2006年08月16日

灰色の空が御霊への弔いに相応しいお盆の東京は交通量も心なしか少なくて貴重と呼ぶには増えてしまった週休日を有意義に過ごそうと思いながらまずは指慣らしのワタシ。

 皆さんこんにちは、最近白髪が気になりはじめたらっきーです(童顔が頼りないワタシもいつの間にか結構いい歳だよびっくりさ)。 日本人って元々髪が黒いから白髪が目立つけどさぁ、プラチナブロンドの髪のヒトとかズルイと思わない? いや、そんな事言ってたら綺麗に日焼けできるとか強い光でもあまり眩しく感じないとか東洋人なりにお得なところもあるわけだけどさ(^^;)。 あ、でもあたしゃ瞳は真っ黒だけど子供の頃からすっっっごい眩しがり屋だよこれは明らかにズルイ(何故だ虹彩色素ちゃん)。
 今朝お風呂上がりに髪の毛乾かしながらうーむこの白髪をどうしよう・と考えていたらいいこと思いついたぞ(^_^)v。 今の技術ならいずれ実用化できるんじゃないかと思うけど、白髪の毛根にだけ働きかけて好きな色素を入れることのできる飲み薬(栄養ドリンクみたいな小瓶だと飲みやすいんじゃないかな)ってのできないかなぁ。 普通の髪の毛は自分の色で、白髪だけ光沢と質感はそのままに好きな色にできる薬、どう? あたしゃまだそんなに本数ないから綺麗な透明感のある赤にしたいなぁ、浦和のチームカラーみたいな感じの(馬鹿)。
 もし誰か原理を思いついたらどうか医薬品メーカーさんにアイディアを売り込んで下さいねお願いm(_ _)m。 きっと流行ると思うよー(まぁ増毛法の方が売れはするだろうけど)。 期間ごとに色変えて飲んで七色の毛髪、みたいな…プース・カフェじゃあるまいし(笑)。 あっ関係ないけど青山のBar Radio閉店しちゃったって本当? 相応しい大人になれたら絶対また行こうと思ってたのに寂しすぎるよ。

 さてプラチナブロンドと言えばハリー・ポッターの同級生で敵役であるドラコ・マルフォイなわけだが(思い込み)。 著者のローリング女史はドラコのことをあまり好きでないらしく、物語の中ではあまり魅力的なキャラクターに描かれていないのがハリポタファンの私にとってはかなり残念である。 まず名前が良い。 Dracoと言えば竜座(星座の1つ)だが古代アテネの厳格な執政官であったDraconは"The DA VINCI CODE"の中の有名な暗号"O Draconian devil!"の由来でもあり読んだ時思わず連想してしまったよ。 あれ脱線(^_^;)。

 私に言わせればDracoもMalfoyも口の中で転がしてみたくなる魅力的な発音の名前である(関係ないが、光栄の「アンジェリーク」で大好きなLuvaなんかもそうだ)。 どうも昔から名前が好きになれないとキャラにも魅力を感じないんだよねぇ、因業だわ。 ちなみに映画のドラコはこんなヒトだが私の想像というか妄想ではこんな雰囲気を纏うヤな野郎であって欲しい。 あ、2つめのリンクは左側が主人公のハリー・ポッターだけど別にこういうやおい的2ショットをして欲しいということではないよ念のため(むしろ苦手・笑)。
 もし原作か映画を途中まででも知ってる人が居たら分かってくれると思うけど、純血主義でいわゆる「悪い魔法遣いの名家」の系譜に連なるドラコを一目見ただけでハリーは互いが敵同士であることを知る。 有名なハリーと仲良くなろうと手を差し出したドラコは彼の目に宿る憎悪に気付き2人の関係はその瞬間に決まるのだけれど、「人間界で虐げられてきたけどようやく仲間と自分の居場所を見つけた愛すべきお馬鹿さんのハリー」に対比するにはドラコの「純血の名門を嵩に着ていつも取り巻きを引き連れハリー達を見下す底意地の悪いライバル寮生」というキャラクターは浅薄に過ぎる気がしてちょっと不満(^_^;)。
 アムロよりシャア=アズナブル(これも良い名前だ)の方が魅力的であるように、ルーク・スカイウォーカー(なんか頭良さそうな名前じゃない・笑)よりダースベイダーの哀しみの方に共感する人が少なくないように、ついでにレイア姫はドコが美人なんだか全然分からないように(あぁファンの方々ごめんなさい単なる私見というか冗談ですお許しをペコペコ)、長編活劇はライバル(悪役)がどれほど魅力的かで物語の価値が大きく変わってくる・と常々私は思っているのでドラコをもっと掘り下げて書いてくれれば更に面白いのになぁ、と。 いやハリーの最大の敵は「名前で呼んじゃいけない例のヒト」だしこっちはそれなりに人格設定がしっかりしてるからローリング女史としてはドラコなんて軽く片付けちゃってもいいのかもしれないけど。

 同じ物語を読んで大好きになる人と興味の湧かない人がいるのは多分、物語そのものと個々の想像力の融合がどれほど本人にとって魅力的なものになるか・の違いなのだろう。 あたしゃ夢想というか妄想癖一歩手前ぐらいの想像力と発想の飛躍を持病としているので、物語のみならずその設定や背景にハマってしまうと長いこと抜け出せなくてかなり辛い。 いわゆるファンの二次創作の存在は賛否両論だろうけれど、優れた創作は(原作を超えはしないものの)違う方面から読み手の理解を深めたり密かな願望を叶えたり感動で胸を満たしたりする・という事実は否定する必要がないと思う。 「ゲド戦記」の映画化が自分の意図とかけ離れたところで行われたことに憤るアーシュラ・ル・グウィン女史(この筆名も素敵だ)の話を数日前に2ちゃんねるのリンクで読んだが、逆に自作の翻案や副読本や同ジャンルの物語の作者を愛弟子として可愛がる作家もまた存在する。 そうだなぁ、栗本薫とか(うわぁボーイズラブのハシリだ。私の友人N嬢が昔愛読していて薦められた「JUNE」の小説講座で投稿常連だった尾鮭あさみ氏をサーモンと呼んで高く評価していた。この人は多分何とか文庫の人気作家さんになってたはずだ。いや別にあたしゃ文章としての質の高さに驚いて何作か読んでたけど内容的にはそっちの方には深入りしなかったよ信じてぷりーず)。 あれ何の話だったっけ(^_^;)。

