感激を肌で感じて来よう、 といそいそと出かけて帰りは唇を噛み締めながら言葉少なによろよろ歩くことになったらっきーです。 ちっきしょー、完敗だったよorz。

CIMG4976 浦和美園駅の出口。 ACL決勝の時に飾られた各種ポスターや旗や掲示はホーム最終戦の今日まで残してある、 と伝えられていて事実駅じゅうが真赤だった。
CIMG4978 駅からスタジアム(写真左手奥)までゆっくり歩いて10分ちょっと。 歩道橋の横断幕ではないが、正にこれが浦和だ。
 今年も最後の数節は"All Come Together"が合言葉で、皆が力を合わせて勝ち取ろう、という意味だと思うのだけれど、 キックオフ1時間半にこれだけ多くの人がスタジアムをめざしてぞろぞろ歩いているのを見ると 「いやぁオールカムトゥゲザーって言われたから皆本気にして来てみればこんなに集まっちゃったじゃないかぁ(^_^;)」 という笑い話に仕立ててもいいぐらいだと思う(すごく混んでた。いつも以上だったよ)。

CIMG4981 CIMG4979 (写真左)分かりにくいが、左端のおじさん達が立ってるところに 「」が隠れている。もちろんスタジアム方面。(写真右) その辺のお爺さんが普通に腰に巻いてるBoysトレーナー(コアサポーター集団が独自のグッズを作って販売している。 ややアングラ寄りだがカッコイイ)の裾の部分にも"WELCOME TO RED HELL"と書かれている。

 実はこのセンス、本日の対戦相手のアントラーズと似ているのだった。 キャツらは田舎の珍走団みたいなものだが(失礼・笑)、 有名な応援チャントの1つである「Max Volume」の歌詞には「アントラーズ、アントラーズ、奴らを血の海へ」 というくだりがあって小学生の子供も真剣な顔をして歌っているのだ(PTAも気が気でなかろうとは思うけれど)。  一応我々のことは敵としても尊重して下さっているらしく、 年に一度の鹿島スタジアムでの対戦時に時折掲げて下さるビッグフラッグや大きな横断幕は大真面目でその心意気は買うけれど、 正直滑ってることが多くて失笑モノだったりするのが悲しくもある(笑)。 今までに一番笑ったのはゴール裏一杯に出ていたビッグフラッグで、 選手たちの顔が赤の地色に黒一色でお洒落に染め抜かれた堂々たる旗だったのだけれど、 黙ってピンと張っておけば格好良かったのに歌いながら左右に揺らすもんだから、右と左でタイミングがズレちゃって選手たちの顔が波打って 「千円札を折って正面から見ると肖像画が大笑いな顔に」というあの遊びそのままに(ごめん、おなか痛くなるまで笑った)。 あと、「No Antlers, No Infight, No Life」という旗も(あのねぇ、普通は3つ並べちゃダメなの。 インファイトってのは鹿島のコアサポーター集団なんだけど、この時も我々は「何アレ、アントラーズもインファイトも要らないって事でしょ? ぎゃはははは」と大変堪能させて頂いたのだった(^_^;)。

 何より変だなぁって思うのが、キャツらがこの旗を出すタイミング。 明らかに味方の選手を鼓舞するために出すんじゃなくて、 試合前に我々サポーターに向けて出してくるのだ要らん旗を(これは彼らに限ったことではないけれど。 でも少なくともこないだ関係ない試合で我々と敵対する内容の旗を嬉々として掲げていた馬鹿どもよりマシな対決姿勢ではあるのでそれが彼らの流儀ならまぁ受けて立っても良いけれど、 って感じだ)。 愛する選手たちへの応援より敵サポへの示威が先だなんて本当に変わってる、わよねぇ(と我々からすれば不思議)。

CIMG4988 さぁホームだ行こうぜ浦和レッズ!・という横断幕が掲げられたスタジアム。 しかし実はここまで今年ホームで2敗しているがアウェイでは負けてないんだよねぇ(縁起でもない)。
CIMG4990 CIMG4995 本日の御席はS席ホーム側メインアッパー。先月の名古屋戦より良い席だ (イイとこで観たかったから取ったんだよ、とダンナ談。はいはい感謝)。

CIMG4996 CIMG4997 (写真左)鹿のみなさん。(写真右)おなじみ北ゴール裏。 今日はビッグフラッグとかスタジアム全周コレオグラフィー(王冠模様)とか気合入ってたよ。
 実はこの後、一大事が発生してしまったのだ。 朝晩は結構寒い、 と天気予報で言われていたので真っ赤なフード付きダウンコートを着て行ったのだけれど、 デジカメをポケットから入れたり出したりしていて何かの拍子にひょいっと立ち上がったら膝の上からつるっと滑り落ちて前の席の下までコンクリート敷きのところを思いっきり落下、 ガンッという音がして着地(Y_Y)。 うあー壊しちゃったかもっ(>_<)。
 慌てて電源を入れてみる。 英語表示で使っているので"Camera stabilizer is not available."という表示が出て終了、撮影画面にまで行かない。 あぁやっぱり壊しちゃった(涙。 というか今日写真撮りまくる日だったのにどうするんだ。縁起も悪いし)。

P1030909 P1030919 仕方ないのでダンナが撮った写真を借りてきた。(左) バックスタンド全体を使う巨大な王冠のコレオグラフィー。 一番下の白いダイヤ型3つの部分は日光を反射してきらきら虹色に光る素材で、夢のような美しさだった。(右) その時のゴール裏とオーロラヴィジョン。TV組の皆様にもお楽しみ頂けたかしらん(そのためにやってるわけじゃないけど)。

 さて試合開始。 相変わらず身体が重そうなのは仕方ないか、でも本当に前後で攻撃ラインが綺麗に分断されている。 7−0− 3って感じだ(ちきしょー鹿め鬱陶しいマンマークしてくるなぁ)。  しかもウチの最終ラインは闘莉王が居るにも関わらず何だかハイバウンドの処理がおっかなくて初っ端から肝を冷やす。  って主審がまた舞い上がってるのか何だか知らないけど前半7分ぐらいでカード出すし!(悪い予感)。
P1030923 ハーフタイム。何とか凌ぎ切った、 という感じがするのもいつも通りか(^_^;)。
 実は前半のうちにアントラーズは新井場が2枚イエローを貰って退場になっているのだけれど、 数的優位を感じさせないサッカーに終始しているようにも見えて何とか後半立て直してくれないものかと思っていたのだ。  平川が接触プレイで意識ピヨピヨのまま担架で退場して行っちゃったのも堪えた。 オーロラヴィジョンが他会場の試合結果を伝える。  3位のガンバはヴィッセル相手に1−0リード、得点者は前半40分に播戸、という画面に溜息が漏れる。 いや、まだこれからだ。  がんばれ神戸、いや、がんばれ我らが浦和レッズ。
P1030924 コレオグラフィーの時(2枚前参照)を思わせるような3色デカ旗。
 本当に重要な時でないと3枚揃うことのないこの旗を見ていて、 我々のこの試合に賭ける思いが決して薄いものではなかったと再確認できたのだけれど…。 その後の事情により、 この日の写真はこれで最後である。

 後半開始。 何か手を打ってくるかと思えたのだがオジェックは動かないことを選択したらしい。  ピッチでは相変わらずの展開なのだが、少し我々にもチャンスが回ってくるようになった。  何しろ敵は点を取らないと優勝の可能性が消滅してしまうのだから必死である。 1人少ないことを感じさせない怒涛の攻め上がりと、 我々のカウンターに対処して中盤で弾き返す動きを何度も何度も何度も繰り返す。  いつ落ちるかと思われてきた運動量はさすがに試合開始時ほどではないけれど、ついに我々が組織だった動きで彼らを凌駕することはなかった。

 ほんの少し、スタジアム全体の集中が途切れた瞬間に失点。  ピッチ左端から放たれた鮮やかなミドルが都築の手の届かない弾道でネットを揺らし、危機を感じ取って声を枯らしていた我々を黙らせる。  あぁ、やられた。 5年前のナビスコカップ、小笠原の一撃が井原さんに当たってゴールに吸い込まれていった時のことを思い出す。  必死に振り払おうと周囲のコールに合わせながら、改めて鹿島の怖さを思う。 チームぐるみ本気になった時の、 昔懐かしいアントラーズの怖さを。

 しかし先制されれば別チームのように動きが良くなるのもまた今季の我々だ。 大丈夫、 ここ数年で2点のビハインドを追いついた記憶が3回もあるのだ、それに比べればまだたった1点ではないか。 事実、 失点後は鹿島も気持ちが守りに入ったと見えて、明らかに我々のチャンスが多くなってきた。 前半と同じように、 またピッチのこちら側で試合が展開し始める。 目を凝らし、耳を澄ませて時に手を振り歌いながら時に静かに戦況を見つめる。 大丈夫、 時間はある、まだ。
 攻めてはいるのだ。 ただ、何かが足りない。 肝心なところで前へ果敢に出ていく、良い意味で無鉄砲な駒が居ない。  徐々に残り時間が減って、今季絶望の状態であったはずの小野伸二が何とか間に合って投入されて、 とても良いパスや何気ないスローインには大変期待させてくれるのだけれど、そこからが繋がらない。  ワシントンは自分が何とかしようと焦るから、余計にボールを持ち過ぎて数人に囲まれて奪われる。  ちょっと倒れたぐらいでは審判の笛は鳴らない。 いよいよ時間がなくなってくる。 反対側のゴール裏近く、 左コーナーフラッグ手前でスローインを待っていた誰かに赤いカードが出ている。  鹿島の若いFWが客を煽ったか何かで一発レッドだったらしい(後で聞いたら唾を吐いたのだそうだ)。 すぐにロスタイム突入。  時間稼ぎという概念で一枚岩になった、9人の鹿島ほど怖いものはない。 ボールすらほとんど奪取できないまま、無情にもタイムアップ。  静まり返る6万人。 その瞬間、まるで優勝したかのように抱き合って喜びを表す鹿島の監督、スタッフ、選手一同。  少し遅れてアウェイサポーター席の一角にも大歓声。 我々は黙っている。 ただ茫然と座っている。 目の前の敗戦をまだ受け入れられない。  ホーム最終戦だったのだ。 大事な大事な、素晴らしいお祭りになるはずの日だったのだ。 こんな事があるものか。

 穏やかな天気の中、気を取り直したコアサポーターがチームコールを始める前に気がついたら立ち上がっていた。  この日にしか見られないのでとてもとても楽しみにしてきた、今シーズンを総括した映像のことなんかその時は頭のどこにもなかった。 ただ、 ここから離れたかった。 早く、ただ早く家に帰りたかった。 まだ首位だ、来週最下位相手に確実に勝ちさえすれば、 などという楽観論はどこからも湧いてこなかった。
 同じ頃に飛び出してきたサポーターに混じって、急ぎ足でスタジアムの出口に向かう。 慌てて追いかけてきたダンナと、 シーズン総括映像のことで軽く口論になる。 そんなに観たきゃあなただけ今から戻ったらいいじゃないのよ、まだ間に合うわよ、と、 子供っぽくも心ない台詞が口から飛び出して内心どんどん凹んでいく。 違う、そんな声をかけたいんじゃない、 この気持ちをそんな風に転化してはいけないのに。 未熟者め。

 幸い、いつもは喧嘩をすると裡に怒りを溜めて何を言っても黙り込んでしまう彼だが駅への途中で謝ったら一言短く「分かった」 と言っただけで許してくれた。 このヒトには多分、永久に敵わない。  ロボットみたいに理性的で豊かに溢れる感情やしみじみと身を浸す情趣とは無縁の人なんじゃないか・ と密かに思ってきた自分の方が単に子供じみて馬鹿げた振舞いを正当化するだけのヒステリー野郎だったことに気付かされてしまう瞬間だ。  突き落されるにはいつも一瞬しかかからない。 そう、まっしぐらに落っこちていったデジカメのように。
 眠れなくて早起きをした今朝からの疲労で、帰りの電車の中ではドア際に立ちながら意識がところどころ飛んでいた。  ダンナから遙かに遅れてふらふらと歩く。 正直、帰り道に何を考えていたかも覚えていない。 駅前でお惣菜を買ったのを覚えているが、 帰り着いてすぐ何をしたかも忘れてしまった。

 教訓。 我々の敵はやはり我々だったのだ。 最近少し対戦成績が良かったからと、もし万が一今日負けてもまだ首位だからと、 楽観する気持ちがどこかに無かったか? ACLを制覇したチームが本気でぶつかれば国内に敵は居ないと、 勝手に思い込んでしまってはいなかったか? 持ち上げられ、騒がれ続けたことにいい気になってはいなかったか?
 鹿島は本気だった。 サポーターの事は知らないけれど、チームもクラブも優勝の可能性を信じて突き進んできた。 しかも、 審判に苦しめられながらもその往年の老獪さでそのまま我々の足元を見事に掬ってみせたのだ。 ある意味、驚嘆に値する。 敵ながら天晴と、 思わずにはいられない。 浦和はまだ、この鹿島には容易には勝てないのだ。 勝ち点4差に甘えて、 そこを打ち破るための苦労をする覚悟ができていなかった。 それを見透かされていたことが、無性に悔しい。 ただ、悔しい。

 だから次節は最下位の横浜FC戦だけれど、もし勝っても待っているのは我々の大嫌いな日産スタジアムでの優勝セレモニーだけれど、 とにかく気迫と強い意志だけは絶対に相手を上回らなければならない。 安易に勝てると思った時こそ本当の終戦だろう。 今、 それがありありと分かる。 疲労の極にあるクラブとチームと我々の、言い訳は可能かもしれないけれど些細な事のはずだった、 重大な間違いが分かる。
 だから勝て。 もう内容なんか問うものか。 どんな策に出てもいいから、彼らを叩きのめせ。 そして、 今節の自分たちの甘えごと横浜の地に捨ててしまえ。 現場には行けないしTVの前で応援することもできないけれど、 きっと私もまた一緒に戦うから。 斃れてもいい、その手に杯を掴んだ瞬間にでも。


 今夜の一曲は地獄繋がり(?)で、Stingの"St. Augustine in Hell"を。 彼らしい変拍子(4−3)の曲で、詞はむしろイギリス風の苦いユーモアに溢れているのだが、 大親友の恋人を一目見てその魅力の虜になった自分を聖アウグスティヌスに擬えて「余とて木石たるは無し、『望まぬほどに多くを得らる』 と身を慎みたくも今は難し、死ぬる前には悔い改めん、誓いや嘘やは判らねど(ちょー意訳byらっきー)」と悩む男をコミカルに歌ったものだ。  まぁ何てことない内容なんだけど、タイトルのセンスだけで勝ちだよね(^_^;)。 あと、 間奏のあたりで語ってる取調べ刑事さん風のヒトが例に出してる職業が面白い(ということはバレバレで訴えられでもしたのだろうか・笑)。

 取りあえず終わった話なので(来週に続くけれど)、今夜はこの辺で。 また明日から新しい1週間が始まるので、 体調を整えて頑張って働かなきゃねp(^_^)q。 天は自ら助くる者を助く・とも言うし(あたしゃ棚から牡丹餅の方が好きだけど)。  おやすみなさーい(__)Zzz.。oO。

posted by らっきー at 23:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月24日

ぼろぼろジンジャー(^_^;)。ACL準決勝第2戦、浦和レッズvs城南一和を観終えて呆然と動けなくなっていた、出張前のワタシ。

 明日の早朝から秋田に出かけなきゃいけないのにこんな時間にこんばんは、らっきーです。 今日は更新というよりは、この気持ちを如何せん・的な感じで書き残しておくだけのエントリなのでサッカーに興味のない方々はどうぞこの辺でさようなら。 次回更新は土曜日の予定です(って言い切るな・笑)。

 AFC Champions League semifinal 2nd leg: 19:30 kick off (Saitama Studium 2002)

  URAWA REDS 2−2 (total 4-4)  Seongnam Ilhwa Chunma
     ※Urawa Reds win 5-3 on penalties

 言葉にするとたったこれだけの試合。 時間的にも、たかだか120分とちょっと。 なのに私は今まで、こんなにTVで観ていて疲れた試合を知らない。 スタジアムに居た3年前のJチャンピオンシップ第2戦(vs横浜FM)よりもずっと疲れた。 そして震えた。 相手の力が明らかに上だと、認めざるを得なくてホームでの失点に怯えていた。

 水曜の夜なのに真っ赤なゴール裏。 浮かび上がる白い「We are REDS!」の文字。 気持ちが悪くなるほどの動悸と胸の震え。 キックオフ。 走る走る。 チャンスが多い。 すぐ敵にカード。 最初はシトンのゴールに喜んでいた。 前節の千葉戦で、走り回る相手には慣れたつもりでいた。 地獄の連戦から中断期間も空いていたし、自分達の動きが止まるまでに敵の息の根を止めるつもりでいた。 1−0ハーフタイム。
 後半の早い時間、お約束の失点。 イタマルとかいう怪我みたいな名前の奴にきっかけを作られる。 振り切られている坪井。 平川が中で詰めているけれど防げない。 第1戦で2−2だからココでは1−1でも我々が通過できる、けれどこのままでは終わらない予感。