 あぁドラコだった、私の想像の中での彼は「魔法界の名家の濃い血に対する誇りとやり切れなさを幼少時から感じ続けていたがハリーと関わってから闇の勢力であった事実が判明した父への複雑な思いに悩み、ハリーの勇気と熱い仲間達を羨みながら彼のようには生きられない自分を見据えて全ての心の揺れを隠しながらマルフォイ一族次期当主としてその美貌と洗練を武器に生き続ける云々(以下略・笑)」なのである。 敵対と思慕、異質ながら優れた互いの素質に対する羨望、そういうものがハリー達3人組と彼の間に芽生えては移ろっていく、そんな感じ。 あはは病気だね(^_^;)。 本当に時々、ふといくつかのジャンルで二次創作が読みたくなって探した時に作者の物凄い感性にぶつかってしまい、呆然とさせられることがある。 具体的に言うと朝が来る(笑)。 あぁ今朝は眠いよママン(^^;)。

 文学ならば作者による二次創作は続編や番外編と呼ばれるけど、音楽の世界では楽曲の性質と1作品の相対的な短さのせいか「本人によるリミックス」が他者によるカヴァーと並列して売られているよね。 こないだ槇原敬之の"太陽"に入ってる「Simplify」が好きだって話をしたけど、どっかの掲示板で「2004年に出たcELEBRATIONというライヴアルバムのアレンジでこの曲を聴いたらオリジナルよりこちらの方がいいと思った」という書き込みを見たので早速Amazonで買って聴いてみたよ(余談だけど私はアフィリエイトが好きじゃないので自分からそういう仕込みをしたりはしない。seesaaの仕様で勝手にオンマウスカーソルの商品案内が出るけどそれに興味を惹かれてクリックするかどうかは個人の自由だし、リンクかと思って押してみたらアフィリエイトでした・というのは自分がそんな目に遭いたくないからココでもやらない。別にどうでもいいんだけどさ)。
 うーん、オーケストレーションのもたらす迫力というのは確かにあるけど、曲の内容と元々の雰囲気を考えると私ならオリジナルの淡々としたアレンジが似つかわしいように思うなぁ。 同じコードで引っ張ると元のメロディーとぶつかって気になる箇所もあるし、何だか高級ゲーム機でプレイするRPGかTVのスペースオペラの後半山場でボスとの戦闘がやってきた時みたいなドラマティックに過ぎるストリングスのアレンジと背後で鳴ってる打ち込みリズムセクションに何と言うか「作り込みの意図違い」みたいな引っ掛かりを感じるというか、悪くないけど原曲の方が何度も聴けて胸の深いところに落ちてくる気がする。 だってシンプリファイって名前なんだよ?(笑)
 ちなみに試聴できるとこを探したらたくさんあったんだけど、何しろ前奏が2分以上もあって最初の30秒ぐらいじゃヴァイオリン組曲か何かにしか聞こえないので断念(^_^;)。 ウチでiTunesに取り込んだヤツを適当に刻んでポッドキャスティングと称してアップロード…したりしたら著作権の侵害なんだろうなぁ(当たり前)。 というかそういう配信サイトじゃないしココ(>_<)。

 さて、のんびりミルクティー飲みながらぐだぐだ馬鹿なこと書いてたら楽しかったんで遅くなっちゃった(^^;)。 夜はオシムジャパン初の公式試合、アジアカップ予選のvsイエメン戦があるのでそれまでに洋服の整理をしてダンナの夕食を作らなきゃ。 あたしゃここ1ヶ月ほどお菓子の量が増えてたら全然体重が減らなくなったので来月頭の帰省に向けて決意も新たに食事療法再開予定。 とゆーことでひょっとしたらまた夜書くかもしれないけどひとまず長文書きたい欲は今のところおさまったのでまた明日か明後日かな? まぁこの辺で。
 …あーっ先週のファンタジーサッカー99fpだったのにあんまり順位上がってないー(^_^;)。 ちっきしょー鹿島め満男(キャプテン)と内田くんを出したらそれぞれ4fpと1fpって思い切り足引っ張りやがって許せないむきー凸(ー_-メ)。 今節からトップリーグにぎりぎり昇格できてせっかくウチとガンバと大宮でそこそこ儲けたってのにベンチ勢の方が悉くポイント高いってどういうことよー(怒)。 週末やっつけてやるー(それは実在の選手に任せないことにはどうしようもない。無理かもだし・笑)。 満男おまえこのままイタリア行っちゃっていいのかー(八つ当たり)。
posted by らっきー at 13:05| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 文字媒体全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

7月4日に生まれたのはアメリカだけじゃなかったね・と、延長後半終了間際のイタリアの2得点とノースコリア関連ニュースに思う。"QUO VADIS, DOMINE?"