 どんどんボールポゼッションが落ちてくる。 城南は身体の強い選手が多い。 そして動き出しが早い。 こぼれ球の落下点に入り込むのは黄色い選手ばかり。 Jのどの試合よりも怖い、押され続ける展開。 そして、逆転。 目の前が赤くなる。 このままでは終われない。 強く願えばきっと。 パスが繋がらなくてもトラップが脚に付かなくてもホームの芝で滑っても、きっと追いつけると信じて観続ける。 そしてわずか4分後、願いは叶えられる。 2−2。 アウェイゴールルールがあるから、これ以上の失点は死を意味する。 それなのに、画面は都築の守るゴール付近しか写さない。 重畳攻撃。 必死で跳ね返すのにその先はまた黄色。 どんなに叫んでも、願っても時間は過ぎてタイムアップの笛。 アウェイもホームも2−2。 延長戦だ。

 アウェイチームが1点取ればほとんど終わってしまう延長戦の前後半15分、それまでも立ったり座ったりしていたけれどついに身体を起こしていられないぐらい体調が悪くなる。 とても熱っぽい。 多分、いま私の顔はチームと同じ色だ。 寝椅子に横たわり、タオルケットとこの前ひなたに干した布団を被って観続ける。 今までのどんな試合も記憶にないほど攻められ続ける。 せっかくのチャンスの芽は無情にも自分達の動けなさから萎んでいく。 坪井が敵FWへ決定的なプレゼントパス。 思わず浴びせる罵声にも力は無い。 本当の本当に最後かもしれない、惜しいチャンスが2つ3つ。 流れは変わらない。 試合は動かない。 ただ時を示す数字と黄色と赤の影だけが動いている。 延長前後半終了の笛。 ポゼッションは75-25ぐらいだろうか、とふと思う。 城南は宗教絡みの背景を持つチームと各所で敬遠されているらしいけれど、我々が苦しい時に祈るのはこの言葉に対してだ。 We are REDS. コールがスタジアム中に響く。 とても良く知っている種類の、超現実感。


 PK戦。 もういい、と思った。 よく頑張った、これなら勝っても負けても納得できる。 よく戦いよく凌いだ。 心からそう思った。 だから私はオシム監督の真似をした。 居間を離れ、灯りの消えた自室に入る。 閉めたドアにもたれて崩れるように床に座り、目を閉じて耳を澄ます。 TVの音声が遠くに聞こえる。 どうやらホーム側のゴール裏らしい。 ざわめき。 声援。 私はもう動けない。

 1人目はウチが先か、ロビーのようだ。 彼ほどの名手が外すなら仕方ない、と思いつつ聞いている。 大歓声。 この気持ちの強さは凄いなぁ、と改めて感心。 GK都築を応援し、敵を威嚇するサポーターの声援。 笛の音。 あぁ惜しい、とがっかりしたように響く声。 きっと都築は飛んでいるんだろうな、と思う。

 2人目は誰だろう、シトンみたいだ。 リーグ戦で外した3回、いや4回か、のPKシーンが頭を過ぎる。 あぁこんなに早く彼なのか、誰が決めたのだ、と思いながら頭を抱える気力すらない。 笛。 大歓声。 GKが交替したようだ。 相手キッカーの名前は聞き取れなかったが、祈りを捧げています・とアナウンサーが言っている。 私も暗い部屋の中で祈る。 飛べ、都築。
 …ものすごい大歓声と共に「止めた〜」の声。 何かの存在を感じるのはこういう時だ。 勝たせる。 というか勝つ。 みんなで。

 でも私はもう動けない。 3人目以降の誰が外すシナリオも容易に想像できる。 もう立てないはずの阿部勇樹は気力で蹴っていたらしい。 歓声がどんどん大きくなる。 ここでもう1人止めてくれれば次が失敗しても、と後ろ向きなことを考える。 続いて聞こえる嘆声が、その希望を打ち砕く。
 曲りなりにもPKに分がありそうなのは最初の3人まで。 4人目は誰だろう、と思ったら永井雄一郎。 あぁ大丈夫か、と動悸が激しくなる。 プレッシャーに強そうなタイプじゃないのに。 笛。 手を組んで祈ることすらできなかった。 もう、腕を動かすことすら辛かった。 大歓声。 次が外せば勝てる、と実況が言う。 そんなにうまくはいかないだろう、と思いながらじっと耳を澄ます。 わずかな落胆の声。 4−3、と淡々と告げる声がする。

 さあ5人目、決めてこの地獄に別れを告げられるキッカーが居ただろうか、と考える。 気持ちは強く、手足は冷静な選手が残っていただろうか。 呼ばれた名前は平川。 心底、驚く。 指名か、と瞬間思うがそんなはずはない(断言)。 志願したのか、この大舞台を。 それなら我々は彼に賭ける。 しん、と静まり返ったスタジアムに笛の音が聞こえる。 目を開けても見えるのは暗い部屋の中。 大歓声。 決めたーっ、とTVが伝えている。 よろよろと立ち上がり、ドアを開けて居間へ向かう。 震える手で、ダンナとハイタッチする。 観てなさいよ、と呆れ半分に言う彼の強さに、脱帽。

 後で観たそのPK戦の模様には改めて心震えたけれど、正直その時にはもうどうでもよかった。 いつもの椅子にへたりこんだまま、しばらく動けなかった。 私が熱心な浦和サポーターであることを知っている同じサッカー好きの友人達から次々とおめでとうメールが届いている。 まだ決勝に進んだだけだよ、と今なら思う。 でもそれは、何と苦しい戦いの末に得た結果だったことか。

 喜びの赤い渦が揺れる画面を観ながら、ただ呆然としていた。 初出場で得たファイナリストの座。 こんなに怪我人ばかりの我々。 すぐ日曜に迫っている、リーグ名古屋戦(何ヶ月も前からチケット買ってあって観戦予定)。 2週間後には決勝第1戦、イランかUAE(多分イラン。今日の深夜に相手が決まる)。 第2戦、最後の最後となる試合の間に挟まれているのはJの強敵フロンターレ。 もうどうして良いか分からないほどの過密日程が再びやってくる。

 でも獲りたい、ここまで来たらどちらも獲りたい。 正念場を迎えてこんなにボロボロで、でもこんなに求められて愛されて戦っている、我らが赤いチーム。 唯一世界に誇れるとずっと言われてきた、サポーター達の中にいつも輝いている、赤い宝石。 首にかけたタオルマフラーを外しながら、試合中あれほど辛かった熱がすぅっと引いてきたのを感じている。 そうか、闘っていたんだ私も。 自分の分だったんだ、と今頃気付く。 分からないものだねぇ。


 というわけで今日の一曲はThe Style Councilの"Shout to the Top"。 もうココまで来たらトップを目指して叫び続けるしかない。 聞こえようと聞こえまいと、私は叫び続ける。 我々は、叫び続ける。

 …5時起きで準備して出かける予定。 それじゃ、無事帰ってくるまでさようなら。 大丈夫、旅行中には叫ばないから(それタダの変人・笑)。
 あ、ちなみにタイトルの由来はKirinのペットボトル飲料である「Diabolo Ginger」。 いわゆる企画モノで、電車の広告からして気になってたので発売されてすぐ飲んだらジンジャーの舌を刺し鼻に抜ける香味が印象的で、大好きになった。 んだけど、最近もうあんまり見かけない。 なくなっちゃう前に、と1箱Web注文をした奴が今玄関に置いてあるので、さっき一人で乾杯してた。 明日旅行じゃなかったらアルコールなんだけどね(気分は充分ハイですはい)。 ばいびー(^_^)/~~~
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2007年09月30日

ALL COME TOGETHER。冷たい雨の降る9月の最終日は埼玉スタジアムでキミと握手、じゃなくて知らないヒトとハイタッチで終わった。今は歌おう勝利の歌を。

 明日から銀座の職場で常勤になる予定なので気分を引き締めなきゃいけないんだけど今夜はいいよね(^^;)。 こんばんは、 あーそれにしてもあたしゃ秋は大好きだけれどそれはあくまでも晴天で暖かくて風が気持ち良い日に限るよ・ならっきーです(^_^;)。  今日の東京は朝からずぅっとしとしとしとしと、起きてパソコン立ち上げてデスクトップのWeather Widget見たら16℃(!)、 めきめきとやる気がなくなりかけたけどたまにしか行かないJリーグスタジアム観戦の日なので気を取り直していつものようにミルクティー淹れて朝食。  あ、さすがにダンナも早起きしてきた(キャツは夜型さんだが何かあれば起きられるので心配はしていない)。

 J1リーグも日程の8割近くを消化し、我らが浦和レッズはあちこち余計な試合だの大会だのがあるもんだから(控えめな自慢・笑)、 選手達の疲労度もまた尋常ではない。 全ては結果のために、と思ってはいるけれど、胸のすくような快進撃とはいかないのが現状である。  でも、だからこそ我々の応援が役立つ余地があるということさ(前向き)(^_^)/。
 今日はうたた寝してたら時間がなくなってしまったので、まずは写真中心で簡単に。 もし明日暇があったら (多分仕事で忙しくて疲れて無理っぽいけど)追加で試合の模様も書く予定。

CIMG4372 どこだか分かるだろうか(笑)。時間があったので久しぶりに訪れた南浦和駅前。
 昔々、ウチのダンナ(まだダンナじゃなかったけど彼と最初に出会った頃から結婚が決まるあたりまでだ)は南浦和に住んでいた。  小さなアパートの小さな部屋、駅から歩くと15分ぐらいかかったけど心地良い空間に住んでてよく共通の友人知人が訪れていたものだ。  ワタシも厚かましく何度も行って勧められもしないのに夜更かししたりコタツで寝たりしてたものだ(当時は本当にごめん>ダのヒト)。  路駐してたら近所の通報で駐車違反のタグ付けられてたこともあった(私だけじゃなくて当時の彼氏もやられた。住宅街ど真ん中だもんなぁ、 今も厳しいんだろうか)。
 この駅前には何度も赤いフェスティバで迎えに来てもらったものだ。  中古車フェアで運良くかなり安く手に入れたキャンバストップの新古車で、買いに行くのに付き合ったことを今も覚えている。  10数年経つのに、周りの雰囲気が全然変わっていないことに2人して驚いた。 寂れもせず都会化もせず、というやつだ(^^;)。  ミスドの看板が綺麗になっていることぐらいか。
CIMG4373 CIMG4375 駅前のMaruhiro(ちょっとしたデパート)の6階のオーブン亭で食べた昼食 (それぞれ私のオムライスとダンナのチキンソテー)。
 さっきの駅前の写真はここの窓越しに撮ったもの。 本当は景色を眺めつつ物思いに耽っているダンナの横顔なんかもこっそり撮影したのだが、 勿体無いのでアップしない(笑・はいごちそうさま)。

CIMG4376 さてキックオフ40分前の「本日の御席からの眺め」in埼スタ。
 久しぶりのバックロアー(バックスタンド下段)ホーム寄りSA指定席、結構良い場所である。 おいおい客少ないなぁ、と言うなかれ、 メインとバックにはそれぞれギリギリ届く程度の屋根があるのだが、 雨が風で舞うとまともに吹き付けてくる席も多いのでかなりの人数がコンコースに退避しているのだ。 そろそろ選手入場、 という頃にはかなり入っていた。 とは言えこの気候のせいか緊迫する重要試合とまではいかないせいか (対戦相手の名誉のために言うとアルビレックス新潟のサッカーは運動量も多く我々はいつも苦労させられているしサポーターもヨソに比べ大勢来ていて雰囲気の良いチームなのだが、 我々が過密日程のため次の試合に備えて今日来てないサポも多いのだ)、空席がちょっと目立ったのは残念。  ウチら夫婦だって月に1〜2度しか行かないんだから仕方ないけど(^^;)。

CIMG4379 コンコースで入場を待つ我らがキャプテン暢久の映像と、いつも通りのゴール裏。
CIMG4381 メインとバックに挨拶。これから写真撮影。Fair Play Flagが見えてる。

CIMG4382 ハーフタイムから後半開始直前、コールが始まったところ。
 私は普段、試合中には写真を撮らない。 ゴール決まったりしてふと思い出せば撮ることもあるけれど、 原則的にプレイ進行中は応援と祈りでそんな余裕はないのだ。 今日も前半はスコアレスで、押されながら来ていたのでそんな気分で撮影した。

CIMG4383 CIMG4386 フルタイム。つい5分前ほどのゴールの余韻も覚めやらぬまま、 近くまで挨拶に来た選手に精一杯の拍手と声援を送る我々サポーター。疲労と満足感。

 昨日の夜、2位のガンバがトリニータ相手に後半ロスタイム4分めのバレーの得点で劇的な逃げ切り勝ちをした。  何とか持ちこたえてくれ大分・と祈りながら観ていただけにがっかりしたけれど、 その運の強さ気持ちの強さ技術の高さには素直に感心してあげたのだ(^_^;)。 そしたら今日ウチが似たような展開になって、 特に後半に入ってからは新潟の選手達もさすがに走りつかれたか雨で滑るピッチに足を取られるシーンが多くなってきて、 我々ホーム側に近い方の北ゴール裏で守るアルビGK北野が何度もゴールキックをするのを見ながら、 あるいは攻め込まれるシーンで時折目を凝らしてゴールの中の綺麗な緑色の芝を見つめて思っていた。  きっとここにあの白いボールが入って我々が勝つんだ、と。  何度もシュートが外れたりクロスが逸れたりパスカットされたりしてもその度にまた念じていた、必ず、と。  強く思えば願いは叶うとでも言うかのように。

 それでも時間がなくなる。 我々にあの勝負強さはないのか、そんなに疲れているのか、 と苦いものを感じながらそれでもスコアレスドローなら最低限、と実際的な考えが頭をよぎる87分、 ロビーの放ったグラウンダーのシュートは最初ゴール左側に逸れるかに見えたけれど気がついたらネットが揺れていて我々は皆立ち上がっていた。  それは反射的に。 というか本能的に。 大一番の沸騰とカタルシス、というほど痛快ではない、ただただ安堵と感謝と、 そしてやっぱりさすがは彼らだ・と誇らしい気持ち。 前列のお兄さん(赤の他人。残念ながらイケメンではない)とハイタッチをする。  スタジアムで知らない人とハイタッチしたのは久しぶりだ。
 まもなくロスタイム表示が出て数字は「3」。 昨日の5分に憤った身としては何と現金か、 あとは同点を狙って攻めてくる新潟の選手達の攻撃を何とか凌いであわよくばカウンターを、などと思いながら身をよじる思いで応援する。  この気持ちはもう何度も経験した。 去年と今年のお正月の天皇杯決勝。 昨年のJ最終節。 今年の万博のガンバ戦と日産のFマリノス戦 (前節だ)。 ACLとA3の一点差勝ち試合。 そんな記憶が蘇ってくる。 ただひたすら、時の過ぎるのを待つ。 手を握り合わせて、待つ。  終了のホイッスル。 両手を天に突き上げて、何かに感謝する。 そんな時間を今日、スタジアムで過ごせたことにも感謝する。

CIMG4391 本日の殊勲者ロブソン・ポンテ(ロビー)のインタビュー。 珍しく大写しになった彼の表情が何とも言えなくて、ウチに来てくれてありがとう、と胸が詰まる。
CIMG4393 黄昏の中、スコアボードに映し出されたクラブから我々への共闘メッセージ。
 インタビュー中に選手の場内一周がほぼ終わってしまったのでそのままロッカールームへ退いたロビーが、 わざわざ我々のロング個人コールに応えてまた出てきて場内を一周してくれた。 そんな彼を讃える声援もチームソング"We Are Diamonds"も終わって帰り支度をし、家路に就く幸せなサポーターの、我々もまたささやかな一部である。  勝てても勝てなくてもこの時間は貴重だ。 試合を振り返り、自分の応援を振り返り、次の話をする。 共に見る夢の、話をする。

CIMG4397 おまけ。秋葉原駅で乗り換え待ちをしていたらお座敷列車がやってきた。 通過中の写真はブレちゃったけど、中にはテーブルと椅子がずらりと横長に並べられていて確かに宴会用だった。 にわかカメラ小僧が何人か身を乗り出して熱心に写真撮ってたよ。

 今夜の一曲はSir(^^;) Paul McCartneyの"We All Stand Together"で。 1984年に発表された、「ルパートと蛙 (Rupert and the Frog)」というアニメの歌として有名なのだそうで、 youtubeにはそのカエルと思しき映像と一緒に上がってるのが結構愛らしい(別に可愛くはないけれど・笑)。 是非ご視聴を。  私個人としては昔買った彼のベストアルバム「ALL THE BEST!」 に収録されてたので今もiTunesライブラリに入ってるけれど、ビートルズ時代を思わせる簡潔で単純で、でも力強くて素敵な曲だ。  今日の気分に合わせて選んでみたよ。
 ♪〜うぃおーる(じゃん!)・すたーん(じゃん!)・ っとぅげざー!!(じゃ〜ん)\(^o^)/ おやすみなさ〜い。



 追記。 結局ほとんど全部書いちゃった気がするので満足してしまったよ。明日は別の話をする予定(もし更新する元気があれば)。 Ciao!!

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2007年08月19日

職場の暑気払いで新橋(頭韻)。「どんなお店?」と訊いたら「ドイツの歌声喫茶みたいなトコらしい」と言われて頭にクエスチョンマークが飛んだ土曜の夜。

 こんばんは、昨日の朝起きたら涼しくて「あぁこれで夏も終わりね」としんみりしてみたのに、 今朝は居間の長椅子で汗かきながら目覚めてしまったらっきー(ダメダメちゃん)です。 あぁまたエアコン生活に逆戻りさ(^_^;)。
 昨日は土曜日、ということは一日お仕事(まだ珍しがっていられるワタシ)。  ダンナが入院していた間は残業をほとんどしていなかったので書類がどっさり溜まっていて、 結局お昼ごはん休憩30分以外は朝9時20分から夜7時過ぎまでずぅっと仕事していたよ(げっそり)。 それでも終わらなかった (火曜のお昼にやっつけて帰る予定)。

CIMG4017 7時半過ぎに到着しました新橋「アルテリーベ」。 ピンボケごめん急いで撮影したからね(^^;)。
CIMG4028 内部はこんな感じ(笑)。 歌声喫茶ではなく(^_^;)歌い手さん達が日替わりでドイツ歌曲(やその他ヨーロッパの歌曲、日本の唄まで色々) を歌うステージをやっているドイツ料理屋さんだ。結構有名らしい(リンク先参照)。

CIMG4023 ドイツの白ワインは大好き♪Predikat無しのQualitatsweinだったけど美味しかったよ。あともちろん、 長靴型のジョッキで飲むビール。
CIMG4018 CIMG4020 前菜とパン。ザウアークラウトも甘くて美味しい。
CIMG4022 CIMG4024 ポテトの黄色が濃くて品種が違うのかしらん・と思ったり。

CIMG4025 CIMG4027 ホタテも良かったけどやっぱソーセージでしょー\(^o^)/。 マッシュポテトと地味に好相性。
CIMG4030 アイスヴァイン。今まで食べた中で一番美味しかった(驚)。 実は皮のトコがコラーゲンたっぷりでとろける食感が素敵なのだ(発見)。デザートはラズベリーシャーベット。

 大皿で持ってくるコース料理だったので周囲にも遠慮してそれほどたくさんは食べられなかった、けど満足だった。  ワインも美味しかったし、歌の数々は素晴らしかった(かしこまって聴くタイプではなく、 笑いながら口ずさみながら楽しめるのがまた良かった。常連と思しき家族連れなんかがじっと聴き入ってるのも良い風景だ)。  たまたまとある同僚夫婦が小さな子供を2人連れてきていて、中年のおじさん歌い手さんが「可愛いお子さん方のお母さんに捧げます」と 「かあさんの歌」を朗々と歌ってくれたのだがこれがまた心に沁みいる歌声だった。 みんな実家のことを思い出してしんみりしちゃったりして (「泣きそうになっちゃったわ」と隣の子が言ってた)。 ♪かあさんが〜夜なべ〜をして〜…(^_^)/~

CIMG4033 2次会はマドンナ以下7人で近くのホテルのバーへ。 あたしゃトロピカルドリンクが好きなのでついカロリーの事など考えもせずピニャカラーダを頼んでしまった。 中にフローズンバナナが入っててびっくり(^^;)。甘い、けど美味しいのだ♪
CIMG4035 フローズンゴディバ・と名付けられたチョコレートリキュールのカクテル。
 ちょっと写真が暗くて見づらいけど、ちょうどこのリキュールを使ったゴディバフェアってのをやってたのだ。  色々良さそうなカクテルがあったんだけど、私は内心コレを自分で頼もうと思ってたのだった。  そしたらマドンナ達が面白半分でシェアする為にオーダーしちゃって、それでピニャカラーダに変えたんだけどね(^^;)。  見かけから想像していたより甘さが上品で、香りもオトナっぽくてなかなか美味しかったよ。

 ここでも色々とお喋りをしたよ。 今後どんな勉強をしていくか、 みたいな真面目な話から来年の春にみんなで台湾に遊びに行こうという話まで出て、女性ばっかりの職場の良い部分を堪能した。  何しろマドンナが向上心と好奇心を忘れないヒトなので(長期計画性や洞察にやや欠ける点ごと少しウチの母に似ている・笑)、 新しい話が次々に出てきて面白いのだ。 あぁ、再来月から常勤になるんだから潰れないでおくれよ(心の声)。

 というわけで面白かった。 話が盛り上がって日付が変わっちゃって慌てて電車で帰ってきたらもう1時前だったけど(^^;)。  そんでダンナから携帯メールで教えてもらってはいたんだけど浦和レッズはアウェイ国立のヴァンフォーレ甲府戦に4−1と快勝(怪勝) してたし憎っくきガンバは何と最下位横浜FCと引き分けて首位から転落してしまったよ。 びっくり(というかウチが首位ですさんきゅー)。
 この1週間の疲れが出て今日は朝寝昼寝なんぞをぶちかましてしまったので、かなりHPが回復した(^_^;)。  明日はもしダンナの身に何かあった時のために、と午後を休みにしていたのでそれで買い物に出かけたりしようっと(嬉)。 おほほー(便乗) 。
 さて今夜の一曲はいつまでも暑いんでRichard Marxの"Endless Summer Night"などを。 リチャード・ マークスって出てきた時にはルックス先行野郎かと思ってたけど(失礼)、結構良い歌をたくさん出してるので結局ファンになってしまった。  女の子達に大人気の甘いバラードだけじゃなくて、毒のないビート系(って変な言い方だけど)も良いよね("Should've Known Better"とかイントロからして好き)。

 では皆様今夜も暑い中おやすみなさい。  夏休みも大半終わっちゃって何だか寂しいけれど、 これからは気候も過ごしやすくなって実りの秋がやってくると考えれば嬉しいよ(^_^)v。 ばいび〜♪

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2007年08月01日

何ヶ月ぶりかの埼スタ勝ち試合(というとすっごく弱いチームみたいだね)。8月早々J1第14節(代替開催日)、浦和レッズvsサンフレッチェ広島を観に行ってきたのだ。

 こんばんは、19時半キックオフ埼スタってのは大変だねぇ(^^;)。 帰ってきてみたらもう23時回ってたよ (国立やフクアリこと蘇我スタジアムの方がウチからは近い)。 そこはかとなくノドの痛いらっきーです(騒ぎすぎ)。
 A3だナビスコだアジアカップだ、と他の試合が多すぎて、しかもガンバに嫌な負け方をしてたこともあって久しぶりのリーグ戦、 相手は相性の良い広島だったけどやっぱり心配だった。 これを逃すとしばらく勝ち試合が見られないかもしれない・ と思ってチケット確保したんだけど、思い立ってダンナのOKが出た時期が遅かったのでぴあに行ったら既に端っこしか空いてなくて、 それでもメインロアーに拘った理由はそのあたりで売ってるという噂の埼スタプリン(美味しいらしい♪) を一度は食べてみたいと思ったから(笑)。 アジアカップで酷使された鈴木啓太と阿部勇樹、怪我明けで久々の出場になる闘莉王、 ブラジルで心臓の検査を受けて戻ってきたワシントン、そんで出場停止が小野伸二で酒井友之が神戸に完全移籍・ と色々不安材料もあったのだけれど、取りあえずは久しぶりに浦和の試合が観られる喜び(と怖さ) を感じつつはるばる出かけていったわけさ(^_^;)。

 今日は時間もないので取りあえず写真中心に短信で。 明日は午前中だけ仕事なので、 もし余裕があったら試合とその前後の感想なんかも書いてみようと思う。 ひあうぃーごー♪
CIMG3874 昼寝をしてしまったので予定より遅く到着(^^;)。夕暮れ空が美しい。
CIMG3880 メインロアーの201入り口近くで移動販売車を出してた屋台でビーフストロガノフ丼 (温玉入り)650円也をゲット。なかなか美味しかった。ダンナのジャンバラヤ(@隣の屋台)はひたすら辛かったらしい。

CIMG3878 本日の御席(メインロアーSA指定)。 アウェイサポーターの近くだけどゴール裏ほど見づらくはない。流石に良いスタジアムだ。
CIMG3883 肩越しに振り返ったところ。 紫色の広島サポーターとの間にあるのは階段状の屏風みたいな形をしたアクリル板(隔離のために使う)。
 今日は入場者がそれほど多くもないのだろう、緩衝帯が広めに取られていた(なんだか先日敵サポにカレーを投げた馬鹿が居たらしく、 そのせいという話もあった。昔駒場のFC東京戦でも投げた奴が居たのだが本当にその辺は進歩してないというか反応が同じというか。 決して擁護してるわけじゃないけど)。

CIMG3884 試合前の整列。
CIMG3885 GOAL(すんごいズレてる写真でごめん。つい興奮して・笑)。 これは多分達也の3点目。
CIMG3888 フルタイム。 思ったより点差がついたけど後半に闘莉王の得点で追いつくまでは生きた気がしなかったのも事実(笑)。

CIMG3890 ヒーローインタビュー。彼の復帰は本当に大きいね。
CIMG3891 サポーターにご挨拶。 CIMG3893 ご挨拶その2。

 結論から言えば、やはり広島は我々の期待した広島らしさを発揮してくれた。 しかし本来の守備陣が怪我や累積警告で揃わない中、 佐藤寿人の得点までは試合の流れをうまく引き寄せて怖い攻め上がりを見せていたこと、 あとマンマークや早い寄せで浦和の攻撃陣を狭いスペースに押し込めて前半の停滞を招いたこと、このあたりは見事だったと思う。  駒が揃っていればもう少し違った試合だったかもしれないがそれもまた時の運、とにかくお疲れm(_ _)m。  次節以降は生まれ変わったように頑張って、できればガンバを倒してくれたりなんかすると嬉しいんだけどどうかな(厚かましい・笑)。

 試合後、入り口近くの席だったこともあって終了直後に走って駅を目指すか残って歌うかの相談。 そりゃ歌いますとも、 歌わせてください(とワタシ)。 大事な勝ち試合では終了後に選手が控え室に消えた後、 サポーター達は立ち上がってタオルマフラーを両手で掲げ、公式応援歌の"We Are Diamonds"(前にも書いたけどRod Stewartの"Sailing"の替え歌だ。ちゃんと許可も取ってあり、 今となってはJ1オリジナル10チームの応援歌で唯一歌い継がれている大事な曲である)を歌うのだ。 英詞だけれどMDP (マッチデイプログラム。冊子)やTシャツ等にも歌詞が載っているし、 バックスタンド最後部情報屋根下に幅一杯の歌詞入り横断幕があるのでそっちを見れば初めてのヒトでも一緒に歌えるという至れり尽くせりさである。  さすが一見さんにも優しいクラブを目指してるだけあるね(そうなのか!?)。

 というわけで今夜の一曲はそのRod StewartとBryan AdamsとStingが歌った"All For Love"。 すべては愛のために・ とか大仰な台詞が何故似合ってしまうのだろう欧米の人々ってば(半ば羨ましい。 けど実際日本語で言われたら引くだろうからやはり各言語にはそれなりの特徴があるのだろう)。 でも言ってみる、すべては愛のために (はぁと)。 え、何にだって? そりゃ世界の色々に向けて言ったのさ(^_^)v。  それでは明日は初めての職場に半日お邪魔する予定になってるのでこの辺でおやすみなさい。 あぁ、 試合に勝った夜の世界は美しい(*^_^*)。

posted by らっきー at 23:57| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

曇りのち雨のち曇りのち暴風雨のち薄曇り。心穏やかにウチのサッカーを観たのはいつ以来だろう、と自問する平和な土曜日。

 こんばんは、2位のチームを応援しているらっきーです(意外。というか既に驚愕の類。まさか名古屋に勝てるとは!)。 水曜にACLがあるのでリーグから配慮してもらっていたのかどうかは知らないけれど、今日は珍しく早い時間の試合だったので集中力を切らさずに観ることができたよ。 多分、グランパスは本調子じゃなかった。 本田は確かに若くて優れた選手だけれど、あのU-22香港戦での芸術的FKは本人の力量に加えて偶然が働かなければ生まれなかった、と分かったので少し安心もした(笑)。 とゆーか前回やられたヨン様ことヨンセンにはやはりシュートを食らったけれど、それ以外は全体的に前への志向が足りないように感じられた。 あと、藤田俊哉は磐田にいた時にはもっと怖かった気がするんだけどなぁ(どうでしょうかじゅべこさん)。

 それにしても驚いたのはオジェック以上に交替選手を出してこなかった名古屋のフェルフォーセン監督である。 大竹まことを上品にしたような顔立ちしてるくせして結構有能だと聞いていたのだが、流石に玉田やスピラールを怪我で欠くだけあってサブ組を活かしきれなかったのだろうか。 と書いてから調べてみたら、ベンチに直志だの吉村だの巻弟くんだの、色々取ってあったではないか。 出せば良かったのに・とダンナに言ってみたら彼曰く「誰と交替で?」。 うーむ(他チームのことはよく分からない・笑)。

 おかげさまでウチのチーム、いつもはもっと消極的な試合運びにイライラするところだけど今日は観ていてボールがどんどん前へ出ていって面白かった。 ネネのヘディングは塀内夏子さんの漫画「Jドリーム」に出てくるVTOL(長身からほぼ垂直に叩きつけるヘディングを垂直離着陸可能な飛行機に例えてこう呼んだ)を思い出させたよ(褒めすぎ)。 誰かFC東京の平山選手に今日のビデオ見せてやって(笑)。
 前半のうちに追いつかれてしまったけれど、後半に入ってもウチの勢いは衰えなくて、それが心の支えだった。 どっちにしろアウェイ名古屋でそんな簡単に勝てるとはハナから思っちゃいないさ(^^;)。

 後半も30分過ぎ、シトンが抜け出してGKと1対1になった時には大騒ぎしてしまった。 ら外すし(怒)。 止めた止めたもうワシントン応援するの止めたっ(当り散らすワタシ)。 と思ったのだが5分ぐらい経ったらさっきのより遥かに難しいゴールが密集の中敵DFに当たりながらも決まったので前言撤回(後で2ちゃんねるを読んだら同じようなことを考えていた人がいたのでまた笑う)。 うわっ・と沸騰するアウェイゴール裏。
 そこから10分弱、守りきるのがそれほど難しくなかったことに驚く。 先制したのも久しぶりなら、追いつかれてまた突き放したのも久しぶりだったのだが(何しろここ数試合2点目が遠くて遠くて)。 やはり怪我人の存在(というか不在)が影響しているのか、今日のグランパスはいつものあの憎らしいチームではなかった。 こう言うとすごくセコく聞こえると思うけど、こういう状態で我々に順番を回してくれて本当にありがとう。 そしてあの何度やっても勝てる気のしない瑞穂ではなく大きくて新しい、まだ守り神の居ない豊田スタジアムで対戦してくれてありがとう。
 結構入ってたと思ったら3万4千人来てたらしい。 それなりに良い雰囲気だったけれど、スタジアムの神様に助けてもらおうと思ったら何度も何度も戦って実績を残しておかなきゃいけないのだ。 埼スタにいるとそれが分かる。

 駒場では突然の暴風雨で試合が数十分中断したけれど、アルディージャが終了間際に決めた富田の1点で横浜FCに逃げ切り勝ちを収めてまずはご苦労様だった。 あの雨がうそのように夕日がバックスタンドを染め上げている。 喜ぶ大宮サポーターの纏うオレンジと同じ色で美しいな、と思う。 別に浦和好きだからといって大宮が嫌いなわけじゃないけれど桜井選手をはじめ向こうが意識してきて辟易するところはあった、でも今年これだけシーズン前半から降格圏にどっぷり浸かっているのを見るのは良い気分ではない。 これから何十年もダービーをやりたいなら、ずっとJ1に居てくれなければ困るのだ。 頑張れよ、とTVの夕日を観ながら思う。

 というわけで今夜は特に文句もないままウチの子たちにはお疲れさま、ということで終了。 アフターゲームレビュー番組の類は漏れなく観て久方ぶりの勝利に少しだけ浸ることにする。 次はシドニーFC戦。 ここで次のステージに進めるのなら、次のリーグ戦に響いても構わない(大嫌いな横浜FM戦だけどね)。 全力で戦え我らが戦士達よ。

 今夜の一曲はFleetwood Macの"Peacekeeper"。 比較的後期の曲だが、彼ららしいテイストに溢れている。 G# Minor(嬰ト短調)が語り聞かせるようなイメージをもたらす、短めだけれど盛り上がりも素晴らしい佳曲だ。 特に今日これを選んだ意味は無いけれど、ふと浮かんだので(^_^;)。
 …ではおやすみなさい。 ダンナがお腹壊した、と言ってるのでもし明朝早起きした時回復しているようなら谷津バラ園へ拉致する予定。 デジカメ充電しておかなきゃ(^_^)。 では皆様、良い夜を(はぁと)。
posted by らっきー at 23:56| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

谷津バラ園の薔薇が満開だと言うので観に行きたかったのだけれど天気予報は無情にも雨。昔のサッカー番組を観て過ごす朝。

 おはようございます、また夜中にうたた寝してしまったらっきー(ダメダメ度3)です。 後ろを見ればまだダンナも居眠ってたのでTVを消して居間の電気を常夜灯に落として歯を磨いて自室に引っ込んだのだけれど、枕元に置いた本を読んでいたらガターンという音、もそもそ動く音、キッチンで水を流す音、トイレのドアが開いて閉まった音、ダンナの部屋のドアが閉じる音が聞こえてきた。 あはは、寝返りうった拍子に何かグラス倒したらしい(お気の毒)。 今朝見たら台拭き布巾が濡れていてキッチンシンクに彼がお茶を飲むグラスが置いてあって居間の寝椅子の周りに拭いたあとがあったので間違いなかろう。 掃除してくれてありがとう(違う)。