 こんにちは、朝から国ぐるみヘンな人々関連のニュースに振り回されてて朝ドラの本放送が潰されてしまい怒っているらっきーです。 とゆーかそんな同じニュースばかり壊れたビデオみたいに流してないで新しい事実が出てきたら堂々と割り込んで来いってのよねぇ、選挙の時だってそうしてるじゃん? 戦いだもの同じことだよ(やや語弊)。 餅は餅屋ミサイルはミサイル屋に任せとけってのさ(^_^;)。 ほんっと、この国の悪いトコだよこういう気持ち悪い報道姿勢って(W杯でも散々思った)。
 ついでにさぁ、もうみんなヒデのことは忘れようよ。 本人がそう言ってるんだし、何より友達と称して散々出てきた怪しげな作家さんやスポーツライターさん達とも縁が切れて嬉しいじゃん?\(^o^)/

 さて強い人々の祭典もいよいよ準決勝。 1試合目のドイツvsイタリアはそんな夜中に観てられるものかと録画だけしてとっとと居眠っちゃったら6時半前にぱっきり起きてしまって、さてどうなったかと自室のパソコンを立ち上げてSUPER SOCCERの速報ページを覗いてみたら延長後半0−0だと(^^;)。 ありゃまたPK戦か、ドイツ堅いねぇ・と思いながらメールチェックを済ませ、さてそれじゃ美味しいトコだけ観ようかな、と居間に戻ってTVつけたらちょー喜んでる青い人たちに被せてあるテロップが0−2イタリアって、えぇぇ?w(゚o゚)w 慌ててSUPER SOCCERに戻ったら延長後半14分と16分…。 あぁドイツもついに切れたんだねぇ、と試合観てもいないくせに思ってみる(追記:ダンナが帰ってきてから夕食の時に録画で観たよ。最初はドイツが押してたんだねぇ、というかどっちも守備が堅いからチャンスの数はそれほど多いわけじゃないけどどんな体勢からでも躊躇わずにシュートを撃つ姿勢はやっぱり凄いや。とゆーかドイツの人たち外しすぎ)。

 世間のブームも終わった頃に「ダ・ヴィンチ・コード」の感想などを。 映画観たヒトと本で読んだヒトには大丈夫だと思うけどこれからどっちかで楽しもうと思っている方々、もしいらっしゃればネタバレ部分は極力分かりにくくしておくので斜め読みして下さいませよろしくm(_ _)m。
 まず、対象は「敬虔なカトリック教徒以外で言葉遊びが大好きでミステリーもどっちかと言うと好きだけどオタクちっくに詳しいわけじゃない大学生以上の人々」という感じ。 映画はもっと分かりやすくしてあるのかもしれないけど、オトナでないと楽しめない部分(または真に納得できない部分)がちょこっとあるよ、ねぇ英国貴族さん(^^;)。

 あたしゃ宗教人じゃないしキリスト教についても浅い知識しかないから的外れかもしれないけど、バチカンからタブー視されてきた秘密結社的な女性崇拝の流れが実在すると言われれば素直に納得してしまう(事実に基づいている・と最初に注意書きがしてあるけれど)。 まぁ事実かどうかは置いといてそれを研究している人々は多分居ると思うので、話をダイナミックに展開させる上で必要な文献は山ほどあっただろう。 主人公が歴史研究家と暗号解読家なので関連情報が豊富に出てきて大変に興味深かったよ(こういう勉強の仕方をさせてくれれば世界史苦手にならなかったのになぁ、と他力本願な後悔をしてみたりするワタシは高校時代担任が世界史専攻だったにも関わらず実にお恥ずかしい成績を連発して「俺にだけ喧嘩売ってるのか」ぐらいに言われたことがある・あぁ思い出したくなかった。カタカナ語が大好きだったので世界史なら何とかなるかと思って選択したのに中国文明の難読難書漢字で立ち上がれないぐらいダメージを受けたのも堪えた。バカだねぇ)。

 でも批判を恐れずに言えばこのお話は娯楽小説だよね(^_^)。 アレキサンダーの時代から現在に至るまでの教会と秘密結社の静かなる戦いの歴史に興味を持たせるのには十分だけど、学術的になり過ぎるのを地の文の雰囲気が救っているというか、ある意味映像化を狙って書いただろう的なシーンと随所に現れるシンボルの解析や暗号解読とは別次元の親父ギャグ(または笑いを狙った分かり易すぎる表現)が時々ミスマッチ、というか。
 場所はあちこち移り変わるけれど実は最初のシーンからエピローグ手前までは丸1日足らずの出来事で、その中で大きな比重を占める貴族の館での考察アンド謎解きの部分は映画でどれくらい詳しく扱われていたのか、そもそもこのGrailオタクを誰が演じていたのか、その辺にはちょっと興味がある(^^;)。 あとかなりの部分が大脱走劇なのだけれど、残り100ページぐらいになったところでいきなりどんでん返しが続くので少々混乱してしまった。 冷静に考えたら何だか無理がないか? Things wouldn't work so naturally when they are trying to confuse Langdon and Sophie (and readers so on). In a short time I couldn't believe any single person (except Langdon) to be a friend or a foe...

 それにしてもソフィーのお祖父さんの言語に関する才能はお見事と言うしかないね(それを受け継いだ彼女も凄いけど)。 ウチにもああいうお祖父さんが居れば良かったのに、と思ってしまったよ(でも代わりに山ほどのパズル本を読んでたからその辺の経験が全くないわけではないけれど表音文字の組み合わせによる単語しか持たない国に生まれなかったのは残念だったと時々思う)。 I think most characteristic keyword for his works is "double-meaning".
 1つ1つの謎解き部分はとても細かくて、もう少し冗長部分を削ればお話のヴォリュームが減ったんじゃないかな・と思うが誰にでも理解してもらうためには仕方ないか。 手の込んだアナグラムの数々を作者が全部一人で思いついたとは思えないので、この辺が盗作だの何だのと言われている所以なのだろうか(ごめんなさい全然詳細を知らないんで違ってても許してね)。

 英語自体はテクニカルターム以外はとても読みやすい。 会話が多いせいもあるかな。 文中、英国ベストセラーの例として「ハリー・ポッター」が登場するけれど私に言わせればハリポタ(全7巻、現在6巻まで刊行済。最初は児童文学並みに読みやすいけれど巻が進むに従ってどんどん難しく話も暗くなると有名・笑)の3巻よりこっちの方が楽に読めた気がする。 長編なので伏線の張り方とか遥かに複雑だし思わぬところに言葉遊びが出てきて楽しいのは同じだけれど全体的な文章の格みたいなものはハリー・ポッターシリーズの方が上だと思う。 伊達に世界的ベストセラーじゃないってことかねぇ(^^;)。 あぁそんな偉そうに語れるほど読解力があるわけじゃないです辞書の一つも引けば分かる単語を放っておいてどんどん行っちゃうのも茶飯事です生意気に聞こえたらごめんなさいごめんなさい(誰に謝ればいいか分からないのでその辺みんなに頭下げておこう)。

 …あ、ふと考えたんだけど、「ダ・ヴィンチ・コード」の英語は我々非ネイティブにとってはアレみたいなものなんじゃないかな、ええっとシドニィ・シェルダンの小説群(イングリッシュ・アドヴェンチャーという名前で英語の教材として売られているカセットとか本とかのアレである・笑)。 いや読んだことないけど(^_^;)。 そんでひょっとしたらネイティブにとっては赤川次郎なんだよ、いやこっちは一冊しかないしそもそもあたしゃ赤川次郎を全く読んだことがないので失礼な比較かもしれないけど(上塗り・本当にさっき心から謝ったかお前?・笑)。

 まぁ何はともあれ面白かったよ、最初に勧めてくれた友人N嬢が「あなた絶対これ面白いと思うわよ」と言っていた理由が分かる。 でもラストはやっぱりああするしかなかったかな、英国でもフランスでも皆納得の結末だったのかな、それがちょっと気にかかる(^^;)。 I wonder there wouldn't be some fanatics who went and destroy the ultimate place to find the Grail itself. It'd be a serious social and cultural crime!!

 とゆーわけでお目汚し失礼m(_ _)m。 もしキリスト教の歴史か中世の絵画か言葉遊びかハッピーエンドの軽いサスペンスに興味のある方、まだご覧になっていらっしゃらなければお薦めですよ♪ Yet I doubt the two of them had enough time to regard each other as his(her) potential lover...んーまぁいいや、ではでは。 明日は撃つなよ、シュートじゃなくてミサイルの話だけどね(TVがソレばっかりになっちゃって困る)。 おやすみなさ〜い。
posted by らっきー at 23:52| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 文字媒体全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月20日

寒くて曇天、少しイギリスを思わせる気候の中「プライドと偏見」を観てきたのでごく個人的な感想+衝動買いのご報告(またか)。

 さて、行ってきました有楽座。 秋葉原で乗り換えようと総武線車内から外を見てたら錦糸町の楽天地(駅前にある同名の複合施設ビルの映画館)の壁にでかでかと「プライドと偏見」の看板が(^_^;)。 ありゃ、ひょっとして今やってる?と迷ったんだけどもし予告だったら困るし、と予定通り有楽町まで行くことに。 ココに載ってた通り座席はゆったり豪華で金曜昼間のせいか3割ぐらいの入り(9割方女性、年配者多し)で他のグループと隣り合わないように座席指定券売ってたから本当に良い環境で多分映画館選択としては悪くなかったんだろうけど400席って案外小さいねぇ、真ん中より少し前買っちゃって内心「あたしゃ視力いいから画面に近いと疲れないかなぁ」と思ってたんだけど画面も思ったより小さくてちょうどいい場所だった(^^;)。 次があるかもしれないからメモっておこうJ列6番。

 さて13:10〜の回、10分前ぐらいに入ったんだけどほどなくスクリーンが開いて映像が出てきたと思ったらCMやら予告編やらが延々大轟音で流れてきてあたしゃ途中で気が狂いそうになったさ(前にも書いたことあるけど興味の無い大音響ほど私を弱らせる環境は無いね改めて思い知った、いやスタジアム観戦時の大騒ぎは好きなんだけどワケ分かんないドタバタアクションとかスリラー映画とかの宣伝されたってあたしゃ絶対観ないぞ無駄無駄)。 あまりにも長いので途中でこっそりケータイの時計を見たら13:27ってオイ(^_^;)、呆れて眩暈がしてきたらようやく始まった。 静かなイギリスの風景。 一気に引き込まれる。

 もしかしてこれから観たいヒトがいるといけないので詳しいネタバレはしないけど、5人姉妹の次女を演じる主人公エリザベス役の女優さん(名前はキーラ・ナイトレイ、プログラムによればイギリス生まれ20歳)があまりにも美人なのでそっちばかり見とれてしまった。 美人というとありきたりな描写だけど端整で知的、意思を感じる目元に陶器の人形みたいな透き通る美しさが印象的で眼福眼福。 もともとジェーン・オースティンの原作が大変有名な上に何度か映像化もされているらしく、エリザベスもお相手のMr.ダーシー(あっ「ミスターと言えば」だ!・昨日のエントリ参照)も昔から世界中の読書好きに愛されてきたキャラクターなので今回の出演は光栄であり昔からの強い希望だったとのこと、最初あまりにも美人すぎるとの理由で監督に躊躇されたものの元々が口の達者な現代っ子、必死の売り込みでこの役をゲットしたらしい。 凄いねぇ。