 Fantasy Soccerの編成をまだしていないのと朝ゴミ捨てがあるのとでいつもの時間に目覚ましをかけて寝た。 田中達也が出てくる夢を観たのは昨日Reds TV GGR(応援番組だ)でヴェルディとの練習試合で得点を決めたところが報じられ、久しぶりに元気な姿を見たからだと思う。 その風貌がロード・オブ・ザ・リングのイライジャ・ウッドに似ていると言われる彼だが、私にはハリー・ポッターのように感じられる。 いや別にダニエル・ラドクリフに似ているわけではない、ただハリーが世界を救わねばならない存在だと自分に重い枷を課しているところが達也の公式インタビューでの硬い硬い表情を思わせるのだ。 彼が幸せな顔をしているところをもっと見たいだけなのにね、我々は。

 NHKの朝ドラが何だか暗い展開になっていてあまり観て面白くない。 今日はバラ園に行くはずだったのに、まだ雲の上にはいくらか明るさが残っているのに、西からどんどん雨雲が近づいてくるのも気に食わない。 大体、今日のグランパス戦に全然勝てそうな気がしないのも嫌だ(それは八つ当たり)。 毎朝体重と体脂肪を計ってるんだけど今週中盤にいい線いってたのが週休を挟むとすぐ元に戻りかけてるのもゲンナリである(それは自業自得)。
 なんかJの再放送でもやってないか、とサッカーカレンダーを観てみるが考えれば今日は試合当日、この時間には何も放送が無い。 なんか録画してあった番組でも観てみるか、とTVのハードディスクレコーダーの中を見てみる。 昨日のGGRの再放送はほとんど観たので消す。 前のページにもう1つGGRが残っている。 この順番から行くと去年のだけど何故これだけ消し残してあるのだろう、と観てみた。 優勝したガンバ戦の後の放送だった。 昨夜残したままだった夕食の食器を洗いながら、涙が零れた。 半年前、我々はこんなに幸せだったのだな、と。

 覚えている。 私はこの試合に行っていた。 まだ優勝の可能性が取り沙汰される前に買ったチケットで、SA席のアウェイ寄りの端っこだったけれど全てが見えた。 あのバックスタンドを埋め尽くす巨大なチームエンブレムのヴィジュアルも黒い旗を打ち振りながら震える思いで見た。 試合のダイジェストがTVから流れる。 どの瞬間も覚えている。 先制された悔しさ、信じる気持ち、ほどなく追いつけた時には本当にロビーに感謝した、ハーフタイム直前に追いついて、後半早々加点して、達也が出てきて、妙なセットプレイから失点した時には3−1で終わると信じていたからがっかりして、ついに引きずり出された遠藤のFKがゴール右上に逸れていくのを見送って、ワシントンが高々と両手を上げた時に主審の笛が吹かれたのを見た。 覚えている。 銀皿。 暢久の変な日本語。 ギドの嬉しそうな顔。 幸せな帰路。 そしてこの画面には出ていないけれど、我々は今年の元日に天皇杯すら制覇したのだ。 そこからまだたったの5ヶ月。

 遠くに来てしまったな、と思う。 洗い物を終えてミルクティーを煎れ、パンを食べながら今度は別のGGRを観た。 去年一年間、全てのリーグ戦を振り返った総集編だ。 こんなに勝っていたのか。 引き分けや負けもある、惜しい試合や解せない判定もある、でも何かに魅入られたように我々は勝ち続けていた。 何よりこの得失点差は何だろう、34試合で+39は文句なしのリーグ1位だったのだ。 今調べてみた、たった4勝しかできず不本意にもJ2に降格してしまった京都サンガすら得失点差は-36だった、毎試合1点差以上のペースで勝ち続けた浦和が凄かっただけだ(ちなみに勝ち点72なので1試合平均2.1!いくら昔を懐かしんでも詮無きこととは言え、ここ4試合…あれ5試合だったかな…引き分け勝ち点1が続いている現状を考えると嘆息せずにはいられない)。

 全ての得点が懐かしい。 いくつかはスタジアムで、他のほとんどはTVで観た。 ホームの鹿島戦なんか通して5回も観た(観すぎ)。 チーム状況が良い時に好きにならずにいられないのは当たり前だ。 それでも画面を止める気になれなかった。 観終わったので今度は最終節の録画してあったやつを引っ張り出して再生している。 TV解説は現Fマリノス監督である早野氏だったのか。 主審は私と同郷の上川氏、そう言えば彼が活躍したドイツW杯はこの年だった(もう何年もも前のことのようだ)。
 …本当はこういうことをしている場合ではない。 Fantasy Soccerの編成締め切りまであと1時間半だ。 さすがにこの時間だとダンナも起きてきた。 朝食も食べかけである。 雨も降ってきた。 でも。

 どんな時も、と思う。 チームが苦しい時こそ応援しなければ、と改めて決意する。 幸い、水曜のシドニーFC戦は現場に行けることになっている。 思い切りの良い、失うもののない川崎のサッカーは我々にはできない。 だったら自分達なりの戦い方をするしかない。 ゲームに復帰した田中達也は翌日筋肉痛に悩まされ調整中だ、と聞いている。 シトンの不調はまだ出口が見えない。 闘莉王も出られないと聞いている。 堀之内も坪井もネネも細貝も、自分達の課題を抱えている。 余裕に溢れた天才の小野伸二は何をしている? 黄色いユニフォームを着て我々を散々悩ませた阿部勇樹は? 去年と違うDFシステムに怒るシーンの多いGK都築をベンチから観ていて、代表に選ばれながら出番の前に怪我でチームでのポジションを失った山岸は何を思っているだろう?

 混迷するチーム状況、オジェックを信じて良いのか決めかねているサポーターの中に居てそれでも我々にできるのは応援することだけで。 妄信も卑下もせず、毎試合戦況を見つめ声を出し手を振り祈ることだけで。
 多分応援に関わらず、今日の試合は苦しいだろう。 負けてしまうかもしれない。 でも去年の全試合プレイバックを観ていて一つ分かった、どの試合も無駄ではない。 当たり前だけど負け試合だって本当に無駄ではないのだ。 それを言うならJリーグが開幕して15年、情けない成績を残し続けた最初の10年間にも無駄な試合は1つもなかったことになる。 そしてこれからも、チームある限り。
 今年ACLで本選に進めなくても来年またチャンスはある。 何年同じ失敗を繰り返しても我々が過去を忘れない限りいつか飛躍は訪れるのだ。 信じて応援しよう。 第一黄金期が去ったっていいじゃないか。 強くなきゃ嫌いなのか?違うだろう?何が起こったって呆れたり嘆いたりしながら一緒に歩くんだろう? それを忘れていないか?

 …少し気分が落ち着いたので、これをアップしたらファンサカの編成をして朝食の残りを食べて部屋を片付けることにする。 降り続く雨もいつかは上がる。 もしかしたら明日は快晴ではないにせよ撮影日和になって谷津バラ園に行けるかもしれない。 私の大好きな甘い香りのDainty Bessが待っていてくれるかも♪

 というわけで取り合えず今朝はこの辺で。 そのファンタジーサッカーだけど、実は前節無茶苦茶やらかしたと思ってた割にボーナスポイントに恵まれたので82fpとそこそこの成績が上げられたよ。 あぁ柏の皆さんありがとう(^^;)。 あと復活してくれたフロンターレの中村憲剛もありがとう(節操無し)。 ちっきしょーガンバのGK藤ヶ谷、まさかお前を出すわけにもいかないだろうとベンチに置いといたらPK止めて大ボーナスの計11fpとは憎らしや凸(ー_-メ)。
 現在マイチームはイースタンリーグ500位台、全チーム共通2600位台/107714チーム・とそこそこの成績なので何とかこれから1時間余で頑張って編成しなければp(^_^)q。 ではまた後で〜。 今夜の一曲ファンの方々は夜までお待ち下さい〜(居ない居ない・笑)。
posted by らっきー at 11:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月07日

第5節にして今季初のJナマ観戦。いくら調子が上がらなかろうが先制されようが守備に不安があろうが勝ちは勝ち。Jubilation(歓喜)。

 こんばんは、スタジアムから帰ってきたらもう23時前で大急ぎ更新のらっきーです。  新しいデジカメで写真撮ってきたので今日はまず写真ばっかりの短信でお届け予定(こりゃ楽だ・笑)。  今日のレッズ戦はナイトゲームだったので、 とりあえず13時からと14時からの試合をTVで観てから出かけたんだけどあちこちザッピングしてたらほとんどの得点シーンを見逃したよ(^_^;)。  ヴェルディはアビスパに押し込まれてたと思ったらオウンゴールで追いついたから大丈夫だろうと思って後半J1の試合を観てたらうわぁ、 最後の最後にPK取られちゃうとはご愁傷様(吉田主審でソレなら諦めるしか無いと思う)。 現地に行っていらした(はずの)村人さん、 大丈夫でしたかー? たまにはそんな試合もあるでしょう、また応援頑張って下さいねー(私信失礼)。
 ガンバとフロンターレが引き分けた試合を観終わって16時過ぎに出発。 曇り空であまり暖かくなかったのでハーフコートを着て出かけた (暑ければ脱げばいいけど現場で寒いと応援意欲が殺がれてしまうからねぇ)。 今日は奮発してS席にしたので (というか本当はバックスタンド中央のR席をプレオーダーで申し込んだんだけど抽選に外れちゃったんだよ。 R→S→SAの順で希望してたので仕方ない。ちなみに来月GW中に行く千葉戦はSすら外れてSA席になってしまった)メインロアー (正面下段)だけれどスタジアムの中は風が強いから防寒対策は重要なのだ。

CIMG2846 CIMG2847 まだ辛うじて桜が残っている。あぁ埼スタよ、ただいまー(^_^)。
CIMG2848 中央の2人(?)はチームマスコットのレディア・フレンディア夫婦に去年誕生した双子、 という設定のシャーレ君&ディアラちゃん。着ぐるみはまだ見たことがない。

CIMG2850 本日の御席(メインロアー奥の方、ホーム側。雨が降っても濡れないのが嬉しい)。 そこそこ観やすかった。
CIMG2849 CIMG2854 本日の御弁当その1、うめし。ヒモを引くと温まるようになっている。 今日の対戦相手の磐田は浜松の近くなのでうなぎが有名だが、実は浦和もうなぎが名物と言われているのだ(何故だろう・笑)。 ダンナが美味しく頂いていた。
CIMG2853 CIMG2855 御弁当その2。外連味なく・というのはチームスローガンの1つだが、略して 「外連味弁当」と呼ばれるのはどうよ(^_^;)。
 向かって左半分が今日の対戦相手の磐田から連想される名物(なのでこっちにもうなぎが入ってた)、右半分は次の対戦相手(アウェイ) の柏にちなんだ…って柏餅(手前内側)しか分からなかったよ。 そんでこの弁当、 もったいぶって売ってる割にそれほど美味しいわけじゃないのが一番問題だ (数年前にもちょうど売り出した直後ぐらいの清水戦で一度買ったら変なイチゴ味のバター菓子みたいなのに胃をやられて往生したんだった後で思い出した) 。 結局ご飯とスパゲティとウィンナーの大半を残してしまった、あぁもったいないもう買わないっ(誓)。  でも私の分のうなぎも容器に乗せて温めてくれたダンナありがとー(^_^)v。

CIMG2857 CIMG2860 試合前の練習風景とアウェイ磐田サポーター。光学7倍ズームって結構寄るねぇ、 嬉しい(*^_^*)。
CIMG2869 いよいよ選手入場。おなじみ"First Impression"が流れる中で挨拶する選手達を見ると気分が引き締まってくる。今年も頑張って応援しよう、と誓うのだ。
CIMG2879 ハーフタイム。何このピンボケ、というなかれ実は奥の窓の内側は関係者席(多分)で、 右に見えているつるんとした髪型の一見子供のような青年は我らが田中達也である(分かりづらくてごめん、 周囲を気にしながらズームで狙ってたんだけどこれが精一杯だったさ)。

CIMG2887 CIMG2885 後半開始。前にも書いたけど試合中はめったに写真が撮れない(多分得点時ぐらいだ)。
CIMG2889 うあー、やったよついに逆転っ\(^o^)/。しかしこの後も散々に攻められ続け、 ゴールポストに助けられながらも何とか守りきって勝った。いやぁ辛勝。というほどでもないけどまぁ勝てて良かったよ。

CIMG2900 CIMG2899 戦い済んで挨拶に回っている選手たち。 1人足りないのはヒーローインタビューに呼ばれてるから。ロビー(ポンテ)カッコイイよねぇ。

CIMG2907 久しぶりにしばらくスタンドに残って"We Are Diamonds"を歌い、朝井さんの他球場結果のアナウンスを聞いてハイライトを観てから出てきた。
 試合終了直前ぐらいから雨がサーサーと降ってきたがちょうど出る頃には一旦止んでいたので助かった。  内容がそれほど良くなかったことへの脱力感と勝てた安堵が混じった気持ちで駅まで歩く。  そこここから試合の感想や分析を話し合う老若男女の声が聞こえてくる。 懐かしい風景だ(前回ここに来たのは優勝した去年の最終節だった。 ナイトゲームとなるといつ以来だろう、思い出せない)。

 とゆーことであまり褒められた試合ではなかったにせよ勝ちは勝ちだ(なんか毎回そんなこと言ってる気がする最近)。  詳しくは明日の試合を観てもし余裕があれば振り返るとして今夜はもう遅いので一曲ご紹介してとっととおやすみなさい・だ(^^;)。
 うーん、何にしようか迷ったけど随分と懐かしいところでMadonnaの"Holiday"を。  ♪〜It's some time to celebrate(お祝いする時間だよ〜) というのが今日の気分にちょいとヒットしたので入れてみた。 実はマドンナの曲で私が一番好きなのは別のヤツなんだけど、 多分近々ご紹介することもあると思うので今日はこれにて(次に好きなのは割と後期に出てきた"Drowned World / Substitute For Love"だ。これは知らない人も多そうだからおまけでご紹介。 歌詞も歌い方も母親としての慈愛に満ちていて素敵な歌だ)。 ぢゃねー(^_^)/~~~。

posted by らっきー at 23:54| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月21日

未体験ゾーン。今年のACL(Asia Champions League)を戦う我々と川崎はチームもサポーターも楽しむ姿勢満載で何だか新鮮。

 こんばんは、何だか今日が何曜日で何の日なのか分からなくなりつつあるらっきーです(お彼岸の中日。そう言えば朝一番でお義母さまと3人、埼スタからそう遠からぬところにあるお寺さんまでお墓参りに行ってきたのだったよ)。
 良いお天気でお参り日和だったね(^_^)。 10時半から近所のファミレスでブランチにしては重たい食事を摂り(訳あってオージービーフを食べなければならなかったのだ)、またVitz君に乗って帰ってきた。 隣のスーパーで買出しをして戻ってきてもまだ正午過ぎ、何だか有効に時間を使ったなぁ、って感じだったよ。

 そんで「どうぶつの森」の本日分を終わらせつつヨソ様のサッカーを観る。 ウチらはACLだが他のJ1勢はナビスコカップ、あとJ2リーグ戦は普通通り行われているのだ。 13時からのヴェルディvsセレッソ@味スタ、前者はこのところの大量得点が一段落してやや息切れしてきたか、意外にもC大阪が(退場者を出したにも関わらず)うまく持ちこたえていたのだが結局PKを取られてジ・エンド。 大相撲風に言えば「まだ初日が出ない」セレッソだが、今日の出来を見ると相手次第ではそろそろ勝てそうな気がした(って後半は川崎の試合観てたからあんまり大きなことは言えないけど)。

 14時から等々力で行われたフロンターレvsバンコク・ユニバーシティ(ACL第2節)の中継を観た。 現在ウチらと川崎が戦ったら7割がた彼らが勝つだろう、と思うぐらいのチーム状況の違いだがACL仲間としては応援するしかあるまい。 最悪なのはどっちも一次リーグで敗退することなのでそれだけは避けたい(せめてキャツらだけでも行ってくれれば我々は来年後を追う)。
 どうせホームで格下を相手にボコスカ点を取る展開になるだろう、と思ったのでダンナと「何点も入ったら違う試合にチャンネルを変えよう」と言い合いながら観始める(^^;)。 いきなりバンコク大のチャンス。 おいおい、普通に攻めあがってくるチームじゃないのさ、こりゃ弱くないよ、と思っていたら前半の早い時間だってのに先制されてしまったw(゚o゚)w。 同じような形からの失点に「関塚監督悔しかろうなぁ」とヨソ事ながら思う。

 その後フロンターレにも数々のチャンスがやってきたのだがどうもバンコク大のキーパーが当たっているらしく悉く防がれる。 開幕戦の菅野(横浜FCのGK)を思い出したよ。 後半に入って相手に退場者が出たこともあってジュニーニョだ我那覇(交替で出てきた)だ、と散々攻め込むのだけれど最後の最後でダメ、あぁこのまま終わってしまったら心底ヤバい、とハラハラしていたら残り10分少々のところでゴール前を横切るボールが綺麗に相手DFに蹴りこまれてオウンゴールとなり川崎が追いついたのだった。 あぁ気を揉ませるなってのさ(というかタイリーグのレベルって結構高いんだねぇ、油断してたらアウェイでは更に苦戦するかもよ)、とこの辺まではまだ気分良くTV観てたのさ。