 さてダーシー役はこちらも全然知らなかったんだけどマシュー・マクファディンという俳優さん。 正直ハンサムじゃないけど演技の陰影とも言える雰囲気が素晴らしい。 顔は全然似てないんだけどハリポタ映画のスネイプ先生に通じる影がある・と思ってたらやっぱりシェイクスピア劇団のヒトなのだそうだ、さもありなん。 多分このヒトの顔の無骨さをもう少し皮肉っぽさに置き換えたらダーシーそのものなのだろう(笑)。 あぁ好きだなぁこういうタイプ(ダーシーのキャラクターも、この役者さんの雰囲気も)。

 それに比べたら彼の友人で長女ジェーンに恋するMr.ビングリー役のサイモン・ウッズはハンサムだが少し彫りが深すぎてお人よしっぽく見えないのがタマに瑕だな、まぁハマっているとは思う。 財産目当ての不実な男Mr.ウィッカムを演じるルパート・フレンドは甘いマスク系のすっきりハンサムで、ドラマスクール在学中に舞台でダーシー役を演じたこともあるという役者さん。 キーラ・ナイトレイと組ませるとあまりに分かりやすい美男美女でビングリーとジェーンの恋がかすみそうだから今回はこの役で良かったのかも(^^;)。

 そのジェーン役はロザムンド・パイクという女優さんでなんと007シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」でボンドガールの1人だったらしい、17へぇ。 豪華系美人じゃなくて暖かく誠実なやや年長役っぽい容姿がジェーンに合っているかどうかは意見が分かれるかも。 その他女性陣はイメージ通りの人たちが演じていたんだけど1人だけ、ビングリーとジェーンの仲を裂きたい彼の妹キャロライン役でほぼ最初から出てくるケリー・ライリーという女優さん(別の映画に出た時のインタビューに写真を発見)があまりにも最近の鈴木紗理奈に似ているのでどうにも庶民派っぽく見えてしまって困った(^_^;)。 あたしゃ図形認識能力に難があるのかねぇ(昔から私が似てるって言い張る2人物について他人が同意してくれる確率は極端に低かった・笑)。

 映画のテーマは「成人女性が社会的生活を送るには結婚するしかなかった18世紀末のイギリスで上流階級の下層に生まれついた主人公とその姉をめぐるロマンス」なんだけど、相手の気持ちに自信のある姉は内気ゆえに自分の想いが伝えられず周囲に仲を裂かれ、皮肉屋な相手への関心が嫌悪から発した妹は誤解に囚われ彼からの告白に反発するものの気になるばかり。 当時の社会情勢を反映した中にも自分の意思をはっきり表示するエリザベスは大変魅力的なキャラクターである。 それに気付かないダーシー(と彼女の父親…多分)以外の男は馬鹿だねぇ(^_^;)。

 とにかく半裸いちゃいちゃ果てはベッドシーンの横行するラブロマンスものが多い昨今の映画界にあってさすがに時代のせいかこの映画での恋愛の描かれ方は大変に慎ましい。 舞踏会で大勢の人が踊りまくっているのだが1対1で組む社交ダンスではなく列を組んで相手の胴体にはほとんど触れずに踊るスクエアダンスだしジェーン組もエリザベス組も愛を語らう場面はちょっとあってもキスシーン1つ無い(ただし後者は寸止めの映像があるので物語内では多分その後キスしているのだろうと推察される・公式サイトにもその画があるよ)。 イギリスらしい雄大で綺麗な朝もやの風景の中で繰り広げられるこのシーンはとても美しく、大変ドキドキしてしまった。 やっぱりこういうのが好きだな私は。 絵のような(picturesqueという素敵な単語がある)イギリスの景色の広がり、空気の流れ、色づかい、時に早口時に搾り出すような機知や情感いっぱいの台詞の数々、適切な字幕(戸田奈津子さん、色々言うヒトもいるけどこの話は彼女の字幕で良かったと思う)。 

 というわけで(多分一番熱烈に支持するのは私のような田園系ロマンス物語大好き夢子さんだと思うけど)あっという間に2時間が過ぎ、静かに満足しつつ帰ってきた。 もちろん東京駅で甘栗を買うのは忘れなかったが、パンフレット600円也を読んでいるうちに猛烈に原作で読みたくなり、ジェーン・オースティン女史の8作品が1冊になっていると書いてあるこんな本(それにしちゃページ数少なくないか?あたしゃ「エマ」の邦訳も持ってるけど文庫2冊分だぜ)やらダーシーの立場から書かれたサイドストーリー的側面を持つこんな本(もちろん書いたのは別の人。1999年出版だがAmazonで見ると評価は高い)とか注文してしまったよ(*^_^*)。 あぁ好きだなぁダーシー(現実には絶対いないタイプ)。

 というわけで久しぶりに文学少女に戻った午後。 イギリス女流作家の話はアガサ・クリスティまで大好きな私だけれどもちろん昔のアメリカやカナダを舞台にした物語も本当に好きで、その代表が「赤毛のアン」で有名なルーシー・モンゴメリ女史を筆頭にした作家の作品群なのだけれど(同系列のお話は本当に山ほどあってどれもいまだに愛読書である)今回は1つだけ紹介しておこう。
 モンゴメリの"Blue Castle"という物語。 たまたま本屋で他の本と一緒に見かけて買ったのだけれど「カナダの旧家で鬱々と暮らす29歳の女性がある事件をきっかけに真の自我に目覚めて幸せになる話、もちろん素敵なロマンス付き」だ(笑)。 寝る前に少しずつ読もうとペーパーバックを枕元に置いて数日は実行したのだが、物語が急展開を迎える頃から止まらなくなり結局ある日に夜中じゅう読み進めてしまって気付いたら朝になっていた(^_^;)。 どこかで買えるかな・と検索してみたらあらら、邦訳あったのね知らなかった!(あたしゃ田舎のコドモだったんだよ)
 もし赤毛のアンや可愛いエミリーや丘の上のジェーンや銀の森のパットが大好きなヒトがいらっしゃればもう本当におすすめ、というかそういう人は多分もう読んでると思うけど、とにかくこの話は展開も描写も素晴らしく良くできてて心から楽しめること請け合い。 中学生以上のお嬢様を持つ親御さん方にも如何かな(^_^)/。 氷室冴子さんが昔「マイ・ディア−親愛なる物語」という題でこれらの少女小説を紹介する本を書いてたけどもちろん私もそれを読んで頷いていた少女の1人だったよ(昔のハナシだ昔の)。