 16時になってコンサドーレvsベルマーレにチャンネルを合わせる。 同時にナビスコ杯予選リーグの神戸vs千葉というカードの中継もやっていたのだけれどやっぱり真剣勝負度ではJ2でしょう・とこちらに決定。 あたしゃ今年の札幌にはちょっと期待している、というのも現実的かつ理論派監督である三浦俊也氏が大宮から就任してきたからである(元々大宮アルディージャを超J2レベルまで引き上げた功績は大きい。J1で苦労していたのは選手層経営状態観客数入場料収入なんかを考えれば仕方ないとも言える)。 大宮時代にはいつもスーツを着てピシッと髭剃って優等生的なコメントとスマートな指揮を見せるイメージだったのだが、今年コンサドーレに来てからの三浦さんには正直驚いたよ。 髭ボーボーでワイルドな雰囲気で大声張り上げて選手に怒鳴るようなヒトには見えなかったもんなぁ、ある意味コンサがどう変わるか楽しみでならない(序盤成績不調でも解任しないでよね、まさかとは思うけど)。

 後半は夕食の支度をしながら観てたので細部までは分からないけど、青野さんことブルーノ・クアドロス(C大阪時代が印象に残る)が来てたんだねぇ、湘南のジャーンといいJ2にもタレントが揃う時代になったものだ(まぁセレッソに居ても今年はJ2なわけだが)。 湘南には昔懐かしいアジエルも移籍してきて、彼が居なければ我々は2000年にJ1復帰できなかったのだが(2v−1で勝利した1点目が彼の得点だった)、今日の試合でも流石の動きを見せていたよ。 スコアレスドローでも見ごたえのある良いゲームだったと思う(どっちも残念だっただろうけど)。

 さて17:55、いよいよ我らが浦和レッズのACLアウェイ戦デビューである。 相手はシドニーFC(オセアニア圏で王者となり出場した一昨年の世界クラブ選手権でKINGカズが短期間移籍していたことで日本でも知られるようになった)。 オージースタジアム、というベタな名前のスタジアムのアウェイゴール裏に固まった赤い集団は1000人以上いただろうか、大旗やゲーフラまで持ち込んで予想以上の応援ぶりである。 いつもご苦労様ですm(_ _)m。
 シドニーFCのホームユニフォームは水色に黒がアクセントでフロンターレを彷彿とさせる(後で調べたところでは水色と紺らしい)。 平日(だよなぁオーストラリアは)の夜8時(現地時間)のキックオフということで満員ではないもののそこそこの入りを見せた観客席が声援に沸く中で試合開始。 あぁ、ついにここまで来たんだなぁ、とか第1戦のホームではあまり感じなかった思いが胸中を去来したりして。

 …ええ、開始1分足らずで失点するまでは感激してましたとも(怒)。

 正直、最初の25分は観ているのが辛かった。 今年早々ゼロックス杯でガンバに0−4と完敗した時にもこれほど恐ろしい気持ちになったことは無かったほどだ。 立ち上がり、驚異的な集中力と運動量でガンガン攻めあがってきたシドニーの選手相手に、ウチの子たちはただ闇雲に走ってボールをカットしようと空しい努力をしていただけのようにも見えた。 肝を潰すシーンのオンパレードにTVから目を背けたくなったりそんな自分を叱咤したりしながら観ていた。 ポゼッションは多分80−20ぐらいだっただろう(いやマジで)。

 相手は体格がデカイ。 それは事前の知識で知ってはいたけれど、こちらがボールを持つとガツガツ当たりに来る。 Jではフィジカルの強さでほぼ誰も寄せ付けないワシントンが長身DF数人に囲まれてチェックを受け、ボールを掻っ攫われる場面が多々あって嘆息。 闘莉王も浮き足立っている。 最終局面でのネネの守りはやはり少し怖い。 暢久にもいつもの余裕が無い。 坪井はすっかり裏を取られてしまっている。 審判の判定にも何度か納得がいかない(あの疑惑のPK以外にもオフサイド?とか色々あったぞ、あと)。

 しかし今日の試合のターニングポイントは長谷部の復帰だったね。 ネネが負傷したせいで計算より早く入らざるを得なかったのかもしれないが、とにかく彼のおかげ(というか彼を入れたことによるフォーメーションの変化のおかげ)でチームは救われたよ。 ほんと、それまでは全アジアどころか全世界に恥を晒しにACLに参戦したんじゃないかと背筋に冷や汗だったから(誇張ではない。本当にダメダメだったよ浦和)。
 さっきまであんなに速く強く連携が良かったように思えたシドニーFCがようやく普通のチームに見えてきた。 あぁ助かった、ようやく普通のサッカーの試合を観ている気分になれたよ(>_<)。

 そしてポンテの同点弾がグラウンダーの鋭い弾道で倒れこんだキーパーの手の先をすり抜けゴール左下隅に突き刺さった時、初めてアウェイを楽しめる気分になった。 現金なものだ、現地サポーターの声が途端に大きく聞こえ始める。 心に愛がなければ見れども観えず聞けども聴こえず、だ(少し違う・笑)。
 2−1でハーフタイム。 オジェックはどう修正するだろう、ギドなら選手を怒鳴り飛ばしてるんだろうけど、とか思いながら後半開始を待つ。 何だか普通のJの試合よりドキドキするのはやはり、このグループの大本命相手に勝ち点を取れなければかなり苦しくなると分かっているからだと思う。

 後半。 またまたシドニーFCが全力で攻めてきて前半の再現になったらどうしよう、元の寝ぼけたチームに戻っていたらどうしよう、と心配しながら観始めたのだがどうやら杞憂であったらしい。 あべゆこと阿部ちゃんは中盤にいると何していいか分からないみたいだけど後ろで守ってれば鉄壁、ポンテは相変わらず神様のようなボールコントロール、シトンは監督に何言われたか知らないけど過剰にキレることもなく黙々と相手DFを引きずって走り続け、長谷部は魅惑の配球や確かなパスカットを見せる。 いつもの、とまでは言わなくても見慣れた浦和レッズの試合風景である(本当に安心)。

 それでシドニーはどうしたんだろう、急に運動量が落ちてきた気がした。 体格差や激しい当たりは変わらないのだけれど、不思議とボールがキープできるようになったのはやはり積極的な姿勢が少し影を潜めたからだろうか。 前半最初とは対照的に、またまた画面の右側でばかりボールが回っている。 優れたチーム同士の競演とは言い難いけれど、少なくとも観ていて面白い。
 これがACLなのか。 海外の(そこそこ)強いクラブチームと真剣勝負を繰り広げる我々の闘士は他のJチームの選手で構成された日本代表ではなく、100%浦和レッズなのだ。 シトンやポンテや(交替しちゃったとは言え)ネネと一緒に海外で戦える、その幸せ。 目の前で戦う選手たちの全員を何の遠慮も躊躇も無しに応援できる、その素晴らしさ。 もしこれが去年まで我々が揶揄半分に「罰ゲーム」と呼んでいたものの正体だとしたら、何という間違いを我々は自らに課していたことか。 負けたくない。 ただ、負けたくない。

 0−2から追いついたことが無いわけじゃない(ついでに言えば、ついこの間逆も経験した・笑)。 強く願って努力すれば、この流れならきっと、とは言わなくてももしかしたら、ひょっとして、多分。 応援の声が聞こえる。 明らかに増えてきた我々のチャンスに大声で叫んだり拳を握り締めたりしながら画面を見つめる。 祈りながら、見つめる。
 だから決して偶然ではない、相手キーパーがキャッチしようとしたボールをファンブルして、DFと軽く交錯する間にその球が永井の足元に転がってきたのは。 咄嗟に左足を出した彼の反応の速さも。 一気に盛り上がる赤いゴール裏もアタマを抱えるブランコ監督も。 アウダイールとジーダが衝突して「マイアミの奇跡」が起こった時ほど不運ではなかったが、多分今夜は悔しさで眠れないだろうGKボルトンも。

 一番嬉しかったのはその後試合が終わるまでずっと、浦和の選手達に「このままでは終わらない、勝って帰るんだ」という強い意志が感じられたこと。 何故か途中交替させられたキャプテン山田暢久(何故だろう、体調不良とかかしらん・とウチでは話してたけど)に換わって出てきたバカ川さんこと平川選手は無情にも厳しいタックルを受けて倒れこんだ時に足首を捻ったらしく20分余で再びピッチを後にせざるを得なかったけれど、最後の交代要員として出てきたモエたんことDF細貝萌(はじめ)選手は自らの経験の少なさを度胸でカバーして相手に追加点を与えなかった。 GK都築は最初の失点とPKのシーンこそ我を忘れていたものの、その後はしっかり集中してペナルティエリアすぐ外側からのFKをパンチングで防いだり危なげないクリアをしたり、と働いていた。 何度かピンチは迎えるのだがそこは去年散々水際で守りきった実績がモノを言った(嬉しいような困るような)。

 いける、何とかあと1点、と思ったのだけれど、事実追いついた後はほとんどこちらのペースだったのだけれど、残念ながら伸二のルーレットもシトンのシュートもあべゆのタッチラインぎりぎりまでの持ち上がり(シュートはサイドネットだった)も実らず試合はそのまま2−2で引き分け。 ここで逆転できるようになれば真の強豪なんだろうけどねぇ(それはまだ無理か)。
 試合中に3バックを諦めて4バックを指示したオジェックに、選手が何とか対応して曲がりなりにも最低限の結果を出した、そんな試合だった気がする。 いや観てて面白かった、それが私にとっては一番だけど(もちろん惜敗よりはつまらなくても勝てれば予選リーグはそれで良いのだけれど)。 

 …というわけでまたフロンターレと同じ結果でお付き合いしてしまったよ(開幕以来Jリーグ3節とACL2節、計3勝2分けと毎回同じ結果に終わっているのだ。何だか象徴的)。 とゆーかホント、今になってようやく言えるけど負けなくて良かった! シドニーFCの選手やサポーターにもある程度は認めてもらえる試合ができたと思うし、現地まで行った熱心な浦和サポーターの評価はオーストラリアでの小さな国際交流も生んだらしく、お高いレプリカユニフォームを交換で置いてきたヒトの写真がJ's Goalに載っていたよ。 もう何でも楽しみ尽くしてやろう、というその姿勢は今までACLを戦ってきたJのチームより少しだけ我々(特にサポーター)と川崎(特にチーム自体)に強く現れていて、だから外から見ても特別面白そうに見えるのだろう。 ナビスコ杯だって獲ってみたらいいタイトルだったよねぇ(思い出す3年前)。

 さてもう気持ちのバッファーが一杯いっぱいなので今夜はこの辺で。 今日の一曲は付け足し程度のように思われるかもしれないけど実は結構真剣にRod Stewartの"Sailing"で。 浦和レッズの公式チーム応援歌「We Are Diamonds」は彼公認(ちゃんと作曲者に許可を貰っている)でこの曲を替え歌にしたものである。 魂の入った勝ち試合や大事な試合の後に歌われるこのメロディーを耳にするといつも、少しだけ涙腺が弱くなるのを感じる。 元々の歌詞も綺麗で大好きだけれど、そういうわけでこの曲は私にとって特別なものだ。 とだけ言っておいて今夜はおやすみなさい、明日も忙しいお仕事の予定だよ(そういえば常勤A氏が昨日急に激しい頭痛を訴えて午後CTを撮りに行ったのだがどうやら大丈夫だったらしい。どう考えても原因はストレスだよねぇ、と皆で話しているところ。まぁ大事でなくて良かった)。 それではまた〜♪
posted by らっきー at 23:56| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

ヒマな釣り、いや雛祭り。今年も長い長い祭が始まる、魅入られた者たちの祭が。J1リーグ第1節(短信)。

 こんばんは、今まで10年ぐらい使ってきたNetscapeブラウザが最近頻繁に落ちるようになったので(別にソフトのせいではないかもしれないが)、ついに愛想を尽かしてSleipnir(スレイプニルと読む。北欧神話の主神が乗る8本足の怪馬から名付けられたらしい。でも開発者は日本人)というタブ式ブラウザを導入することにしたらっきーです(前フリ長っ)。 ついでにメールソフトも秀丸メールに乗り換えたよ(ご協力感謝ダンナ様)。

 …あー何だか快適っ(^_^)。 本当はこのSleipnir、使いこなすには上級者でないと無理らしいのだが設定はまだまだこれから(しどろもどろ)。 しかし1つだけ不満、初期設定では各タブの右端にカーソルを持っていくと閉じるボタンが表示されるようになっていたのだ。 さっきかなりの長さの文章を書きつつ隣のタブで調べモノしてて、結構たくさんの数を開けてたので戻ってこようとろくに見もせずここに載せる文章を書いてたタブの右端をクリックしたら一瞬にしてページがさようなら(涙)。 うあぁもう今日は書くの止めたっ(逆切れ)。
 これは困る、と設定を見直してみたらちゃんと解決方法が有ったのでホッとしたけれど、それにしてもデフォルトで各タブに閉じるボタンってのは危ないと思うなぁ、こんな失敗するのは私ぐらいなのかしらん(^_^;)。

 というわけでさっきまで書いてたのが全部消えちゃったのでウチらのJ1開幕戦(浦和2−1横浜FC@埼スタ)についてはごく簡単に印象を書いて済ませることにする。 これだけは強調しておきたいのだが、昨日のエントリであたしゃ確かに書いたからね、「久保の変態ゴールは絶対才能」って! ちっきしょー預言者になっちゃったよ(というか既視感バリバリ。あぁ)。

 そもそも最初に出てきた久保が妙に嬉しそうな顔をしてたのから気になってたんだ。 Fマリに居た時、試合前にあんな顔してたのなんて記憶になかったもの。 ずっと腰を痛めてたはずだけど、今日の動きを見ていれば体調が悪くないことはすぐ分かった。 前半最初にどん引きされて、どうこじ開けようかと試行錯誤しているうちにオウンゴールで先制して気が緩んだか、このまま折り返せるという油断だったのか。 前半終了前、誰もがまさか、と思ううちにねじるような動きから放たれたシュートは重たく長い軌道を描いてゴール右上隅へ真っ直ぐ飛んで行った。 山岸が慌てて横っ飛びしてたけどありゃ無理、誰がキーパーでも無理。 それだけsuperなシュートだった(J2の試合を見てると稀にそういうのが決まってる。その珍しさからサンデーシュートとも呼ばれるらしい)。

 ひょっとこみたいに変な顔を作って喜ぶ久保のすぐ後ろに立ってた伸二が悔しそうだった。 大好きな大さん(奥大介のこと。久保の奥への友情、というか深い親愛の情は有名。今回横浜FCがマリノスから形式上の戦力外通告を受けた奥を獲得したのは久保移籍への布石だったという説もある程である)と一緒に先発出場できて嬉しかったのだろうか。 自らの活躍の場を定めたかのような久保の御挨拶を頂いた我々こそイイ面の皮である。 いやー、それにしても眼福だったねぇあのシュート。 敵ながら天晴れ。 対するシトンの欲求不満ぶりは笑っちゃうほどだったけど(我が家では既に「あべゆ」とのあだ名で呼ばれる阿部勇樹からFKを奪ってまで無理やり蹴ってた。後でオジェックに絞られたことであろう・笑)。

 結局負けそうな気はしないままあるいは勝てなくてもこのまま引き分ければ最低限の結果かしらん、と思い始めた後半40分、相手DFのクリアミスをかっさらった永井雄一郎が持ち込んで2点目を決め、ようやく試合の流れはウチに味方をしたのだった。 その後双方に惜しいチャンスが数度あったけれどこのまま時は過ぎ、浦和はついに選手交替をせず横浜FCはKINGカズを出すことなく柏原主審は大方の懸念にも関わらず極めて妥当なジャッジを見せて試合は終わったのだった。 疲れた、けど観ていて面白い試合だった。 あぁ良かった、ゼロックスの再来だったらどうしよう、とちょっとだけ思ってたんだよ(^_^;)。

 しかしオジェック采配は現実的というか論理的だったなぁ、後でサブ組の心理マネージメントもしっかりしてくれれば今日の試合で交替カードを切らなかったのは妥当だと思えたもの。 他を圧する素晴らしい技術のオンパレードで優れた試合をして見せてくれるまでにはまだまだ時間がかかりそうだけど、もし夏までに思うような結果が出なくても焦って解任とか短慮に走らないことをフロント首脳陣には望みたい。 ACLは来年も挑戦できるんだから(もう捨てがちな発言。どうしよう来週水曜にはもうインドネシアのチームとホームで試合だよ)。

 他のチームの試合もぶつ切りだったけどたくさん観た。 でも今日はもう遅いのでその話は書かないで今夜の一曲のご案内だけしたら読みかけの本持って自室に引っ込むことに決定。 宵っ張りの皆様には素敵な土曜の夜を(^_^)。 早寝早起き予定の良い子なワタシはSam Cookeの"Another Saturday Night"を皆様にお聞き頂きながらお別れするのだ。 この曲は60年代の有名なR&Bシンガーだったサム・クックの軽妙な歌声が魅力だけれど、歌詞も結構馬鹿っぽくて面白い。 ♪〜また土曜の夜が来たけどオイラひとりぼっち、どっか一緒に過ごしてくれる可愛い彼女は居ないかな〜、みたいな感じ。 ほら親近感(笑)。 それじゃまた明日(^_^)/~~~。
posted by らっきー at 23:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月02日

"diamond cut diamond"(しのぎを削る好勝負・の意)。J開幕を明日に控えて楽しみと落ち着かなさの両方を抱える私にメディアの雑音は雨あられと降り注ぐのだ。

 お久しぶりの1日2エントリ(^^;)。 ようやく頭痛も治まり、ダンナが買ってきてくれた餃子とDHCの豚汁に大地の絹豆腐を入れたもので夕食にした。 電動マッサージクッションで首と肩をゴリゴリやってもらって少し生き返る。 金曜の夜は元々サッカー番組のハシゴをするんだけど開幕前夜なので種々のプレビュー番組もやっていて、あまり嬉しくもないがそれも観る。
 認めたくない(というか去年からずっと言ってきた)けれど今の浦和レッズは決して圧倒的な強さを誇るチームではない。 ただ、間違いなくJ1をリードしていくチームの1つであれと期待されている(成績においても、経営においても)。 海外での招待試合とゼロックス杯で立て続けに不甲斐ない結果を残してしまったが、この調子でリーグ前半苦労するようでは自チームサポーターのみならず国内外から失望されることになる。 責任重大だ。

 確かに監督が変わり、怪我人の回復にもまだまだ時間のかかる現状では思うような戦いができないことは想像に難くない。 去年のようにホーム無敗というわけにもいかないだろう。 オジェックがどんな監督だったか、むしろ当時と今では何か違うのか、大事なリーグ戦をどういう方針で戦うのか、それも明日初めて明らかになる。 サポーターとしても安易な怒りや過度の悲観や自虐は謹んで、広い心で応援を続けなければならない。 長い目で観るようにね>ワタシ(一番言い聞かせる必要があるのはコイツ←)。

 どんな時も応援すると決めた。 好きになったから、大敗が続いてもJ2に落ちても目を覆うような試合内容でも毎試合ギャーギャー叫んできた。 成績が良くなってきて、まずナビスコ杯決勝に出られるようになって(負けて)、翌年同じ決勝で勝って笑いながら泣いた。 リーグの優勝争いに顔を出すようになって、天皇杯でも優勝して、マスコミへの露出度が飛躍的に上がって最初は嬉しかった。 ドイツW杯の惨敗があってオシム新監督体制になったら常に日本代表に6人前後呼ばれるようになり、どんなメディアを見ても浦和浦和で(しかも知ってる内容ばかり!)段々その非サポーター的熱狂に嫌気がさしてきた(好きでもないのにつまんない情報を切り売りするなよ、みたいな)。 ギドのサッカーはオフトの遺産を食い潰して得たものだったけれど、ある意味イケイケドンドンな部分が楽しかった。 個性溢れる選手たちも(少なくとも決定的な人間関係の綻びを生じない程度には)協力し合ってピッチ内外で戦ってきた。 でもチームは生き物だから長いこと同じ方法で上手に回すのは難しい。 内容が悪くなってきた、観てて戦術的爽快さが減ってきた、と思いながら幸運と皆の集中力で何故か2冠を得てしまった昨年、この後が大変だろう、と誰もが思ったはずだ。

 GMが交替し、圧倒的な辣腕を誇った前社長が去り、ギドが去り、効果的な補強と言えば千葉からチャレンジのために来た阿部勇樹1人だけで臨む今シーズン。 defending championとは良く言ったものである、潜在的に我々の意識は守勢に向いていた。 去年手にしたものを今年も得られるために頑張りたい、全員が判で押したように同じことを言った。 もちろん連覇やACLのグループステージ突破は重要な目標だからそれを強く願い自ら口に出すのは当たり前だけれど、実は今我々は新しい転換期を迎えている。 既得権益を壊し、今居る仲間たちで新しい城砦を拵えていかなければならない・と監督以下全員が思っていてくれなくては、この新しいチームに望むような結果は訪れないだろう。 最初の1ヶ月、あるいは2ヶ月、我慢できるだろうか。 もう一度挑戦者の気持ちに戻って、次々と情報収集を行い課題をこなしていく"attacking champion"になれるだろうか。 そうあれかしと開幕を控えた今、切実に思う。

 我々はダイヤモンドだ(とクラブ公式応援歌の歌詞が言う)。 ダイヤモンドを切ることができるのはダイヤモンドだけだ、と聞いたことがあるけれど、我々はどちらだろうか。 切る方だろうか、それとも切られる方のダイヤだろうか。 去年オシムがまだ千葉の監督をしている頃、我々に勝った試合の後で「浦和の敵は浦和だということです」と語ったことがあった。 その時は「うまい事を言うなぁオシムさん」と思っただけだったのだが、今こういう状況になって彼の言いたいことが痛いほど分かる気がする。
 切る方も切られる方も浦和なのだ。 ヒステリカルな身の程知らず頑固チームではなく、もちろん金満慢心チームでもなく。 自らを等身大に評価し設計図を描き、自らと同じ素材を自らの手で削り込んでいく。 責任重大、成功すれば当然と言われ失敗すれば巨大な敵を作る難しい作業だ。 オジェックと選手達を信じて支える周囲の、ほんの片手が触れられるところにでもワタシの微力が及べばいい、そんな気分でいる。 開幕前でもなきゃこんな抽象的なことぐだぐだ書けないんでいつも以上の冗漫な駄文はお許しあれ。

 さて具体的に。 明日の相手は横浜FC、若き新人監督である高木氏(もちろん現役時代にはヤラレ続けた思い出がある)の下、傑出した守備の良さでJ2優勝を成し遂げて初のJ1リーグを戦う記念すべき緒戦で我々と対戦することになった。 いわば優勝ダービーだ(何か違う・笑)。 我々がJ1に復帰した2001年シーズンからJ2に参入しているので対戦自体も初めてだが、あたしゃ自分達が落ちたのをきっかけにずっとJ2のことも気にかけてチェックしてきているのである程度の情報は入っているよ・と(^_^)。

 巷での明日のスタメン予想はこんな感じらしい。 知ってることだけ書いてみる。

GK 菅野: 「スゲノはすげ〜の」と呼ばれるJ2好キーパー。埼玉出身。そりゃ良いGKのはずだ、コーチが田北さんなんだもの。当たっていると手がつけられないらしい。明日は勘弁(^_^;)。

DF 和田: 知らない、と思ったらエスパルスからの新加入らしい。あまり見た記憶がない。
  早川: 将来を嘱望されて大卒で浦和に入団したもののリーグ初出場試合で大怪我、結局活躍できずに移籍して早4年。すっかりDFの中心となった彼とJ1の舞台で対戦できるのは本当に幸せだ。露骨に削らないでね(^^;)。
  小村: マリノス時代のイメージがひたすら強い。オウンゴールとハットトリックを同じ試合でやってしまう猛者。一度ヨソとの試合を観ていたら思い切り誰かとぶつかって脳震盪を起こしてた。痙攣してたのでビビったが幸い後遺症は無かった。石頭である。
  小野: 横浜FCの小野と言えば信義が有名(小野伸二と名前が似てたから)だがこちらは智吉の方。昔ベルマーレに居たと思う。プレースタイルは良く知らない。

MF 山口: ミスターフリューゲルス、と言ってしまっては違うかもしれないが私には当時のイメージが一番強い。イヤな(厄介な)タイプのボランチだったけど今はどうなのだろうか。浦和としては苦手だったけど。
  鄭: グランパスとフロンターレに居たよねぇ、あまり目立つプレイヤーじゃなかった気がする。去年試合観ててもそんなに印象に残ってない。イエローとか貰ってなかった?
  滝沢: あれ、グランパスに長く居たんじゃなかったっけ?結構試合出てたよ?
  薮田: あれ、ヴィッセルに長く(以下略)。でも去年はアビスパでたくさん対戦したので覚えてる。どっちかと言うと攻撃的なヒト。
  奥: 何か説明が要るだろうか(反語)。ジュビロでもマリノスでも散々彼にはひどい目に遭わされてきて最近あまり出番が無くなってたのでやれやれこれで一安心とか思ってたら今年この陣容なら何だか不動のスタメンっぽい。頼むから落ちたままでいてくれ運動量よ(笑)。

FW 久保: 何か説明が(以下略)。コイツの変態ゴールは絶対才能。注意していても何だかヤラレてしまうことが多いので要注意。腰の調子が良ければ高原なんか目じゃないほど素晴らしいFWだっただけに、うーむ。

 その他に知ってる人々:もう毎日KINGカズKINGカズってTVが煩いからこのヒトについては省略(ゴンと同じぐらい決められたくない。城もそうだったので引退してくれたのはある意味ホッとした)。あと吉野くん(小野伸二にリフティングを教えたのは彼)や室井市衛(怪我してるわけじゃないだろうけどそろそろベンチにも入りづらい順列になってきたようで切ない)といった元浦和の選手たち、他にはえーと、アトレティコ玉ちゃんこと玉乃(期待してたんだぞー)やイワマールことGK岩丸(ヴィッセルとジュビロに居た)が今年から来てるはず。第2節からは応援するので皆さん頑張って(^_^)/~~~。


 と詳しいんだかそうでないんだか分からない知識を疲労、いや披露してあとは明日に備えて早寝を(^_^)/。 今のうちに約束しておこう、今年は特に最初の方、あまり勝てなくても一々落ち込んだり応援放棄したりしないように頑張る(しない、と言い切れないあたりが情けないね)。 私もビッグクラブのサポーターを目指すのだp(^_^)q。
 Fantasy Soccerの編成もようやく終わったので今節終わって成績良かったら晒してみようかと思っている。 いや実は誰がスタメンかも分からなくて自信がないので今日自分の編成を明かせる自信がないだけさ(焦)。 それでは今日の一曲…はもうやったよ、見落としたヒトは1つ前のエントリの下半分を参照(おまけとして紹介したvideoの方がおすすめ。念のため)。 あー開幕だー、どんな1年になろうともこの時期だけは毎年幸せでちょっぴり切なくて甘くて酸っぱくて胸がドキドキするのだ(初恋のようだね・笑)。 早く明日になぁれ、っと(寝ろ)。 おやすみなさーい(__)Zzz.。oO
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2007年02月24日

二・二四事件。新生レッズの前途多難を充分に予感させるゼロックス杯は昨年の雪辱に燃えるガンバに0−4と叩きのめされて終わったのだが我々にはまだ明日がある(はずだ)。

 えーこんばんは、Super Soccerが放映される頃には自室に引っ込んでしまおうと考えているらっきー(不肖浦和サポーターの端くれ)です。 また久しぶりに派手にやられたねぇ(更生中の不良息子の帰宅を待つ母親の気分・笑)。
 …もちろんどんな試合にでも負ければ悔しい。 たとえ相手が世界最強のクラブチームで100試合やって一度も勝てなくても100回悔しい思いはする。 去年一度も負けなかった相手にいつ以来か思い出せない4失点を喫して完敗したのであれば尚更。
 でもさぁ、本当に勝てると思ってた?・とワタシは逆に質問したいのだ。 全くカラーの異なる監督の下で怪我人を多数抱えて過密日程を前提とした2種類のリーグ戦を戦う浦和が2年連続短いオフを挟んだだけで海外と九州の合宿直後に(しかも海外ではシーズン途中の2チームにこれまた散々な守備と不甲斐ない攻撃でやられた)戦うこの試合で、相手は去年から充実した内容のサッカーを積み上げてきた「現時点での国内最強チーム」である。 もし我々が勝つとしたならそれはG大阪の自滅のせいだろう・とあたしゃ前々から予想していたよ。 負けるより勝ちたいと願ってはいたけれど。

 サッカーの神様はそんなに甘くなかった。 すごい強風でパス回しは辛かっただろうが、ガンバは明らかにチーム力が上がっていたよ。 あぁ「宮本の穴」って、去年はツネ様自身「が」穴だったのか!(発見・失礼)。
 何より全員の意図にブレが無い。 監督の表情にも若い選手たちの不屈の運動量にも、打ち崩す、という強い意志を感じる。 ハットトリックのマグノアウベスの脅威については言及するまでもない。 遠藤、ほんといい選手だよなぁ。

 翻ってウチらはどうだったか。 赤いユニフォームを着て国内で初めて戦う阿部ちゃんと啓太のダブルボランチはそれぞれバラバラに守備に追われてうまく機能しない。 去年と一昨年ゼロックス杯に出て大活躍したワシントンにまでボールは回らず、たまに中盤あたりからカットしてもゴール前まで運ぶ間に白いユニフォームに悉く持って行かれる。 普段なら外さないようなシュートが1本あっただけで後半明らかにイラついてたなぁシトン、まだ調子上がってないって噂はどうやら本当らしい。 チームが彼を待ってあげられる状態であることを祈りたい。

 小野伸二はボールキープが上手だけれどこの強風でパスが流れる中、運動量の足りない選手はそれだけでマイナスだ。 平川はガンバの左サイドの新人くん、何て言ったっけ、そうそう安田選手、金髪でやたら足が速い、にぶっちぎられて再三クロス上げられてた、まだまだだなぁ。 ポンテは試合状況に苛立ってて子供じみたファウルをしてあわやイエロー2枚目か、と本当にハラハラさせられた。 ロビー・ザ・ブラック(悪い方のロビー)だ(^_^;)。 暢久は思わぬところでボールカットをしたりされたりしていつも通り。 チーム状態とは関係ない自分だけのリズムを持つ男、キャプテン山田(あぁもう飽きたそーゆーの)。

 バックラインは中盤から流れてきた人員と合流していれば何とか水際でクリアできるけど、数的不利あるいはスピードが劣る状態で左右に振られるともう全然ダメ、ドフリーの人間にシュートを撃たせてしまっている。 ハイライトで観たこないだのブルズカップのバイエルン・ミュンヘン戦を思い出した(全くそのままだ!)。 坪井は足が速い分追いついてカバーできるけれどネネは攻撃の方に良いインスピレーションを持ってる(事実一度チャンスを作った)割に守備はイマイチイマ2ぐらいである。 昔ラグビータックルで前半早々に退場した試合があった(アルパイが先に退場していたので9対11になったあの試合だ、ちっきしょー思い出した)けれどあれ以来ネネのボール奪取って見ない気がする。 棒立ち君と呼ぶぞコラァ(失礼つい取り乱して)。
 内舘に関してはもはやお約束なので触れない。 阿部ちゃんも来たし今年こそ彼をスタメンで観ずに済むと安心したのは何だったんだろう、って感じ。 決して彼だけのせいではないのだけれど彼じゃない人間がそこに居た方が概して結果が良くなる、という可哀想な役回りの選手だ。

 GKはどっちが正キーパーだ?とマスコミも注目していただろうが今日起用されたのは相変わらず代表にも名を連ねている山岸。 雨あられと飛んでくるシュートには去年と同じように良い反応を繰り返していたけれど、今日は弾いたりこぼしたりしたボールがちょうど詰めてたガンバの選手の足元に出てしまってそれが致命傷だった。 強いシュートをパンチングするのは得意だけれど抱え込もうとしたボールが身体に当たってキープできないのはその前に撃たせてるDF陣にも責任があるのでギシさんだけを責めるわけにはいかなかろう。
 とは言え4失点してしまっては彼も今夜眠れないほど悔しい思いをしているはずだ。 来週の開幕戦は都築になるかもしれない。 ならないかもしれない。 DF陣が落ち着くまで、2人とも気持ちを強く持って精進して欲しい。 ほんとお願いします頼むよ(これが本当の守護神頼み)。 あぁ良かった、正キーパーが2人居るにも等しいチームで(そう言えばオジェックが昔監督やってた頃も土田と田北の2強状態ではなかったか。いやむしろ2弱というか。以下略)。

 それにしても怪我でベンチ入りできなかった選手達が出場しててくれればもう少し何かできていたかもしれないのになぁ、と思ってしまうのは外野の悲しい性であろう。 あぁ闘莉王と堀之内が後ろに居てくれたら。 長谷部が中盤で攻撃に走り回ってくれたら。 達也が元気で要らんシュートばんばん撃ってくれたら。 せめてこんな強風でパスが繋がらない日は独特のドリブルを持つ永井雄一郎が居てくれたら。 平川が新人君の相手に疲れきった頃に相馬と交替させてあげられたら。 …何を言っても空しいだけだ。

 交替カードの少なさも含めて、オジェックはこの惨状をどう見ていたのか気になる。 最初からガンバを圧倒できるようなチーム状態でないことは分かってたと思うけど、結果を追求します・と昨日のGGRで言い切ってた身でこの体たらくはキツかろう。 後で詳しいコメントが出るだろうから見てみるとして、今年は昔お世話になった時と比べて時間が足りない上に試合数が多いので監督の立場も飛躍的に難しくなると思う。 何より、もう僥倖で上位に食い込めば許されるようなチームでなくなっている、それが逆に辛い。
 昔は弱くて試合の度にこんな目に遭って切なかったけれど、ちょっとしたプレイに幸せ探しをしてたまに勝った日なんかにはとても嬉しくて、それで3週間ぐらい我慢できたものだ。 そんな日々が遠くなったことはもちろん喜ばしい。 でも純粋にサッカーを観るのが好きだと、他チーム同士の試合を観るより浦和のゲームが楽しみだと、負けを恐れるあまりそう言い切れなくなることが怖い。 何かに乗せられて期待させられてしまう自分が極端に走るのが怖い。 相手の良いプレイに思わず嘆声が漏れてしまう心の余裕が無くなるのが怖い。 そう、去年からずっと思ってきた。

 だから今日、どこかで予想していたような負け方をしてある意味心の枷が取れたような気もしている。 あぁ、我々の知ってるレッズだなぁ、と、変な安心をしたりして(笑)。 このままリーグが開幕してズルズル負け続けたらどうしよう、と、昔懐かしい心配もしてみる。 どうしようもない応援するだけだ、とダンナが言う。 彼は強い。 その強さが羨ましい。

 とか言って、お金と観客に恵まれた「Jを牽引するチームの1つ」に魅入られてしまった者としては今年も文句付けながら応援するしか術はない。 まぁあと1〜2ヶ月は猶予をやるからその間に何とか立て直せよ、と偉そうに(その実結構必死に)願いながらヨロヨロ戦う浦和レッズを見守る予定である。 楽しいシーズンが今年も始まる。 平和に暮らしながらこの季節を実感できる、あぁ幸せ(自棄)。 これアップしたら寝る(逃避・笑)。

 今夜の一曲は…これしかないや、Herbert Gronemeyer(oはウムラウト)の"Celebrate The Day"。 言わずと知れた去年のドイツW杯テーマ曲の英語ヴァージョンだが、今も時々iPodで聴く度にあぁサッカーっていいなぁ、と力が湧いてくる曲だ。 youtubeで探してみたら素晴らしい画像付きで発見したので是非ご覧頂きたい。 特に我らがお仲間のサッカー好きさんは必見(^_^)/。 負けて落ち込んでる時なんか何度も観るといいんじゃないだろうか(それはワタシ)。

 んー何だか少し気が晴れてきたよ(笑)。 頑張りやがれ我がチーム〜♪
posted by らっきー at 23:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月01日

それは奇跡、それとも必然。誰が居て誰が不在で・なんて言われなくても分かってたんだ。On the first day of the year of wild boar, WE did it, did it twice in a row.