 以上、全然映画の感想になってないかもしれないけど何故カテゴリが「文字媒体全般」なのかと言うと多分私が本当に書きたかったのは後半部分だからだろうねぇ(他人事)。 美は観るものの目に宿り物語は読むものの頭に紡がれるのさ。 ということでいつもの金曜夜の喧騒が戻ってくる前に私の中の小さなオンナノコは巣に帰る。 おやすみなさい。





 おまけ。調べたらやっぱり錦糸町の楽天地でも今日上映されてたー(がーん・情感ぶち壊しの補足)。でも映画ってちょっとお出かけして観るものだよね、そうだよね?
posted by らっきー at 20:08| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 文字媒体全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月19日

それにしても今週の忙しかったことよ今すぐなりたや非常勤(^_^;)。取り合えず明日のお掃除サービス来訪を前に現実逃避。

 あっはっは昨日は朝30分早く出勤したのに夜はいつもより1時間以上遅くなっちゃったさ。 家に帰ってご飯食べたら文字通りバタンキュー、居間の長椅子に横になった途端記憶がなくなってふと目覚めたら朝の4時半電灯は煌々と輝きボネコの気化式加湿器は静かに回り続け外は仄かに白み始めていたわけだが(^^;)。 えーん起こしてってよぉダンナさま〜(彼もしばらく居眠っていたらしい)。
 反省しつつ入浴しその辺を片付けWeb巡りをしていたらいつもの朝になって何事も無かったように出勤したのだけれど今日もやっぱり忙しくて緊急の仕事とかも入ったりして。 それでもブチ切れつつ終わらせて帰ってきたらようやく週休って感じ。 あぁ世の中に休前日ほど幸せな時間があるかしら(前にもそんなこと書いたような気がするなぁ)。

 さて週刊STの1/13号に載ってたスポーツ関連。 「Reds end 25-year wait with final victory」というタイトルの短い記事だけど我らが山田キャプテン(笑)が天皇杯を頭上高く掲げている写真(笑)が付いている(笑)。 なぜ笑う(笑)。 似合わねー(笑)。
 いや書きたいのは記事についてだった(^^;)、そのまま引用すると著作権うにゃうにゃだと思うのでいくつか目を惹いた表現だけ抜き出してみる。

 ・Croatian striker Tomislav Maric fired in...after a wonderful four-man move to double Urawa's advantage...(fired inで「シュートを放つ」、four-man moveはハセ−ポン−アカ−ポンの素晴らしいワンタッチプレイの連携、doubleは「2倍にする」という動詞だね)
 ・Daisuke Ichikawa scored a consolation for S-Pulse...(consolationを直訳すると「慰め」なのでこの場合「一矢報いた」となる。もちろんこの後に「しかしダメだった」と続く)
 ・...but any hopes his side had of drawing level vanished when Kohei Hiramatsu was sent-off...(前文の続き。市川の話を受けているのでhis sideとはエスパルスのこと。hopes of drawing levelで「追い付こうという希望」、sent-offは退場のこと。ちなみに警告はbooked)

 後はギドのコメントとか前身の三菱重工時代から通算して5度目の優勝だとか短くまとまってるけど一番面白かったのは記事タイトルの上に小さい字で書いてあった「読解のポイント:エスパルスが同点に追いつけなかった要因にはどのようなものがあったでしょうか?」という言葉だった。 あーあ平松のせいにされちゃってるよ(^_^;)。 いやあれが最後の決め手だったのは間違いないけどね。
 ということでパラパラ読んでても面白いよ週刊ST、別に関係者じゃないけどちょっとだけ宣伝しておく。 1/13号の表紙はドイツW杯組織委員会会長であるフランツ・ベッケンバウアーだよ。


 さて明日は半年に一度のお掃除サービスが我が家にやってくるので事前点検に余念の無いダンナである(あたしゃまだ余裕)。 そろそろ始めないと視線が怖いんでアップする前に小ネタいくつか。 おやすみなさい。

 ☆こないだ電車乗ったら広告で「like.no.other」にTM(商標)が付いてたんだけどこりゃまたどういうこっちゃS*NY(^_^;)。 このフレーズはワタシ的にPhil CollinsとPhillip Baileyのダブルフィリップが歌う"Easy Lover"を思い出させるんだけどフツーの慣用句じゃないの? いいけどさ。

 ☆先週TVで「ビッグと言えば誰を連想するか(・と何人かに訊いて1人しか回答しなかった答えを予想しなさい)」みたいなクイズやっててマイケル・ジャクソンなんかもOKだったわけだが(えー)その時「Mr.BIG」と書いてたヒトがいてちょー好感度アップだった(笑)。 では「ミスターと言えば?」と言われると私なら絶対Mr.Misterなんだけど(註:「キリエ」などのヒット曲を持つ'80アメリカのAORバンド。代表作の試聴はココ。むちゃむちゃ好き)多分東京中探しても1人いるかどうかだねこりゃ、逆にもし居るなら絶対お友達になりたい(^_^;)。 …え?鈴井貴之さん?そりゃ「水曜どうでしょう」だ、この回答は結構ありそう。