 えー、ほんっとごめんなさいガンバ大阪の皆さん、勝たされてしまいましたm(_ _)m。 お気づきかどうか分からないけど私は既に今回の天皇杯で3回、似たような表現を使っている(ココココ参照)。 自分のチームを信じないなんてサポーター失格なのは重々承知しているけれど、この陣容で本当にウチが優勝すると真顔で主張するヒトに会ったらあたしゃ思いっきり否定してただろう。 確かに内容が面白くなくても失点が少なければリーグ優勝はできた、でも一発勝負のカップ戦で主力が相次いで離脱していく中、ほぼベストメンバーの強敵相手に勝てると信じられるほど馬鹿じゃないよ・と。 そしてそれは多分本当だった、サッカーの神様がこの世に存在していなかったら(^_^;)。

 疲れる試合だった、と思う。 観ている我々があれだけ息を飲んだり手を握りしめたりフリーズしたりしていたのだから、実際にプレイしている選手はどれほど苦しんでいただろう。 足の調子が悪いと報じられていた小野伸二ですら名を連ねているスタメンに前節出場停止で余力を残しているはずの長谷部の名前は無く、DFラインは胃痛3バック(いま命名)、両サイドは馬鹿2人(平川と相馬。褒め言葉なので誤解しないように)、啓太も暢久も不調を訴えていると伝えられておりワントップが永井雄一郎とあってはもはや頼みの綱はポンテとGK都築しか居ない(涙)。 TVで観たところ国立はメインスタンドにちらほら空席があって9割の入り、サポーターの比率は赤6青2中立2ぐらいの感じ。 ビッグユニフォームフラッグが広げられ、するすると下がり始めた、と思ったらその下から白地に赤の日の丸?いや違う、ハート模様だ、が現れた。 相変わらず素晴らしいヴィジュアルだ。

 前半が始まる。 素晴らしかったのはヴィジュアルだけか、とすぐに思う(>_<)。 とにかくボールが持てない、奪われる、パスは相手に当たるか明後日の方向へ飛んでいく。 TV画面がピッチの向かって左側ばかり映している。 画面の端には都築の立つゴールマウス。 たまには反対側も映せよ、と思うがボールがそっち側に行かないのだから仕方ない(涙)。 あっカウンターだ!と思ったらすぐ奪い返されてしまった。 またピッチの左半分を拝まされる。 マグノアウベスが走りこんでくる。 絶好の得点パターンとなるコースを取ってシュートモーションに入る。 あぁやられた!と思ったその瞬間、ボールは大きく上方へ逸れていく。 えーどうして何で何故ナニがおかしくて入らないのさ、と敵サポながら不思議。 頭に上った血とアドレナリンがスーッと下がってきて気持ちが悪くなる(笑)。

 実況しても仕方ないので時計を早回しして後半開始(早っ)。 前半のリプレイを観るかのように頭からガンガン撃たれる。 ギドはハーフタイムに何か言ったのだろうか、ガンバにこの試合限りで去る選手がいるならこっちは監督が去るんだぞ皆何も思わないのか、意気に感じないのか、と一瞬腹が立つがまぁ連携なんて言えるレベルじゃないしなぁ、と画面を見ながらため息。
 小野伸二が誰かと接触した後で脚を痛めたようでひょこひょこ歩いている。 誰だよ、と思ったらリプレイが出て宮本(怒)。 他チーム選手だし別に海外に行くこと自体は構わないけど、日本人DFとして語学習得以外に恥ずかしくない活躍をしてくれよ、とやや八つ当たりぎみに思う。 都築だけが神がかり的なセーヴィングを繰り返している。 というか、どちらかと言えばガンバの選手のシュートが悉く予想に反した軌道を描いていく。 それはまるでわざとやっているかのように。

 長谷部が準備している。 伸二は自分から交代を促すジェスチャーをしない。 来月からシーズンインなんだからとっとと休んで少しでも調子を戻してくれよ、と思いながら観ていたら交替相手は何と平川w(゚o゚)w。 まぁ確かに全然効いてなかったけど、伸二全然走れてないじゃんよ、これ以上守備できなくなったら啓太と都築への負担が、と気が気ではない。 暢久が右サイドに追いやられている(本人は嫌がっているが実は彼が右の守備に回れば無敵であるのは周知の事実)。 時間は淡々と過ぎていく。 どれだけ決定力が無いんだ、と思うほど相変わらずガンバ側のシュートは入らない。
 岡野が呼ばれている。 今度こそ小野伸二と交替だろう、と思ったらさすがにそうだった。 永井とのツートップ、久々にFWとしての投入だ。 途端にボールが前線近くまで回り始める。 相変わらずポゼッションは良くないのだけれど、チャンスと言えるシーンが少しずつ増えているのが感じられる。

 この感覚はどこかで、と考えて思い出した。 2000年J2最終節、勝てばJ1復帰、という試合で延長に入った時に登場したのが岡野だった。 ピッチからスタンドに向かって大きく両手を広げてアピールする彼の姿に、これで大丈夫、絶対点が入る、という予感がしたのを昨日のことのように覚えている。 実を言えばその時ほど点が取れる気はしなかったが(^^;)。
 しかし流れは確実に変わった。 長谷部が誰かからボールを奪う(後で見返したら二川だった)。 少しドリブルして前方にポーンとフィードしたら岡野が走ってて、いつもの右サイド一杯のところまで来て潰れながら中に向かってクロス、と思ったら飛び込んできたDFに当たって(後で見たら宮本の背中だった。2人で笑う)コースが変わって、そこへようやく追いつく形で走りこんできた永井がシュート、でもあまり強くなくてGK松代が横っ飛びしたら追いついて手で押さえ…たと思ったところでそれは起きた。

 押さえ込まれたかに見えたボールがGKの手を弾いてゴールの中を転がり、そのままネットに当たって止まる(リプレイでは松代が倒れこんだ時の足に軽く当たったように見えたけど定かではない)。 目の前でスタンドが赤く揺れる。 これは何だろう、奇跡か悪戯でなければ一体何と呼べばいいのだろう(後で調べて知ったのだがこれが試合の大半を唯一のFWで過ごした永井のたった一本のシュートだった。決定率100%・笑)。
 その瞬間まで、勝てるかもしれない・とはただの少しも思えなかった。 岡野が出てきた時さえ流れが少しでも変わればいいなとは願ったが、この試合貰ったかもしれない、と思ったのは本当に点が入ってからだったのだ。
 本当に痛そうな顔をした啓太が堀之内と替わる。 お願いだから、ボールをキープできないのは分かってるからせめて不用意なファウルだけはしないで何とかこの数分を凌いでくれ、と心の中で祈る。 ロスタイム3分も残り少なくなり、あぁもう少し、何とかもう少し、と思っていたらゴール前、絶好の位置でFKを与えてしまう。 ガンバサポーターの声。 目の前が霞む。

 遠藤がボールを置く。 都築が壁に向かって怒鳴っている。 スタジアム中が息を飲む。 心臓が口から飛び出しそうになる。 最後の最後に蹴られたボールは充分にカーブすることなくゴールの少し右上に逸れていく。 どうしてだろう、何が我々を勝たせようとしているのだろう、そう思う。 都築がゆっくりとボールを置き、最後のフィードをしようと脚を振り出した時に長い笛。 わぁっ、と空気が揺れて視界がぼやける。 嬉しくないはずがない、けれど一番先に頭に去来したのはやはり「どうして?」だった。 ボールポゼッション38%、シュート6(ガンバ21)。 何故勝てたのだろう、あれほど攻めていたガンバには何故運が無かったのだろう、なぜ、なぜ、なぜ。
 私の記憶が正しければ、都築はウチに来てから今日始めて自らが出場したガンバ戦に勝ったのではないだろうか。 自分の功績ではないリーグ優勝に終始納得いかない顔を見せていた彼は怒涛のように攻めてくるかつての同僚達に対してどんな気持ちでゴール前に立っていたのだろう。 移籍すら噂されながら、最初の数試合は明らかに以前よりパフォーマンスの低下を見せながら、間違いなく今まで古巣と相対した試合の中で一番重要だった今日の試合でこの鬼神の如き貢献である。 そう言えば西野監督が都築を干した代わりに重用し始めたGKが今日出てた松代だった。 何故。

 自問しているうちにTV画面は表彰式の模様を映し出す。 思えば準優勝チームとして表彰されるほど悔しいことは無いと、2002年のナビスコ決勝で初めて知ったのだった。 あの日からまだ4年と2ヶ月足らず、その間にナビ1リーグ後期1天皇杯1+1リーグ1と計4回の優勝、そしてリーグ2位を2回(一度はステージ優勝の年だけど)、ナビ準優勝をもう1回…決戦の場に立つことに慣れて、最初あれだけ笑った暢久のカップを掲げる姿がとてもとても様になっていたことにも慣れて。 信じられないほどの好成績とともにチームを去るギドと一緒にこの強運がどこかへ行ってしまわないよう、今年も精一杯できる限り応援していかなければ、と私もまた心に誓ったのだった。 Jリーグが始まってから14年、初めて天皇杯を連覇したチームのサポーターの端くれとして。


 …ゐぇーゐ勝ったよ勝ったよー、職場のOさーん(見てないだろうけど)。 じゅびこさーん、ダンナさまー、本来ならココに立ってたのは磐田さんか鹿島さんだったかもしれませんがありがとうございましたー(100%皮肉抜きで感謝)。 鹿島さんの9冠は抜けないでしょうが、磐田さんの成績ならひょっとして数年経てば追いつけることもあるかもしれません(多分無理・笑)。

 というわけでどことなく腑に落ちないまま来季のユニフォームにはドコにどんなワッペンが付いて星はいくつになるんだろう、とか考えているワタシである。 最高のお年玉をありがとう浦和レッズ、この先自分にどういうサポートができるかは分からないけどきっと一生好きでいると思うチームの栄光の一時代に立ち会えたことがとても嬉しい。 今年も一緒に頑張ろうp(^_^)q。
 …さーて、明日は箱根駅伝の日(我々はほとんどの種類のスポーツ観戦が好き)。 買出ししてきた材料でお雑煮を作ってのんびり観て、もし天気が良かったら近所まで居間に掛けるカレンダーを買いに行こうかな、などと予定ともいえない心積もりをしている。 初夢って今夜寝て見る夢を言うんだよね? それならもう夢の内容は決まっている。 選手と我々を乗せた宝船が富士山を後ろに堂々とアジアへ向けて出航していくのだ。 高く上がった帆の周りには鷹が飛んでいて出番の無いナスビは畑の中でしずかに眠っている(笑)。 どうかな?
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2006年12月03日

栄光の日。お荷物の日々からここまで歩く道筋の片隅に私も確かに参加できたと考えると単純に嬉しい。おめでとうありがとう、リーグ初優勝。

 おはようございます、昨日と同じ爽やかな朝だけど気温はぐっと下がっててようやく12月めいた気分になってきたらっきー (J1優勝チームサポーター)です。 ほほほー、やったよお母さーん(誰)。
 多分今頃Webのあちこちでは仲間たちがそれぞれの思いを綴っていることと思うし後でコンビニか駅前へ行って入手できる全てのスポーツ新聞を買ってくる予定だけど、 あっそうだ、ダンナ起こしとかないと30分は使い物にならないから先声掛けてこよう(かけてきた)、 取り合えずは今朝になってそのどれも読まないまま現場の写真を交えて我々夫婦の昨日をお伝えしてみる。 サッカーに興味のない方々、 アンチ浦和な方々はどうぞこの辺で(^^;)。

CIMG2685 ウチのマンションのエントランスにあるクリスマスツリー。意味は無い(笑)。
CIMG2688 浦和美園駅からスタジアムまで歩く途中のひとコマ。 もちろん普段は歩道橋にはこんな赤い幕はかかっていないし街灯にはこんな檄文は張ってない。
CIMG2689 埼スタ。「すべては浦和のために」という垂れ幕が右端にある。初めて見た。 ガンバサポーターの大集団がアウェイゴール裏入り口で決起集会をやっていた。マッチデーカードは達也、 MDP表紙は在籍全選手とギドの写真(集合写真じゃなくて1人ずつ写ったものが重ねてある)。
CIMG2692 CIMG2691 最大のコアサポ集団「URAWA BOYS」の発行する新聞であるらしい"boys press REDCARD"がスタジアムの壁に貼られていた。アジビラとしては素晴らしいが正直文才という点ではどうよ (いや気持ちが伝わればいいんだけどさ)。第3号ということはめったに出ないものなのだろう。身の引き締まる思いがする。

CIMG2698 本日の御席。メインアッパー10列目の思いきりアウェイ側端っこ近く (真正面を向くとゴールラインより遥か外側)だが高さがないので思ったより試合全体は観やすそう。 周囲はG大阪サポーターも多いかと思ったが2対8かそれ以上で浦和優勢、ホッとする。
CIMG2699 選手紹介の時の浦和側ゴール裏。赤いぜベイベー。
CIMG2700 ほぼ同時刻のアウェイゴール裏(2,000人ぐらいいるだろうか)の拡大。 中央付近にいわゆる「裸族」が写っている。 師走だってのに続々脱いでて大変なことだがそれだけ厳しい条件だと分かっているからだろう。
CIMG2701 CIMG2702 素晴らしいヴィジュアルパフォーマンスは健在。 我々は赤い小旗隊だったのでパネルと違い周囲がよく見えた。
 直前に黄色い風船を配ってるのが見えた時に「あ、チームエンブレムだな」と思ったけど予想以上の出来映えは流石。  いつも企画して下さるサポーター集団「Rosso Bianco Nero」さんには本当に頭が下がるよ。  今日も旗を出すタイミングについて担当者の方がメガホンで怒鳴って…失礼、説明を繰り返して回ってたけどどれだけのエネルギーだろう。  入場の時、チケットもぎりを通過したところで入ってくる人々を手拍子で迎えているサポーター集団もいらした。 好きじゃなきゃできない。

 試合が始まった。 写真など撮る余裕は無い。 最初の2分間、ひたすらお腹の底から声を出してコールする。  気持ちが落ち着いたので後は適宜参加として試合を観る。 硬い、のは最近いつもだから気にしない。  ガンバは3点リードしないといけないので当然攻めてくる。 それはいいとしてあまりにも攻められっぱなしじゃないか、心臓に悪い。  なんか山岸コールばっかりしてた気がする。
 しかしG大阪の攻めにも夏場の勢いは無い。 ボール回しや連動性は良いのだけれど、 1対1になった時にウチの選手を大きく上回れないから人数をかけて守ればシュートを遅らせたり囲んでボールを奪ったりができてしまう。  肝を冷やす場面は少なかったのに、あぁ、 何だかファウル絡みの判定でウチの子がちょっと文句言ってたと思ったらさっさとリスタートされててそのまま運ばれる。 ゴールマウス近く、 角度のないところからグラウンダーのシュート、球足は速くないのに誰かに当たっただろうか、そのままゴールイン。 失点。  湧き上がるアウェイゴール裏。 スタジアムDJの岩澤さんがぼそぼそとマグノアウベスの名を告げる。  あぁワシントンの得点王は無理なのか?
 落ち着け、集中集中。 本来2点のリードを背負ってることなど考えずにこの試合勝ちに行くんだよな?  先制されて改めてそれを思い出したのか、ウチの攻撃シーンがしばしば見られるようになる。 皆よく走っている。 慣れない芝だからなのか、 雨でもないのにガンバの選手が時々滑っている。 これがホームだ。