 ☆1年半前に買ったケータイ(auのINFOBAR)が最近充電池のパワーダウン兆候著しい。 電池だけ買い換えようとサイトを見るともうどこにも売ってないんだけどそんなもんなの? 確かに後発限定色のホワイト(杏仁って名前だった)だけどさ、そりゃ無いぜデザインとっても気に入ってるのに、というかストレートタイプじゃなきゃ買う気にならないんだぞ責任取れau!(単に2つ折りケータイを開閉する時の音としぐさが大嫌いなだけ。理由は無い) お財布ケータイだのモバイルSuicaだの言ってるけどタカが電話じゃん? それより1人に1りなざうの方が遥かに使いでがあr(以下自粛)
posted by らっきー at 23:59| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 文字媒体全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月16日

今日はお泊まり。「また明日ね」と出勤する時かすかにダンナが寂しそうな顔をした気がしてそれで一日の活力が湧いてきたワタシ♪

 こんばんは、結婚8年目にしてダンナらぶ(はぁと)ならっきーです。 あっソコ、気持ち悪いとか言わないように(別に何か交渉中とかそういう事ではないのだ本当なのだ)。
 ウチの両親は仕事上長年別居してきて我々コドモには喧嘩の1つも見せなかったのだけれど(少なくとも幼い頃から記憶には無い)、本当の夫婦なのかと言われると今でもよく分からないところがある。 別居とは言えほぼ毎日数時間は顔を合わせているし別に双方とも不満そうじゃないから幸せなんだろうな・とは思うけれどあたしゃ万一結婚することがあれば彼らと違う形の幸せを掴もうと漠然と考えていたので現在のダンナと喋り倒す形の生活には大変に感謝しているし多分相手よりほんのちょっと満足している方の人間だと思う。 あぁごめんなさいごめんなさい(^_^;)。

 話変わって今年もやらなきゃ英語の勉強。 今の職場に来てすぐ週間ST(ジャパンタイムズの英語学習誌)を定期購読し始めたんだけど英会話クラスは2年前に辞めちゃったし去年は仕事のストレスと部屋を乱雑にしてたせいでそのまま放ってあったので反省して今年からまた読むようにした。 ちなみに今までの分は職場のスタッフさんに熱心なヒトがいるので全部あげちゃったから無駄にはしてないよ(言い訳)。

 12/30−1/6合併号の表紙はフィギュアスケートの浅田真央ちゃん。 小さくて可愛いね・を脱したところに彼女の未来があると思うので次のオリンピックを目指して是非頑張って欲しい(結構旬なヒトが取り上げられるので表紙と関連記事だけ読んでおくと役に立つこともある)。 裏表紙の下の方にある漫画「LUANN(ルアン;主人公の思春期ギャルの名前)」もイマドキの若者が分かって面白いのですぐ読む。 あとは面白そうな記事があれば拾い読みするんだけど結構日本語が半分ぐらいあるので読みやすいよ。 耳で聴く以外の英語を楽しく勉強したい人には是非おすすめ(聴きたいヒトには別売CDもある)。

 毎号映画コーナーがあって日本公開間近の作品が1つずつ写真とシナリオの一部(対訳付き)と面白い解説が載ってるのもウリ。 今回はイギリスの作家ジェーン・オースティンの「Pride and Prejudice(高慢と偏見)」を映画化した同名作品が「プライドと偏見」という邦題で取り上げられてたんだけどこないだCM観てあれっ聞き覚えがあるなぁと思ってたら邦訳読んでた(^^;)。 「ブリジット・ジョーンズの日記」の18世紀版とも言われているらしいが(事実私がこの本を手に取ったのも本屋でそういう売られ方をしていてたまたまタイトルが面白くて買ったのだけれど)昔のイギリス社交界ってのは本当に大変ですな、女性にとっては美貌と実家の財産が主な武器で本心を隠す才知があればなお良し・という感じで(^_^;)。 あたしにゃ到底勤まらないさうひゃー(馬鹿とか皮肉屋には嫌味の1つも言うかぶん殴るかしそうだ・笑)。

 美人で善人の長女にじゃじゃ馬で頭の切れる次女・とくれば若草物語を思い出す向きもあろうが案の定主人公はこの次女である。 しかも最初の出会いが全くロマンティックとかけ離れた男性と恋愛し結婚することになるのだ、あぁ王道(*^_^*)。 女性陣はともかく、この物語の中で魅力的に思える男性はこの主人公の恋のお相手(クールな皮肉屋で謎めいた言動をする。長女に熱を上げるハンサムな資産家の独身男性の友人という設定)しかいないのだがこりゃどうだろう、18世紀の女性は見る目がないのか?(^_^;) しかも原作では次女はまぁまぁの器量ということになってるのに映画だとどう見ても長女の3倍は美人だし(映像化する以上こりゃ仕方ないかねぇハーマイオニーだってあんな可愛いって設定じゃなかったしねぇ)。
 何はともあれこれちょっと観に行ってみようかな、邦訳読んでて主人公がどういう恋をしたのかちょっとイメージが湧かないところがあったから原書で読もうか迷ってたのさ昔。 最近どうも変なストレス溜めててダンナにも迷惑かけてたから普段はほとんど観ない映画に一人で行くってのもオツなものかもしれないな。 そうだ毎日夜帰ってから少しだけでも勉強の時間を取ろうっと自己の充実が社会生活の充実にも繋がるんだなきっと、うんうん(短絡)。