 程なくロビー(ポンテ)の同点弾が決まり、我々はピッチの中も外も本当に生き返った。  この怪我人続きで苦しい時によく復調してくれたよロビー、ほんと感謝。  右サイドをドリブルで持ち上がってDFを交わして撃ったシュートは横っ飛びしたGK松代(藤ヶ谷かと思ってたので驚いた、 ガンバのGKも2人体制だけど長期政権になりつつある西野監督が干してウチに来た都築より明らかにレベルが落ちると私は思う。 ありがとう西野)の指に当たることなくゴールポスト内側に当たりそのまま吸い込まれていったのだ。 覚醒。
 多分優勝するのだろうな、と漠然と思う。 でもこのままじゃまだ勝てない、前半のうちにもう1点欲しい、 強くそう願いながら見つめる私の目の前、右深い位置からロビーの折り返しがワシントンの方へ真っ直ぐ飛んで行って。 どがーん・ と音が聞こえるような強いシュートはGKに当たってクロスバーに当たって下へ飛び、 もの凄い勢いでゴール内の地面を叩いてから跳ね返ってきた。 キーパーの心を折るようなゴール。 沸騰。
CIMG2705 前半ロスタイム、2点目が入ったところ。この試合勝てる、勝たなきゃ、 そう思いながら震える手で撮影。

CIMG2709 ハーフタイム。午後の光が傾いてくる。 オーロラヴィジョンに映し出されるエースストライカーの姿に勝利の予感。この感覚を私は知っている。3年前国立で、 鹿島を相手に4−0で勝ったナビスコ決勝の時と同じだ(あの時は前半終了2−0だった)。 来るべきものに備える気持ちが静かに高まってくる。試合は残り45分。闘え、最後まで。
 後半開始。 ガンバサポーターの声が心なしか最初の勢いを失っている。 相変わらず圧倒的に攻められている時間の方が長い (ボールポゼッション、最終でガンバ57%だったそうだ)。 でもこの試合運びは今季何度も観た。 攻めさせているのに最後、 あるいは最後の最後で跳ね返せる。 シジクレイが脚を吊らせていた(のだそうだ。 現場では応援で忙しく大歓声で何も聞こえずで全然気付かなかった)、その隙にワシントンが見事なヘッドで追加点。  結局シジが引っ込んでFW前田(J通算1万ゴール男。それ以外の何者でもない)が出てくる。 勝利の足音が聞こえる。  播戸も脚を引きずり始め、浪速のゴンことFW中山に交代。 何故か直後のCKから失点。 私の中では3−1で終わる予定だったので残念。  でもきっとこれ以上の失点はしない。 ここはホームだから。 皆で背中を押してるから。 我々は浦和レッズだから。
CIMG2712 Jリーグが始まった頃からの狂信者も最近強くなってからのファンも、 ひょっとしたら便乗気分のにわかさん達も、数こそ少ないが必死にやってきた敵サポまで全部呑み込んでこの数字。 リーグ戦入場者数新記録だそうだ。数字が偉いわけでは決してないけれど、 日産スタジアムより小さいココでそれが達成できたことは誇らしい。浦和レッズ、 駒場を含む今季ホーム17試合で年間動員数77万人超(これも記録)。

 西野監督は原因不明の肝炎からようやく復帰してきた遠藤まで投入して最後の挑戦に入っている。  見ていると本調子でないとは言えやはり怖い。 FKが与えられる度に胸が潰れるような気がする。  大きくゴールマウスを逸れるボールに何度助けられたことか。 いくつかは山岸がキャッチしパンチングする。  彼の中で今年どれほどの経験値が上がったことだろう。 こちらも怪我から復帰の坪井と、そして「ベンチのキャプテン (優勝特番の中でギドが言った)」岡野が出てくる。 スタンドの歓声。 どうして彼が出てきたのか、古くからの浦和好きにはよく分かる。  できればもう1点、そしてもう絶対に失点はしない。 この試合、絶対に勝って決めるのだ。  それができると思ったからギドは彼らをピッチに送り出した。 本来途中交代が大嫌いな、 そして今日一番の功労者とも言えるロビーを下げてまで。 選手達もまた、それに応えた。 ロスタイムは3分か4分かな、と思う。  第4審の西村さん(この人もまた今季成長した審判だと思う)が掲げたボードの数字は「2」。 短い。 それはもう、 たとえ失点しても優勝という事実が揺らぐことはないのは得失点差から明らかだ。 でもそれ以上に、 ガンバ側はこの数字を見て落胆しただろうと思う。 初冬の日は速やかに傾き続ける。 柔らかいオレンジの光がピッチを照らす。  気温が下がってくる。 その瞬間が近づいてくる。 この感覚を我々は知っている。 初めてなのに、確かに知っている。  ずっと準備してきた。 14年間、それに向かって歩いてきた。 遠ざかっているように思えた日々も長かった。 でも歩き続けてきた。  あとワンプレイ。 跳ね返す。 ボールを確保する。 それほど長く吹かれなかったように聞こえた笛の音に選手たちの足が止まる。 初めて、 止まる。 歓声。

CIMG2713 CIMG2716 CIMG2720 CIMG2717 CIMG2722 試合終了。上川さん(今日のレフェリングには全体としては文句なし。良かったと思う) の笛で泣いてしまうだろう、と思っていたのに涙は少しだけ滲み出てすぐ止まった。心の準備が長かったからねぇ(笑)。

CIMG2726 場所は関係ない・と言ってもここは女子トイレの入り口である(笑)。そりゃマズイでしょ、 と笑えるのも試合終了後だからだね。
CIMG2727 CIMG2730 戦い済んで日が暮れて。 スタジアムの外階段から見下ろした広場には幸せな人々が口々に試合の模様や嬉しさを語りながらそぞろ歩いていて、 この先何度もこういう経験ができることを願って我々も帰路に就いた。J1に復帰した時、ナビスコ優勝、そして今回も「その場」 に居合わせられたことを感謝しつつ。

 今季を振り返る。 波乱でも何でもない、掛け値なしのリーグ通年優勝 (実は前期と後期に分けてもそのどちらでも1位であったらしいと後で2ちゃんねるを読んだら書いてあった。完全優勝だ)。  決して今やってるサッカー内容自体には満足していないけど、この成績は褒め称えられてしかるべきだと思う。 勝ち点72、 34戦22勝6分6敗、得失点差+39(67得点28失点)。 ホーム計17戦15勝2分0敗(!) で今季リーグ戦を終了した浦和レッズは天皇杯5回戦でアビスパ福岡と戦うのだが、 福岡が昨日入れ替え戦に回ることが決まったので次の試合は再来週の土曜(12/16)までお休みである。
 あーもういいよ、 皆ゆっくり温泉にでも行って怪我のヒトは手術するなりゆっくり治すなりして国外に郷里のあるヒトは皆帰っちゃっていいから、 天皇杯獲れなくてもいいから(来年はACLもあるし2年連続ゼロックス杯に出るのも決定した。欲張るよりも我々に必要なのは休養だと思う)。  そんで試合に出られなくてつまらなかった都築とか田中達也とか若手とかをガンガン出して行けるとこまでいけばいいんじゃないかな。  福岡も入れ替え戦の結果次第ではモチベーションが違うだろうし今後の展開はもう読む必要がなくなったと思うよ。

 というわけで我々は最寄り駅前でお弁当を買い、 ローソンで祝杯用の缶チューハイとビールとおやつも買い込んで戻ってきて夜7時からREDS NAVI(浦和レッズ検証番組。 数ヶ月に一度やってる)とその後の優勝特番、各局スポーツニュースのハシゴに忙しい時間を過ごしたのであった。 ちきしょー「どうぶつの森」 のすれ違い通信に時間がかかったのでフリマを一周する前に睡魔に襲われて2時間うたた寝してしまったでは(^_^;)。 儲け損なったー (優勝したんだからケチな事言うなって)。

 なんかTVで観てた他サポのヒト達に言わせると我々の喜び方は予想外に大したことなく写ったらしい。 残念でした、 どれほど我々がこの優勝を待ち望んでいたのかは外に宣伝するものじゃなくて自分達の心に沸きあがってくるものだからスタジアムのヴィジュアルみたいに他人が見て楽しいものじゃないのですあははー (当たり前。他人の優勝など見て楽しもうと思う方が間違ってる)。 控えめなギドの胴上げ、TVで見るより遥かに簡単に見えた表彰式、 去年までウチの社長だった犬飼さんがリーグの理事として一人一人にメダルをかけながらハグする役割を嬉しそうにこなしていて役得だよなぁ (闘莉王が嬉しそうにガシッと両手で抱きついてたのが微笑ましかった)、 そして大きな銀のシャーレを高々と掲げる我らがキャプテン山田暢久の晴れ晴れとした笑顔(頬がこけたなぁ暢久よ)、 この端っこの遠い席からでもそれは充分に感動的な時間だった。 発炎筒を焚くでもピッチに乱入するでもない、 そんな子供っぽい喜び方はナビスコの時にやってしまった(エメとゼリッチのメダルを盗みまでしたのだ)。 シーズン最終節恒例の場内一周、 ギドが巻いてる優勝記念マフラーと思しきものの金色が綺麗でアレを買ってやろうと心に決める。 小さな子供を抱いている選手もいる。  銀皿がピッチとスタンドの間の堀を越えてUB代表の角田さんに手渡される。  後ろを向いて自分達の仲間に向かってもう一度シャーレを掲げる彼の姿を報道陣が撮影している。 シャーレが無事山田の手に戻り、 行列の後ろの方から来た岡野が脱いだ試合ユニが今度は堀を渡る。 それを頭から被って着る角ちゃん(これも役得だ)。  これ以上派手なパフォーマンスで喜ぶ必要がどこにあるだろう。

 だからその場ではただ歌い続けていたように見えたかもしれないサポーター達が内心、 この14年の想いに押し潰されていたのを私は知っている。 報道陣のフラッシュを浴びるのは主にゴール裏だが、 メインもバックもアッパーも赤いサポーターの大多数は表彰式の後に朝井さんがいつもの晴れやかな声で伝えてくれる他球場の試合結果 (セレッソの降格もレイソルの昇格もこの時まで知らなかった)が終わった後も大多数が帰らずにその場に残っていた。 皆でクラブの歌"We are diamonds(ロッドステュワートのセイリングの替え歌)"を歌いながら、このために今日私はここに来たのだな、 と唐突に思った。 優勝したら街に繰り出して飲んで騒いで警官隊と揉み合って駅前のタクシーを全部ひっくり返して回るのだ、 と冗談を言っていたけれど実際はただ胸が一杯で、 タオルマフラーを掲げながら自分の声が皆の声と混じって暮れゆく空に上っていくのを聴きながら嬉しくて、ただ嬉しくて。

 スタジアムの出口でスタッフさんが皆に何かを配っていた。 受け取る。 「2006 J LEAGUE CHAMPIONS  WE MADE IT TOGETHER!!  Thank You For ALL SUPPORTERS」と真ん中に書いてあって両端にチームエンブレムをあしらったニットマフラー型のステッカーだ (フリンジ模様のすぐ内側、両端に縦に小さく"Take a Great Step in ASIA!"と入っている)。  こういうのも何万枚も作ったんだなぁ。
 そうだ、我々は一緒に成し遂げたんだ。 クラブが計画し、チームが頑張り、 そしてサポーターは自分達のできることを全てやって後押しをした。 Yes, YOU did it, and WE made it TOGHTHER. 本当に誇りに思うよ。
 もう誰もが知っている我々の合言葉「We are REDS.」。 この言葉がどうやって生まれたか知らない人も今では多い。  あの99年にJ2降格した試合で涙のVゴール勝ちの後、 打ちひしがれて泣く選手達に向かってゴール裏から自然発生的にスタジアム中に広がったサポーターのコールがこれだった。  その後の苦しい時にも何度も唱えたから、我々浦和サポは口の悪い他チームサポの一部に「うぃーあー」 という蔑称を貰ったことすらあったのだ。 その魔法の言葉を優勝して唱えられる幸せ。

 というわけで今年はお年玉(天皇杯優勝)に始まって初冬まで素晴らしい一年だった。  来季アジアで羽ばたくためにはもっともっと足りないものがいくつもある。  監督就任以来良い成績をキープしてきたギドとも今年一杯でお別れだ。 来る人去る人も何人かずつ居るだろう。 マイルストーンを刻んだ今、 この嬉しさで来季以降のサポート意欲が鈍らないよう自戒しながら優勝記念エントリを終わらせてもらおうと思う。  途中で他のことしたり外出してスポーツ新聞を買い占めたりしてたのでアップが遅くなっちゃったけど忘れないうちに現在のウソ偽らざる心境を書き記してみた。  おめでとう浦和レッズ。 そしてありがとう浦和レッズ。

 

 追記。 村人さん、じゅびこさん、応援ありがとうございました(笑)。お祝いは常に受け付けております(^_^)v。シトン (ワシントン)の大好きなトッポ(ロッテのチョコレート菓子) の焦がしキャラメルカスタード味を数週間お供えしてあったのを昨日開けて少しずつ食べてるし、さっきミスタードーナツのポンデリング (ポンテにちなんで)も買ってきたので今日は家じゅう祝宴の予定♪

posted by らっきー at 14:09| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月02日

初めてファイブファイナルズという言葉を聞いたのは確か2年前だった。5,4,3,2,そしていよいよ今日がONE FINAL(E)。3年連続優勝争いに絡むのは誇らしい。だからそろそろ。

 夢のない眠りから醒めたらいつもの時間だった。 いつものように起きていつものように可燃ゴミを捨て、いつもの土曜日と同じようにTV埼玉でアルディージャ番組を途中から観始める。 7時半から我らがGGR(レッズ応援番組)、大抵うたた寝で前夜見逃した分をここで観るんだけど昨日はしっかり起きて全部観た、それでも今朝もう一度観る。 気合いを入れるために、自分の立ち位置を確認するために、選手の覚悟を聴くために。

 …はいおはようございます、浦和レッズ初優勝の記念日(になる予定)の清々しい朝に自宅かららっきーです(^_^)。 お天気は晴れ、最高気温は16℃の予報と応援日和で安心しました(実はガンバは雨が苦手というデータがあるのだけれどそんなものウチらだって得意じゃないさ同じ同じ・笑)。
 アウェイ側端っこのかなり辺鄙な席とは言え現地で直接観る機会を得たので、どっか途中で昼食を摂る時間込みで早めに出発するつもりである。 実はウチのマンションには我々以外にレッズサポーターが少なくとも2組は居ることがエレベーターホールで実証されているのだが(方や親子方や夫婦)、ひょっとして彼らも参戦するのかもしれないと思うとちょっと楽しい。 それでなくても試合日は最寄りのJR駅でほぼ毎回同志の姿を見かける東京都江東区である。 浦和近辺だけじゃなくて多分関東の、いや日本のあちこちで祈りながら朝を迎えた人たちが居るんだろうなぁ・と思うとその夢が叶えられることを更に祈らずにはいられない。 一緒に戦える幸せ、このホームチームを愛する幸せ。

 写真の美しいスポーツ雑誌「NUMBER」の最新号が浦和特集で表紙は鈴木啓太なのを昨日ダンナが買ってくれて読んだ(2週間経つと次が出ちゃうのでその後にお読みになった方はココをご覧あれ。このリンク今は無効なのでご注意)。 サッカー専門隔日刊新聞「EL GOLAZO(エルゴラッソ)」もここ数回はウチとガンバを取り上げてくれている。 こんなに多くの人が楽しみにしている試合なのだな、と思うと更に気持ちが高揚してくる最終節の朝。
 もちろんスタジアムでまた手羽先を食べようとか「どうぶつの森」のすれ違い通信をやろうとか(今日はフリマの日なのでそれも忘れないようにしなきゃとか)浦和美園駅で来年分のパスネットReds versionを買わなきゃ(5,000円×2枚)とか、そういう普通の予定もあるのだけれど毎年の最終節ならではの浮き立った気持ちが何倍にもなってて、ちょっと一昨年のチャンピオンシップ第2戦(vs横浜FM)を思い出す。 そう、1シーズン制だけど今日の試合は間違いなくChampionshipだ。 勝者こそがその名に値する(得失点差とかセコイことを言わないようにしないと。ウチら精神的に弱いから。←心配)。

 何はともあれ時間が来れば試合は始まる。 そしてこないだ矢野顕子さんのコンサートを聴きに行った時彼女が言っていたのだが「始まれば、必ず終わる」のだ。 カップ戦と違って延長もPK戦も無い、90分後には必ず終わりがくる。 その時我々は笑っているだろうか、脳裏を去来するのはどんな思いだろうか。 胸が潰れそうな待ち時間はしかし、我々2チームにしか許されていない最高に幸福な時間なのだ。 大丈夫あがってないあがってない平常心平常心(全然・笑)。

 …よしっ、覚悟終了(早っ)。 昨日の鍋の残りがちょっとだけあるのをあっためて食べたらお風呂入って準備して真っ赤な格好と真っ赤な心で出かけることにするよ。 幸せな、幸せな時間。 例え結果がどうあろうと今ワタシは最高に幸せだ。 行ってきます(^_^)/~~~。
posted by らっきー at 09:20| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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