 他にもちゃんと時事ネタやスポーツやゴシップや世界の文化や文法や単語やTOEICのお勉強もあるので学生さんにも安心だ(^_^)。 いい大人なのに今更向こうの小中学生の教科書なんかで勉強できるかってんだ・と思ってるヒト、あなたは正しい(多分)。 ただ英語を好きになれって言われても難しいけど自分の興味を惹かれる話題を英語交じりで読むなら何とかやってみようか、と思えるような週刊新聞である。 「英語でしゃべらナイト」に通ずるものがあるよ(とさりげなくNHKの番宣もする。毎週月曜夜11時からだよ〜)。

 さて裏表紙、5年前偶然に発見されたグアテマラの古代マヤ文明の遺跡がルネッサンス期のシスティーナ礼拝堂にも比肩する文化遺産だよ・という話をちらっと見て新春合併号は読み終わったことにする(インチキ半分)。 明日は1/13号を読まなきゃだ(もう溜めてる)。 たまにはアカデミックに終わろうかな今宵も良い夢をご学兄諸氏m(_ _)m。
posted by らっきー at 21:56| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 文字媒体全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

池澤夏樹さん訳の「星の王子さま」ようやく自分の中で読了した気持ちになったのでちょっとだけ。現物は自宅トイレの棚私は職場。

 いやー毎日寒いですねー。 ようやく風邪が一段落してちゃんと仕事できるようになったらっきーです。 いや自分なりの「ちゃんと」ですが(^_^;)。
 実は今月頭から、テンプレートのリニューアルと同時にカテゴリも1つ増やしてたんだよね。 もともと本の虫で小さい頃から濫読とゆーか新井素子さん風に言えば「読書に淫する」ところがあってその功罪ともばっちり自分の身で引き受けてる感のある私なんだけどここ10年ぐらい文学作品より実用書に目がいってて寂しい気持ちはしてたんだ、ということで何でもいいから本についてぐだぐだ話すカテゴリを・と作ってはみたものの風邪だの職場パニックだので全然書いてなかったさ(^^;)。

 さて「星の王子さま」。 今更言うまでもない児童文学の名作として誰でも必ず名前ぐらいは聞いてるだろうし多分ほとんどのヒトの家にあのシンプルな装丁の本があったのでは。 サン=テグジュペリ作、内藤濯(あろう)訳という変わった名前が2つ並んだ下に王子さまの絵がある表紙のインパクトは子供心に大きくて、私も買ってもらってから何度読み返したか分からない。
 …けれど忘れているものなんだなぁ、最後に読んでからたっぷり30年近く経過しているけれど今あの本について思い出せるのは本当に断片的な内容といくつかの言い回ししかない。 それでもその寓話とも言い難い不思議さが何故か心に残っていて、リチャード・バックの「カモメのジョナサン」と共に大好きな本の1冊だった。

 今回池澤訳(敬称略)を読んでようやく分かったのだ、あぁこの話は児童向けではなかったのだな・と。 内藤訳は格調高かったけれど子供には難しい部分もあって、しかも語り手は砂漠で遭難したボクなのだけれど主人公は星の王子さまだから話の流れも掴みづらい。 そして自分で描いた箱の中のヒツジが見えなかった大人のボクにしかこの話は語れないのだ、なんか胸の中にすとんと理解が落ちてきた感じ。 好きなお話を好きな作家さんに訳してもらえて私は幸せだ(*^_^*)。
 あ、ひとつだけ注釈を入れると原題の"Le Petit Prince"を「小さな王子さま」ではなく「星の王子さま」と訳したのは内藤氏の英断であり、これは池澤訳にも注記の上で踏襲されている。 他にどう変えようもない名訳だと思うので池澤氏は正しい。

 個人的に池澤訳の白眉はキツネが王子さまに語る「大切なことは、目では見えない」という言葉だと思う。 このシーンは物語の中でも重要な部分なのだけれど、内藤訳では確か(記憶違いだったら本当にごめんなさい)『大切なことは、目には見えない』となっていた。 これも素敵な言葉で、事実私は以前ユニークな掲示板システム”掲示板的コトバ宇宙「−宙」”に参加してた時にこのフレーズをアイキャッチ(宙の名前の下に入れる文章)に使っていたのだけれど。

 あ、目を使っても見えないけれど、大切なことは他の手段で「観える」のだなぁ。 そしてソレは多分「心で」などと言い古された手段ではなくキツネ風に言うと「大人に説明するのは面倒だけど簡単な手順の積み重ねで」可能なんじゃないかと。 いや氏の意図とは全然違ってるかもしれないから信じないでね(^^;)。
 他にも物語を流れる雰囲気が池澤訳では鮮明に感じられる。 黄色いヘビとの最初の会話、私は忘れていたのだけれど今朝ぱらぱら読み返してようやく話が繋がった。 鈍なるかな我。
 作中のボクと同じように作者は砂漠に不時着して生還した経験を持つが、最期はその6年後だったか飛行中に消息を絶って死亡したことになっている。 あるいは「ボク」は彼のヘビに会ったのかもしれない、そして王子さまの星へ行ったのかもしれない、そう思うと少し楽しい。

 断言してしまおう、これは子供向けの本ではない。 子供の目を忘れない、忘れたくない大人のための本であると。 多分児童文学の多くがそうであるように。


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 なんか無駄に語っちゃったな、余計な雑音はさておき素敵な訳なのは間違いないので小さなお子様をお持ちの方々は自分(と将来の我が子)のために1冊お求めになって楽しまれると良かろう。 取りあえず珍しくも平日お昼のエントリはこんなところで。 いや他にもついうっかりこーゆーのを衝動買いしちゃったりと話題はあるんだけどまたあとで〜。
posted by らっきー at 15:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 文字媒体全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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